HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

コンサート開きます。

2014年02月28日 | 発表会・コンサート記録
突然ですが、コンサートを開きます。

いつも一緒に演奏しているユニット「おゆみとピーコ」のデュオコンサート。
相方のおゆみとは、長年一緒にデュオをやってきているのですが、その長い間に弾きためた曲が けっこうな数になっていることに ひょっこり気づいたのが、昨年の暮れ頃です。

その時その時、二人で選んだ曲。
二人ともが好きだった曲。
そういう思い出の曲たちを、もう一度思い出して、再現してみたら。。。

ってことで、あっという間に「コンサート」が決まりました。
開くのは 4月です。
冬に決めて春に実行。
早すぎ~

どうなるかな・・・




ビリーブ♪

2014年02月27日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
Hちゃん(年長):
1月ごろから始めている「うたえる!ひける!ピアノ曲集(2)」を 楽しんで練習しています。
これまで使っていた「ピアノひけるよ!ジュニア1~3」と同じ系列の、DOREMI出版の本ですが、今までの本とは大きな違いがあります。

今までは、ピアノを弾く「指の都合」を優先させた選曲のもの中心でした。
右手の元指(ド、レ、ミ、ファ、ソ)を置きさえすれば ぜんぶ弾けてしまう歌、たとえば「ちょうちょ」とか「ぶんぶんぶん」とか。
少し範囲が広がっても、元指からせいぜい1つか2つ、音域が広がる程度の歌を中心に、テキストが編纂されていたのです。

ところが今やっている本はちがいます。
同じ「知っている歌」を集めたものでも、これまでの幼児向きとは違い、指の都合を気にせず、音楽性やリズム感を最優先した上で、みんなの知っている楽しい歌を集めました、というコンセプトとなっているのです。
しかも、Hちゃんはもう大分弾けると判断したので、いきなり第2巻!
しかも、これまでは横長の本だったのが、このたびは縦長!

「クラリネットをこわしちゃった」「春が来た」など、メロディーはなじみやすくても、ピアノで弾いてみると音域が広く、多様な指使いを駆使しなければいけないような「ハイレベル」な曲がそろっているので、「むずかしい~」と弱音を吐きそうになったり、「楽譜が高い~」と見上げたり、ということもあるHちゃんです。
そのたびに
「そりゃそうよ、だってこの本は、小学生用なんだもん。幼稚園用じゃないんだもん」と、先生は どんなにこの本が大人っぽくて難しくてかっこいいか、ということを強調します。
もうすぐ幼稚園を卒業して、4月には小学校に入学するHちゃんですから、そういわれると
「そっか。小学生の本だもんね!もう小学生用の本、つかってるんだもんね」と 誇らしげにニッコリし、またがんばって楽譜に取り組むのでした。

さて、今日、レッスンに来たHちゃん、「わたし、これ弾けるよ!」と楽譜を開くと、いきなり弾き出したその音色は・・・
「ビリーブ」だ!
小学校の卒業式や、学芸会などのイベントでよく歌われる曲ですが、幼稚園児のレッスン課題にはとてもとても難しい、もう、バリバリJ-POPといっていい「大人の歌」です!!!
たまげた!
「うわあー、スゴイね!!!なんで~?なんで弾けるの?」
「幼稚園で、歌ったの。そうしたら楽譜があったから、弾いてみたら、弾けた!」
「ちょっと、もう一度弾いて!先生、伴奏するから」
そうして、二人で弾いてみたら、もう、うるうるしてしまうぐらい素敵な連弾になって・・・
弾き終わったとたんに、先生は言いました。
「いいこと考えた!」
Hちゃんも言いました。
「発表会?!」
「うん!どう?」
「わたしも、そう思った!」
「よしっ、決まり。誰かに伴奏頼もう。今から来るM4ちゃんとかさ。それと、あとでママがお迎えに来たら、今みたいに二人で弾いて、びっくりさせようよ」
「うん、わかった!」
「内緒だよ!」
こうして、たちまち二人のサプライズ計画はまとまり、わくわくしながら、お迎えのお母さんを待ちました。
お母さんに連弾を聴かせてびっくりさせ、次にやってきたM4ちゃんに発表会での伴奏を依頼し、トントン拍子に、来年度発表会の新ユニット・第一号が誕生したのでした。

あー、レッスンはおもしろいなー。
こうやって、いきなり大ヒット企画が成立しちゃったりするんだもんなー。

雪かきとスノーマン

2014年02月09日 | レッスン日記(小中高生)


昨日丸一日、そして明け方まで降り続いた未曾有の大雪が積もり、東京では45年ぶりの積雪の朝となりました。
外は一面の銀世界です。

今日は、東京都知事選の日なので、朝早くから地域の人たちが投票所に向かいます。
皆さんが歩けるように、早く雪かきをして道をつけておかなくちゃ!

