HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

弾き語りはハミングやコード弾きで工夫して

2021年01月28日 | 弾き語り

Kさん(メンズ)

弾き語りができるように、という目標でレッスンしています。

ただ今の課題は「What A Wonderful World(この素晴らしい世界)」です。

ルイ・アームストロング(サッチモ)さんの歌で有名な、とても美しい曲。

「きらきら星」によく似たメロディーです。

しっとりとしたこの曲を、スローバラードのバッキングを付けて歌う、というのが最終目標で、今日は前半のAメロ部分をレッスンしました。

Kさんはリズム感もいいし、コードのセンスもいいので、ベースの動きなど私が言わなくても、きれいな流れになるように音を選んでいて、有望です。

ピアノだけなら、真剣に集中してなんとか弾けるし、歌だけなら、これはもうお手の物、なんですが、ピアノを弾いて同時に歌も歌うとなると大変です。

どっちかに集中すると、どっちかがおろそか、というか放置状態に。

何も、すべて完璧にやらなくてもいいので、たとえば歌は歌詞なしでハミングかスキャットとかにしておく、それとか伴奏はリズムや分散和音じゃなくコードを押さえるだけにする、など、少しハードルを下げて、取り組みやすい方法を工夫しながら、徐々に高いハードルへとシフトしていけばいいのです。

「弾き語り」はほんとに大変だけど、それが目標なんだから、がんばりましょう。

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS



黒鍵だけで ”かごめかごめ”

2021年01月27日 | レッスン日記(幼児)

Kちゃん(年長):

先にレッスンが終わった、仲良しのMちゃんを名残惜しく玄関まで見送って、それからKちゃんのレッスンです。

この前もらったむらさき色のバーナム、そして「たのしいピアノレッスン」、Kちゃんの指はなめらかに動いて、右手と左手それぞれ違うパートを合わせるのも、慎重にきちんと弾けていて、1年間で本当に上達したなあと思います。

先週「紅蓮華」の楽譜をあげたのですが、今日はもう1つ、「かごめかごめ」の楽譜も渡してみました。

「紅蓮華」と同じく、「かごめかごめ」も子どもたちには人気らしいので。ちょっと怖い歌・・・

今の段階でのKちゃんなら「かーごめ、かごめ」のメロディーを「レーレミ、レレレ・・・」の音符で書いてあげれば実力相応なのですが、今回あえて違う弾き方にしてみました。

 

右手は、この3本の黒鍵だけを使います。そして時おり、左手で

 

2本ならんでいる黒鍵の、右側の音をたまに投入するだけ。

ぜんぶが、黒鍵だけでひけるのです。

そして、楽譜もそのように。変ト長調(フラット6個)の調号で、ソ、ラ、シ、(時々ミ)の楽譜にしました。3つ+1つの音だけなので、解読できると思いました。

Kちゃんに説明して弾いてもらったら、初めは少し戸惑ったようですが、すぐにどんどん弾けるようになり「わかった気がする!」と、理解できた顔になっていました。

小さくても、ちゃんと理解して弾けるのだと確信しました。

黒鍵だけで弾くのも、新鮮で面白いんじゃないかと思うので、やってみてね。

HP HIBARIピアノ教室 

Facebook   Hibari Music Lesson

 


MちゃんKちゃん、仲良し二人

2021年01月27日 | レッスン日記(幼児)

Mちゃん(年長):

