HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ハモネプ★スターリーグ3

2013年04月02日 | その他日記
ふだん、いろんな分野で活躍している芸能人の皆さんが いくつかのチームを組み、アカペラコーラスのハーモニーを競う「ハモネプ★スターリーグ」、今回は第3回です。

俳優さん、声優さん、それにもちろん歌手の人、お笑い芸人の人、それぞれの分野ではいっぱしの芸能人のみなさんが、すごく緊張しながら、チームのみんなと心を合わせて繊細なハーモニーを奏でる姿は、とてもすてきでした。
真剣にやってる「素」の顔は、どの人もとても美しいと思いました。
ハーモニーもリズムも、驚くほどよかったです。
アレンジや選曲によって、出来栄えがよかったり、惜しかったり、というぐらいで、みんな上手だったよ!
でもやっぱり、優勝したチーム「G7」のリードボーカル、ジェロさんは、英語の歌さすがだった。
ミュージカルかジャズシンガーだったね。
スーツも帽子も似合ってたし、こういう歌、また歌ってほしい

トムは真夜中の庭で

2013年04月02日 | 読書・絵本
5年生のTちゃんや 子どもたちの成長が早い、という日記を書いていて、頭に浮かんだのが「トムは真夜中の庭で」という本です。
これは、イギリスの女流作家フィリパ・ピアスが書いた、一応は児童文学というジャンルに入れられている作品ですが、むしろ大人が読むと深い味わいのある物語だと思います。
私の別サイト「絵本の部屋」にも載せているので、読んでみてね。
「スケートの絵本」の中にあります。

内容については、昨日の日記にも張ってあるリンクなどからお読みいただくとして、この「トムは真夜中の庭で」では、不思議な少女ハティがどんどん成長していく、というのがすごく印象的なのです。
それで、私は 生徒のみんなが 見るたびに成長していく姿を見て、いつもハティのようだと思ってしまいます。

そして、ハティを思い出すと、私にはもう一つ、思い出す小説があるのです。
それは、アメリカのロバート・ネイサンが書いた「ジェニーの肖像」。


時空を超えて出会う少年(青年)と少女。
少女だけが どんどん成長していく。
「時」が重要なキーワードとなっている。「もう時間がない」というセリフが、どちらにも出てきます。

こういう共通点があるのですが、もう一つ、どちらにも「スケートの場面」があるのも、不思議で素敵な共通点!
ほら、ヒバリはスケート好きだから

ただ一つ、決定的にちがうのは、「トム」の方は 間一髪、『時間に間に合って』ハッピーエンドなんだけど、「ジェニー」の方は、『間に合わなかった』こと・・・
こっちは、「トム」と違って、大人の小説だから、ハッピーエンドにならなくても仕方なかったのかな

どちらも映画になっていて(「トム」は日本では未公開)、私は両方ともYOUTUBEで観ました。いい時代だ!
「トムは真夜中の庭で」、そして「ジェニーの肖像」、どちらも小説も映画もとてもいいので、興味のある人は見てみてくださいね。

Tちゃん-ハティのように

2013年04月02日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小5):
先週は春休みでお休みだったので、2週間ぶりのレッスンでした。
なんか、見るたびに身長が伸びて成長してる。
まるで「トムは真夜中の庭で」のハティを見てるようだ・・・



Tちゃんだけじゃなく、ほんとに子どもたちの成長は早いです。
ピアノだって、どんどんうまくなっちゃう。
先週できなかったことが、今日はもうできるようになってる。

今日、Tちゃんはランゲの「花の歌」の冒頭をレッスンしたのですが。
前回のレッスンで、「うわあ・・・やっぱり発表会の曲は難しい・・・」と言っていた、左手の広い範囲のアルペジオが、今日は楽々と弾けるようになっている。
音の固さがあったので、手の使い方を少しアドヴァイスしたら、見違えるように柔らかなアルペジオになりました。
それじゃ、もう少し先へ進んでみよう、ということで、次のブロック・・・オクターブの音を保持しながら、間に和音でリズムを刻んでいく、というパターンをやってみました。
オクターブを押さえておくのがギリギリで、ましてその中に和音を入れていくなんて、
「うわあ、きつきつ・・・無理・・・手が痛い」と言いながら弾いたのに、ちょっとコツを教えただけで、たちまち楽々弾けるようになってしまった。
「きつくても、いっしょうけんめい努力すれば、どんどん広がるようになるからね。ほら、今の時間だけで、もう広がっちゃったよ」
「ほんとだ。もう楽に弾けるようになった」
Tちゃん自身も驚くほどです。

すごいな~ハティ じゃない、Tちゃん。
子どもたちの時間は、私たち大人とは違う次元のようだ。
私も、子どもたちに負けないように、いっぱい練習しなきゃダメなんだ。
大人の時間の世界では、もっともっと、何倍も時間かけなきゃ、子どもの時空には見合わないんだと思うから。

今 たまたま登場してしまったので、「トムは真夜中の庭で」については、また改めて書きたいと思います。 

思い出のバイエル(の絵)

2013年04月01日 | その他日記
昨日の続きです。
ヒバリが幼稚園の頃に習っていた「黄色いバイエル」の中で、忘れられないさし絵があったことを HPに書きました。
今になって、その絵を どうしても確認したくなったヒバリは、なつかしの黄色いバイエルを購入したのでした。

HPの文章はこうです。
「46番の『ドレミファソファミレ、ドレミファソー』という何の変哲もない曲のページに 月夜にウサギがはねているようなさし絵があって、その曲とウサギをセットで覚えていて、とても懐かしいすてきな曲だと思っていました。」
そのさし絵は、上の絵です。
みて! ちゃんと、跳ねてるウサギと、月も描いてあるよ!
ページ全体では、こう。

また、もうひとつ
「50番の『ドレドレドレ、ミファミファミファ・・・』という、これこそ何の工夫もない練習曲のページには、笛かラッパのような楽器を吹いている男の人と犬の絵が描いてあり、なんかクラリネットの響きが聞こえてくるような気がしていて、その男の人と犬を見てこの曲を弾くと、なにか物語が感じられて、とてもすてきな曲だという気がしていたのでした。」
その絵はコレです。合ってる!合ってるよね?!


ページ全体では、こう。

私は、何十年も昔の自分の記憶を確認して、「やっぱりこの通りだった!」と安心しました。

それにしてもこの「黄色いバイエル」、扉の部分をみたら、1957年初版 と印刷されていました。
今からなんと56年前です。
半世紀以上もの長い間、一切の改定もアレンジもなく発行し続けてる「全音バイエル」って (@o@)