ヒバリは朝から、雪かきスコップを持って家の前の道にでました。
降り積もった雪を2~3回、スコップですくってみたら、あんまり雪が真っ白でふんわりして、しかもこれまでみたこともないほどふっくらと分厚く積もっているので、ヒバリは思いました。
この雪を、ただすくって道端に投げ捨てるなんて、もったいなさすぎる!
まあるく丸めて、ゴロゴロ転がしていけば、雪も取れるし雪だるまも作れる。
それがいいじゃん。

そう思ったので、さっそく雪かきスコップを放り出し、3段重ねの雪だるまを作りました。
庭のバードフィーダーで小鳥たちにあげてる、半切りのミカンの皮を拾ってきて鼻にし、目と口を指で描いて、植木鉢の帽子をかぶせて完成です。

完成するまで、近所の大人の人は誰も通らなかったので、よかった、見られてなくて!と思っていたら、後でご近所の奥さんが通りかかり、
「さっき、一人で大きな雪だるま作ってたわね!二階の窓からずーっと見てたよ」と言われてしまった。
シマッタ、見られてたか。


大雪の日!ソナチネの練習

2014年02月08日 | 音楽のツボ
朝から「45年ぶり」という大雪が降りしきっています。
午後いちでレッスンの予定だったNちゃん(小3)は、他の日に変更しましょう、ということにしたのですが、3時からのY子ちゃん(中2)は 「大丈夫です!」と、雪の中を元気にレッスンにやってきました。さすがだ。
だって、雪が上からだけ降ってくるんじゃなくて、下から上に吹き上がってるんだよ!

まず「バーナム」で、手と指のウォーミングアップをしてから、「ソナチネ7番」の第三楽章です。
Y子ちゃんは「まだ右手と左手、別々です」と言って弾きましたが、小規模なソナチネなので 第三楽章も1ページとちょっとです。
音の間違いや指使いなどを数か所チェックしたあとは、少しずつ区切って部分練習を併用しながらリードしていくと、レッスン時間の中で 最後まで完成させるところまで到達できました。

一人で予習してくるときには、「まず右手」「次に左手」「両手まで進める時間がなかった」という感じになるのだろうということが想像できますが、いつでも必ず、その手順を守らなければいけないということはありません。
自分で工夫して、
「この部分は、最初から両手で弾ける」
「この部分はややこしそうだから、細かく分けて音を確認してみよう」などと 場合に応じた練習をすると、短い時間で効果の上がる練習ができます。
何より、指の練習のみに終始せず、音楽そのものを把握し、より音楽的に弾ける工夫をすることが、早い完成にもつながり、曲を弾く満足感や達成感にもつながります。

Y子ちゃんはとてもまじめに良く練習する優等生なので、着実にテクニックを身に着けています。
そういうY子ちゃんだからこそ、時にはメロディーの完成や曲の表現を優先させて、ちょっぴり満足感を先取りしてしまうのも、練習過程としてはアリだと思いますよー。

ブルクミュラーと曲集と

2014年02月06日 | レッスン日記(小中高生)
毎週 木曜日に、レッスン室で顔を合わせるM4ちゃん(小3)とSちゃん(小4)。
Sちゃんが自分で「私たちって、木曜日だけの姉妹みたい!」と言うように、とても仲良く楽しく、良い関係を作っていてほほえましいです。

昨年の暮れに、二人とも それまでやっていた子ども向けの初級テキストを終え、そろって「ブルクミュラー」、そして「ピアノで弾くクラシック名曲集」の2冊を 新しいテキストとして先生からもらいました。

二人とも、ブルクミュラーと曲集を交互に進めていく、というスタンスをとっています。
ブルクミュラーは 基本テキストであり、各曲に課題も盛り込まれているので順番にやっていくとして、曲集の方は、それぞれが「好きな曲、弾きたい曲」を第一条件に、曲を選んでいくことにしています。

暮れに新しくもらった本ですが、これまでに二人とも、ブルクミュラーは3番までを終え、曲集のほうも2曲目を選ぶまでに進んでいて、大変良いペースです。

同じ曲を弾いても、一人一人の個性が表れて、Sちゃんは勢いよく力も強く、ダイナミックで どちらかというと男前な弾きっぷり。
そして小柄なM4ちゃんは、しなやかなリストを上手に使い、はつらつとした中にも細やかなタッチが生きた弾き方となっています。
二人とも元気な曲が好きなようで、この次に弾くのはM4ちゃんが「ベートーヴェンのトルコマーチ」、そしてSちゃんが「天国と地獄」と決まりました。

二人の生き生きした演奏が、聞えてくるような選曲ではありませんか。
来週、練習してきた演奏を聴くのが、とっても楽しみです。

クラリネットをこわしちゃった

2014年02月06日 | レッスン日記(小中高生)
Hちゃん(年長):
昨年の暮れに「ピアノひけるよ!ジュニア3」がめでたく終了し、「うたえる!ひける!ピアノ曲集2」と「オレンジのバーナム」に進んでいます。