「うたえる!ひける!ピアノ曲集」を順調にこなしています。

「ぶんぶんぶん」、「かっこう」、「いっしゅうかん」、「ちょうちょ」と弾き進め、次回は「せいじゃのこうしん」をやろうね、ということになりました。

このテキストもあと残り数曲となり、もうすぐ終わりそう。

Mちゃん、ずいぶん音符がスラスラ読めるようになったなーと思います。

レッスンが終わりに近づいたころ、次のレッスンのKちゃん(年長)が来ました。

レッスン室に駆け込んできたKちゃんの顔を見て、Mちゃんの顔もパーッと輝きます。

二人は保育園の仲良し同士。

「ね、ちょっとだけ、一緒にやろう?!」

Kちゃんが熱心に言うので、ちょっとだけ、一緒にカードを使ったリズムゲームをやりました。

四分音符、八分音符、四分休符などのカードをランダムに並べてリズムを打つというものです。

二人一緒だと、楽しさ倍増。

大はしゃぎしながら、1回だけの約束が3回になってしまいました。

さっきまで保育園でいっしょだったのに、こんなに離れがたい二人。ほんとに仲良しなんだね。

また今度ね。

HP HIBARIピアノ教室 

Facebook   Hibari Music Lesson


 


Sちゃん、スズのリズムと即興演奏

2021年01月27日 | レッスン日記(幼児)

Sちゃん(年少):

まずはリズムからです。

教室にはいろんな打楽器があるのですが、今日はSちゃん、「スズがいい」というので、Sちゃんはスズ、先生は同じようにシャラシャラがついてるタンバリンを持って、リズム打ちを始めました。

最初はいつものように タン・タタ・タン!とか タタタタ・タン!というようなリズムから始め、少しやってから、スズとタンバリンの特性を生かし、シャララーン!とスズを振るパターンも混ぜながら、少し複雑なリズム打ちへと発展させてみました。

たとえば、

タン・タン・シャララ~ン! タン・タン・タン! とか、

シャララ~ン!タン・タン、 シャララ~ン、タン! といったような感じです。

興が乗ってきたので、今度は立ち上がり、足踏みをしながらリズム打ち。

手も足も大きく動かして、体じゅうで元気いっぱいにリズム打ちを楽しみました。

テキストの音符弾きをやる前には、先生と一緒に即興演奏のセッションも。

今日の演奏は、ブラジル系のおしゃれな曲になりました。

とてもごきげんないい曲が弾けたのですが、即興なので残しておけなくて残念です。

そのあとテキストをいくつか弾いて、今日も充実したレッスンでした。

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS


耳コピのこと

2021年01月26日 | 音楽のツボ

先日Tくんにあげた「紅蓮華」の楽譜。

Tくんに限らず、弾きたい人がいっぱいいるので、みんなのために作ったものです。

ほんとはこの曲、原曲通り忠実に採譜すると、ものすごく複雑な楽譜になってしまうのですが、今回はできるだけわかりやすく、初心者の人でもがんばれば手が届くような楽譜にしました。

だって、「鬼滅の刃」や「紅蓮華」は、保育園の子どもたちから大人まで、みんなが好きなものだからね。だからみんなが弾けるように。

この楽譜を見ながら音をつかみ、細かいノリやニュアンスは、耳で聞き取ったイメージで補いながら弾けば大丈夫。耳を研ぎ澄まして、原曲のイメージが再現できるようにがんばって、そして楽しんで弾いてもらいたいです。

ほしい人には楽譜をあげているのですが、今日Lちゃん(小5)が来た時に「欲しければあげるけどでも、自分で弾いてる?」と聞いてみたら「楽譜があるなら欲しいけど、自分でも弾いてる」とのこと。

ちゃんと原曲通りに耳コピして弾いているようなので、楽譜はあげなくても大丈夫としました。

Lちゃん、普段からいろんな曲を耳コピして、コードもつけて弾いているようです。

もうそういうことができるようになっていたんだね。とても嬉しいです。

Lちゃん以外にも、Sちゃん(高2)やNちゃん(高1)たち上級生は、みんな耳コピにずいぶん慣れて、レッスン以外にもいろんな曲を弾いて楽しんでいるようで頼もしい。

耳コピは楽しいし便利なので、下級生のみんなも、だんだん耳コピができるようになっていくといいな。

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS


「グリーン・スリーブス」をリュートの演奏で聴いた

2021年01月26日 | いろんな歌・いろんな曲

Lちゃん(小5):

