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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ドクター、「悲愴」と「月光」の美しい音色

2020年10月22日 | レッスン日記(大人)

ドクター(大人・男性)

「悲愴第二楽章」を、最初から通して弾いてもらいました。

ドクターらしい音色が美しいです。

楽譜も全然見ないでスラスラと弾いてる。

ヒバリもすっかり安心して「聴き手」となり、ドクターの音色を楽しむことに没頭です。

もうすっかり熟成の域に達し、ゆったりとそして深々とした音色が心地良い。

ゆるやかに曲がフィニッシュへとかかり、最後の和音が・・・

アレ?

どこだっけ?

ここだっけ?

忘れちゃった・・・

残念。(+_+) 

もう一息のところで、度忘れしてしまいました・・・(;^o^)

えへへ、と笑って再度やり直し。

今度はきれいに終われました。ホッ

そういうお茶目も含めて、穏やかなドクターらしい個性が発揮された演奏でした・・・

「悲愴」の後は「月光・第一楽章」。

前回は半分ちょっとくらいまで練習を進めたところだったのですが、今日は何と、最後まで!

独力の予習で、全曲弾き通していたドクター、すごい。

読譜力、そしてそれを解読・解釈する実力があるからこそです。

今日は、淡々と流れでいく中で、ともするとテンポが走りそうになるのを防ぐため、曲の節目でほんの少ーしリテヌートをかけ、フレーズの終わりの(同時に次のフレーズの始まりともなる)音を ちょーっとだけテヌートする裏技をお伝えしたので、数カ所の「ここ!」という場所でコレを使って、さらなる幽玄の世界を描いてください。

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Mちゃんの伴奏、ヒバリ先生の作戦は

2020年10月22日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小5):

「エリーゼのために」。

まずは全体を弾いてみます。

ずいぶんピアノの音がやわらかく流れ、手の動きもしなやかになって、先週のレッスンとは見違えるようにきれいになっていてびっくりです。

先週までは「フレーズの最後をスッと抜いて!」「押さえないで!」「休符を忘れないで!」とうるさく言っていたのですが、それが見事にクリアされるようになりました。

これで、ぐっと美しく大人っぽい音色に変わります。さすが高学年。

ヤマ場となる後半も、大分前半のスピードに追い付いてきました。

完成も間近です!

ところで、Mちゃんには、今年の発表会で自分の曲以外にも下級生のフォローや伴奏をいくつか頼んであります。

「これでしょ。『スヌーピーのハッピーダンス』。ドレミー、ミレドー、レードー...」

Mちゃんは、前に渡された楽譜を見て言っています。

「そう、そうなんだけどね、それをMちゃんは、1オクターブ高く弾いてもらいたいんだ。」

「ここ?」

「そうそう。それでね、メロディーの下に、こういうメロディーをもうひとつ、並行して弾いて!?」

先生は、音符の下にエンピツで、そのメロディーを書き込みました。

「えー?」

「それとね、この、合間のとこで、こういうフレーズをね・・・」

こうして、小出しにジワジワとアレンジが書き込まれ、けっこうな伴奏になってきました。

「スヌーピー、お願いね。それとこの『おふねにのって』はね」

「コードを弾けばいいんですか?」

「っていうか、コードは右手で弾いて。で、左手はどうするかっていうと、こうやって」

先生は左手でベース、右手でリズムを刻む、8ビートロックのパターンを弾いてみせました。

「ねっ、左手は トーン、ト、トン、そして右手が、その合いの手に入っていく。やってみて」

Mちゃん、弾いてみているうちにだんだんパターンに慣れてきてる様子です。

「ほら、できるできる。これお願いね。あと、オープニングだけどね。Mちゃんの楽譜はこれ」

この間渡したメロディー譜とは違う、和音の連続ばっかりのハーモニー譜です。

「え~?これ何ですか~?意味不明・・・」

「死んだ?(笑)」

「もう死んでる~(笑)」

先生はもう大爆笑となってしまい、オープニングはまた来週あらためてやろう、ということでMちゃんは解放されました。www

Mちゃんももう5年生、ヒバリ教室の発表会は4回目になります。

これからはだんだん、自分より下のみんなの伴奏をしたりフォローしたりという「上級生の役」ができるようになってもらいたいです。

そして、教えておいてあげるけど、最初見て簡単だと思っていた楽譜が いつの間にかジワジワとバージョンアップされていって、最後には予想外のハイレベルアレンジになってた。ハメられた!というのは、ヒバリ先生のいつもの手なんで。

それで、みんなちゃんと弾けるようになってるんだから、別にいいでしょ?

ヒバリ教室の上級生たちは、みんなそうやって鍛えられてきたのだよ。

Mちゃんもがんばってね。(笑)

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フィナーレ「歓びの歌」のボーカルお願い♪

2020年10月22日 | レッスン日記(大人)

Kさん(大人・男性):

ピアノ弾き語りの「サー・デューク」、ずいぶん上手になりました。

歌は全く心配ないので、レッスンの中心はピアノ、それもメロディーじゃない部分・・・歌の前後のオマケ部分がメインです。ってなんか変だけど。

イントロのユニゾンは大分前に出来上がっていて、あとはエンディングのユニゾンだけ、それも大分出来上がりました。

Kさんはヒバリの提案した「フレーズごとのアクションを完成させて。フレーズとフレーズの間が空いてもいいから」という練習方法を、地道に繰り返したのだろうと思います。

フレーズごとのアクションずいぶんうまく弾けるようになりました。

今度は、そのフレーズからフレーズへ、すみやかに移動し、間をつめていく練習をします。

最後の大詰めなので、がんばりましょう。

今日は、先週提案した、「フィナーレのボーカル」のアレンジをどうするか、簡単に打ち合わせをしました。

歌はベートーヴェンの「歓びの歌」、英語にすると「ジョイフル・ジョイフル」というタイトルと歌詞がつけられています。

これを、発表会本番では全員合奏にするので、Kさんにはもちろんボーカルで参加してもらいたいです。(歌のプロなので)

ジュニアクラスの生徒たちがキーボードやリコーダーで参加する関係上、KさんのボーカルもキーはGで、ということにしてもらいました。

全体アレンジはこれからするんですが、だんだん役割とかが決まってきて楽しみになってきてます。

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