「ピアノ曲集」は、パラパラと見ると 知っている曲がいっぱい出ていて、がんばる気持ちが引き出されるようなテキストです。
本をもらって、Hちゃんが最初に選んだのは「クラリネットをこわしちゃった」でした。
これは、ヘ長調で書かれていて、音も随分飛ぶし、Hちゃんには大分難しいのですが、「弾いてみたい」という気持ちを優先し、「伴奏はしなくていいから右手のメロディーだけがんばろう」ということにしていました。
チャレンジの曲の場合、こういう使い方もアリだと思っています。
期待に反することなく、Hちゃんは ひんぱんに出てくる「シの♭」も恐れることなく、堂々と弾きおおせることができました。
「クラリネット~」でがんばったので、次の曲は、最初の方のハ長調で簡単な曲にしようよ、と提案し、ちょうど春に向かうし「はるがきた」を次の課題としました。
この曲は、最終的には両手で弾いてもらいたいと思っています。

二楽章って 意外と上手かも

2014年02月05日 | クラシック曲
Hさん:
ハイドンの「ソナタホ短調」が 第二楽章まで弾けたので、今日は一楽章・二楽章通して弾いてもらいました。

第一楽章は、これまでHさんのレパートリーには登場しなかった、荒々しい迫力のある、どちらかというと暗く思いイメージの曲。
そして第二楽章は、一楽章とは違った意味で Hさんが苦手としてきたタイプの曲でした。

ゆったりとしたテンポでありながら、16分音符、32分音符、イレギュラーな装飾音符、アルペジオ等々が ふんだんに盛り込まれた、終始キラキラキラキラと とにかくゴージャスな曲なのです。
ゆったりが待ちきれない・音符の分割が苦手・というHさんには、これまでなるべく避けたいタイプの曲であったのです。

ところが!
こうして一楽章・二楽章続けて弾いてみると、意外に ゆったり・キラキラの第二楽章がぴったりはまってる。
もちろん、Hさんの努力のたまものなのでしょうが、案外、食わず嫌いだった こういうタイプの曲が得意なのかも~ と思ってしまった。

Hさん、次は第三楽章です。
打って変わって、テキパキとアップテンポの曲。
お得意のタイプですよ!
がんばりましょう。

さよなら 西野カナ

2014年02月04日 | レッスン日記(小中高生)
Aちゃん(中2):
日がとっぷりと暮れた夜7時半、凍えるような寒さの中 Aちゃんはやってきます。
学校が遠く帰りが遅いので、どうしてもこの時間になってしまうのですが、Aちゃんは疲れた様子も見せず、楽しんでピアノに通ってきています。

今は、大好きな西野カナの「さよなら」という歌をすてきに弾けることを楽しみに、少しずつ難関をクリアしながらがんばっています。

ポピュラーソング特有のフレーズ感や アクセントの付け方、レガートの弾き方などがだんだん身についてきているので、いつかは、先生にいちいちリードしてもらわなくても、自分でポピュラーの新曲を弾いていけるような力を 身に着けてもらえたらいいなと思っています。

アルプスの夕映え 最後まで

2014年02月04日 | クラシック曲
Tちゃん(小6):
昨年の終わりごろから 目に見えて成長著しいTちゃんです。
ブルクミュラーと 名曲アルバムを、交互に練習するという形をとっていて、今は 以前に発表会で聴いて憧れていた「アルプスの夕映え」を練習しています。

さすがに好きな曲だけあり 練習も意欲的にやっているようで、もう曲の最後まで到達することができました。
もともと指が長く、恵まれた手を持っているTちゃんですが、このところ身長がまたぐっと伸びて、「アルプスの夕映え」のような、華やかなブロックコードの曲が 迫力たっぷりに弾けるようになってきました。

それに、Tちゃんちは、昨年末にデジピも新しく買い換えてもらったのです。
「いい音出る?」と聞くと
「うん!」と 大満足な笑顔でうなずいていたTちゃん。

この勢いに乗って、華麗なるジュニアピアニストへと成長できそうだ!

下北沢節分祭りとハモプリ2月練習

2014年02月01日 | 下北沢いろいろ
1月は、ついに一度もブログの更新をしないまま、2月になってしまいました<(_ _)>

 

で、本日は2月の第一日、土曜日です。
今日は、ヒバリんちのすぐそばの「下北沢一番街」で、節分の豆まきと 天狗道中、という行事が行われます。
下北沢の街の守り神(?)の 大天狗やカラス天狗、七福神や年男・年女のみなさんが、時代衣装に身を包んで練り歩き、「福は~うちー」「福は~うちー」と豆まきをするのです。
(下北沢の豆まきでは「鬼は外」とは言いません。「福は内」だけです。)

そして、今年は「天狗道中」の日、そして開始時間が、月1の練習であるハモプリの練習日・開始時間と ぴったり一致していたのです。

なのでヒバリは、メンバーのみんなに呼びかけ、ヒバリの家に到着したら靴やコートを脱がず、そのまま一番街へ直行して 豆まきを見物しよう、と提案しました。
ヒバリの素早い対応のおかげで、メンバーは全員、間違ってレッスン室に入ってしまうことなく、ダイレクトに一番街へ直行し、目の前の「庵原屋」さんで 一番街名物の「おこし」や「干しイモ」を買って 楽しい天狗道中を見物することができました。

天狗道中が終わって、豆も拾い終わったあと、我らはゾロゾロレッスン室に戻って、歌の練習をしました。
月に1回のハモプリの 2月度の練習は、こうして月の初日に ソッコー終了したのでありました。