「アルフレドピアノライブラリー」が確実に進んでいることもあり、今日から並行して「エリーゼのために」も練習することになりました。

前に渡してある「曲集」にも載ってるし、ピアノをやってる人が一度は弾いておきたい「エリーゼのために」ですからね。

Lちゃんなら十分余裕で弾けるレベルですし。

今日は、冒頭Aの部分をレッスンしました。

一昨年の発表会で「乙女の祈り」を弾いて、クラシックピアノのタッチはかなり身に着けているLちゃんなので、メロディーや伴奏形のフレージング、脱力の仕方など、先生がいちいちうるさく言わなくても、ちょっとアドバイスしただけでやわらかな指さばきで弾けて、さすが上級生です。

来週はA-A’のところをまとめてこようということになりました。

メインテキストの「アルフレッドピアノライブラリー」では、「グリーン・スリーブス」という透明感のある美しい曲が課題でした。

この曲は、イギリスの古い民謡で、リュートという古楽器で弾かれることが多いです。

「アルフレッド」にもリュートを弾いているイラストがついていたのですが、残念なことに絵がちょっと違ってる。

リュートというのは、ギターにそっくりの楽器ですが、ネック部分がガックリと「折れている」のが特徴です。ところが、このイラストのリュートはネックが折れてない!

そこでYouTubeを開いて、Lちゃんと見てみました。

ほらね。ネックが折れてる。これがほんとなのよ。

Youtubeを開いたついでに、リュート演奏の「グリーン・スリーブス」も聴きました。

Lちゃん、イメージがつかめたかな。

来週、素敵な「グリーン・スリーブス」を弾いてね。

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS


フレーズのひとつひとつを丁寧に仕上げましょう

2021年01月26日 | レッスン日記(大人)

K子さん(大人):

先週にひきつづき、今日も「A列車で行こう(ジャズ)」から先にレッスンしました。

ジャズスタイルへの意気込みが感じられますね!

聞かせてもらった印象では、現在の完成度は60~70パーセントぐらいかなあ、と思いました。

全体的にとてもよく練習していて、本当に感心します。それはすばらしいのですが、小節と小節のつなぎ部分、それとかフレーズとフレーズのつなぎ部分が弱いので、そこでリズムがくずれたりテンポが落ちたりするのが、とっても惜しい。

それさえなければ、80点以上の好成績がとれる演奏なのに。

やっぱり、曲を通して弾きたい、という誘惑に負けることが全ての原因とみた。

つっかえるところ、つなぎがうまくいかないところは自分でもわかっている、というK子さんです。

そこから目をそむけず、ちゃんと「できない部分」に向き合って。できないところをしっかり治してから全体を弾けば、気持ちよく弾けるんですから。

あと、やり方としては、1小節または1フレーズのみ、完璧に弾けるまで練習。そして次の小節も同じく練習。そして2つの小節をつないだ形での練習。

根気がいりますが、こうして丁寧に練習していくのが確実な方法なので、やってみてください。

HP HIBARIピアノ教室 

Facebook   Hibari Music Lesson


Rくん、バーナム早くもオレンジです

2021年01月25日 | バーナム他・練習テキスト

Rくん(年長):

去年のクリスマス頃に初めての「バーナム(むらさき色)」をもらってから、その構成や楽譜の解読などのおもしろさに惹きつけられたRくん。

毎週怒涛(どとう)の勢いでバリバリこなしていき、なんと今日は、初バーナムから1カ月でむらさき色の「ミニブック」を制覇(せいは)、2冊目の「オレンジ色」をもらったのでした。

「来週からは、新しいオレンジの本と、今終わったむらさきの本と、両方持ってきてね」と先生から言われ「ふうん、なんで2冊ももってくるの?」とRくんはたずねます。

「まず、この新しいオレンジの本をやるでしょ?」

「うん」

「そしてむらさきの本はね、ルーレットで曲を決めて、また弾くのさ。」

「ああ、これか!」

Rくんはピアノの下の棚から、いつもそこにある「ルーレット」を引っ張り出しました。

「そうそう。ほら、こうやってね、ビューン!って回すでしょ」

「あっ、ぼくがやる!」

先生の手を押しのけてルーレットを回したRくん。

「5だね。そしたらね、グループ1の5、グループ2の5・・・って、5番を全部弾いてくの」

「ああー、そうなんだ。もう一回やってみよう」

Rくん、「ルーレットルール」にもはまってくれたようだね。ふっふっふ・・・

こうして、どんどん「バーナム」を弾いて、どんどんうまくなってちょーだいね・・・

HP HIBARIピアノ教室 

Facebook   Hibari Music Lesson


「紅蓮華」弾いてみよう

2021年01月24日 | いろんな歌・いろんな曲

Tくん(小2):

先週レッスンに来た時に、Tくんが「今年、発表会で弾きたい曲きまった」と言うので「え、何?何の曲?」と聞いたら「でもなー、難しいんだよなー」と、ためらっている様子でした。

Tくんは、保育園時代からあまり一般的な童謡とかに触れてこなかったようで(通っていた保育園が「わらべ歌」でやっていくスタイルだったとのこと)、「チューリップ弾きたい」とか「メリーさんの羊ひいてみた」などのことがなかったのです。

そのTくんが「弾きたい曲ができた」とは。いったい何なのかな?

「何の曲? 言ってごらんよ」何度かうながして、ようやくTくんは言いました。

「ぐ!」

ぐ? えー、なんだろ。

「れ・ん・げ!」

ああそうか。今をときめく「紅蓮華」か。

へー。これまで、俗世間や流行とは無縁に生きてきたようなTくんが、ついにトレンドに乗ったか。

ある意味感慨深い。

「好きな曲」「弾きたい曲」に取り組む、というのは、子どもたちにとっても嬉しいことだし、がんばって練習するものです。それは先生としても好都合なので、童謡・J-POPなどにこだわらず、できれば好きな曲を時々でも取り入れるようにはしているんですが。

でもなー 紅蓮華・・

確かに、初心者には難しい。

でも、今、保育園生だって初心者だって、みんな弾いてみたいんだろうな。

そこで、できるだけわかりやすく、易しい書き方で、本来の雰囲気が伝わるような楽譜を作っておいたのです。

「ほらっ、楽譜つくったよ」

「ほんとだ!」

Tくん、さっそく音符と、添えられている歌詞を照らし合わせていきました。

「『♪それーだけさ!』ってとこはどこ?」

「ここだよ。ほら、ファミー ミファソ!」

「あ、ほんとだ。じゃ、『♪どーしたって!』は?」

「ここ、ここ!」

そうだ。何も最初から全部弾いていかなくたって、インパクトのある部分とか気に入ってるフレーズとかを弾くだけでも、かなり満足は得られるよね。

そのほかのところは先生が弾いてあげればいいんだから。

というわけで、Tくん、「紅蓮華」の楽譜を丁寧にファイルに収めて帰っていきました。

来週、弾けるところ増えるかなあ・・・がんばろうね。

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS



「君はともだち」を耳コピで

2021年01月23日 | いろんな歌・いろんな曲

Sちゃん(高2):

定番の「ハノン」エクササイズ・・・指練習、オクターブ、アルペジオなどをやった後、今日は「君はともだち」という曲を、Sちゃんが自分で耳コピしたものを聞かせてもらいました。

耳コピ、というのは、楽譜を見て音楽を弾くのではなく、音楽を聴き取って、それを演奏したり楽譜に起こしたりすることで、ポピュラー音楽には欠かせないテクです。

クラシック音楽は、昔からのものですから楽譜に書き残されているのですが、ポピュラーやジャズの音楽は、いちいち親切に楽譜に書いたりしてくれてないことが多いです。

いまテレビや映画などで流行っている曲を弾きたいと思っても、楽譜がないと弾けないようでは、楽譜が印刷されて販売されるまで、ずーっと待たないといけませんが、耳コピができれば、たった今リリースされた曲だって、ソッコーで弾くこともできるわけです。

ヒバリ教室でポピュラースタイルやコード奏などをやっている生徒のみんなは、けっこう耳コピができるようになっていて、最上級生のSちゃんなどは、かなり耳コピのセンスが身についてきていて頼もしいです。

今日やった「君はともだち」は、ディズニー映画「トイ・ストーリー」の曲ですが、そのカントリータッチの雰囲気、それに使用されているコードも、Sちゃんはよく聴き取っていて、とてもよかったと思います。

今日は、数か所あいまいだった部分をアドバイスして、演奏はほぼ完成したのですが、次はせっかくできたアレンジを保存しなければなりません。

それには、何らかの形で書き留めておかなければいけないので、来週までに前半のみでいいから小節割と、コードネームを書き込んできてみて、ということにしました。

実は、この部分がSちゃんにとっては最難関だと思うのですが、一応がんばてみてほしいです。

来週、どんな記譜ができてくるか、楽しみでもあり不安でもある・・・

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS


「ルパン三世」と「田園」

2021年01月23日 | いろんな歌・いろんな曲
 

Nちゃん(高1):

「ルパン三世」のアレンジ譜を練習しています。

テーマ部分の、左手で弾くビートの効いたバッキングが、とってもかっこよく弾けています。ドライブ感が生きてる。

ポップス系の曲はNちゃんお得意のジャンル。どんどんやってほしいです。

今日はもう1曲、前に渡してあったJ-POPのメロディー曲集から「田園」を一人で弾いてきました。

’90年代ぐらいの曲だと思うけど、Nちゃんは昔の曲をいっぱい知っていて得意なのです。

それは、おばあちゃんが歌好きで、いつも聞いていたから、というのが理由のようです。

Nちゃんの「田園」、直すところがないくらい良く弾けていました。

自分なりの工夫もあり、構成も良いです。

もう、自分でかなりのアレンジができる力がついていると思います。

来週は、今日の2曲をまとめてこようということになりました。

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS 


レベルアップの鍵(かぎ)は、指使いとフレージング

2021年01月22日 | 音符・楽譜・テクニック

Cちゃん(小3):

先週、「今年の課題」と称して「指番号を正しく弾く」と付せんに書いて貼り付けられたCちゃん。

今日のレッスン課題で、また指番号の間違い(というか無頓着)を指摘されました。

「この間『エリーゼ』の楽譜に『指番号』って付せん、貼ったよね?今日、また指番号が守れてないから、また貼っちゃうよ」と、テキストのページにも「指番号」の付せんが貼られました。

「指番号守らないと、毎回、こうやって全部のページに貼られちゃうよ!」と先生はオドシをかけました。

そのくらい、指番号は大事なのです。

付せんを貼られないように、早く指番号を丁寧に弾く習慣をつけましょう。

とはいえ、向学心旺盛なCちゃんは、先週、先生から教わった「フレーズ」の弾き方をよーく練習してきていました。

「エリーゼのために」冒頭部分のフレージング、歌詞をつけて頑張った成果がしっかり現れて、みごとに美しく弾けています。

また、左手の「ラミラ!」「ミミソ♯!」を弾く時に、指がスッ!と空中に舞う様(さま)は優雅。

よしっ、よくやった。

この調子だよ。

指番号、そしてフレーズ。これさえ気を付ければ、Cちゃんのピアノは名人級にうまくなること間違いなし。

HP HIBARIピアノ教室 

Facebook   Hibari Music Lesson


『ふよみワーク』

2021年01月22日 | レッスン日記(小中高生)

Rちゃん(小4):

「このごろ『ふよみワーク』やってないから、今日それからやりたい」とRちゃん。

そういえば、冬休みだったりで、ずーっとやってなかったね。

じゃ、今日は『ふよみワーク』から始めるか。

Rちゃんは『ふよみワーク』が好きで、時々やっています。

先生が作ったドリルが何枚もあって、その時々でランダムにえらんだ1枚を、タイムを計って仕上げる、というものですが、これを「クリアファイルに入れて、その上から書き込む」というのが、ヒバリ先生の工夫です。

クリアファイルなら透明なので、ワークの問題がちゃんと見えるし、ホワイトボード用のマーカーで書けば、何回でも消したり書いたりできるので、同じ問題を何度でもやることができます。

ワークの問題は、繰り返したくさんやるのがいいし、同じ問題を何度もやることも、定着のためにとてもいいんですが、紙のドリルでそれをやろうとすると、大量の紙でいっぱいになってしまいます。

でも、ヒバリ考案の「クリアファイル方式」なら、問題はたった1枚で、何度もやることができるのです。

また、前にやったときのタイムをワークの紙に書き込んでおけば、次にやったとき、どれくらい時間が短縮できて(上達して)るか、ということがわかるので、励みにもなるしやる気もでるってもんです。

どうです! このアイディア。

我ながらナイスだ。

ただ、欠点は、これをやり出すと みんながおもしろがって「もう1回!」「もう1回!」とエキサイトしてしまうので、ピアノを弾く時間が足りなくなる、ということかな・・・

HP HIBARIピアノ教室 

Facebook   Hibari Music Lesson


「とけいのうた」がとても上手。Mちゃん上達したね。

2021年01月21日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(年長):

先週、「まだやってない曲がすぐわかるように」と、ママがテキストのページにインデックスを貼ってくれたので、弾いてない曲が一目瞭然、つぎつぎと能率よくテキストをこなしていくことができました。

今日はひきつづき、この間弾き終わった曲の後から、残っているページにインデックスを貼ってくれていたので、また今日も、次々と弾くことができました。

Mちゃんはこのごろでは音符がとてもスムーズに読めるようになっているので、曲もどんどん進んでいけるのです。

「かたつむり」の歌で付点四分音符+八分音符のリズムを確認し、曲の中で何度も出てくるそのリズムを、間違いなく的確に弾けるようになりました。

「めだかのがっこう」は知らない歌ということで、しかもちょっと難しいので後でやることしに、次は「とけいのうた」です。

細かい八分音符がたくさん出てくるのですが、Mちゃんがとても上手に弾けてびっくりしました。

「これ、すごく上手だから、あとでママがお迎えにきたら、弾いて聞かせてあげようよ」ということにして、先に進み、「ハイホー」「おおきなふるどけい」「かっこう」「ぶんぶんぶん」と進み、時間が来たところで、お迎えにきたママに「とけいのうた」を弾いて聞かせてあげました。

ヒバリ教室に入って半年たったMちゃん、ずいぶんしっかりしてお姉さんになったと実感しています。

HP HIBARIピアノ教室 

Facebook   Hibari Music Lesson



Kちゃんは好きな曲を繰り返し楽しむタイプ

2021年01月20日 | レッスン日記(幼児)

Kちゃん(年長):

ピアノを始めて1年たち、初めのころとは見違えるようにしっかりとピアノがひけるようになってきました。

あたらしい本ももらって、一段とピアノの生徒らしさが増しましたね。

でもKちゃんは、前にひいた曲もそれっきりにせず、繰り返し何度でも弾くタイプ。

「きょうは、これを弾きたいの」と広げたのは、前から何度も何度も弾いては楽しんでいる「ビッグ・ベンのかね」。本当にお気に入りです。

それから、この前合格になった本の中の曲で、クリスマス発表会のときに弾いた「ハイホー」や「大きな古時計」。

これはとてもいいことです。

まえに弾いた曲といっても、その時よりもずっと上手になり、1カ月のレッスンを経てから弾いた「前の曲」は、ピアノの実力がついてさらになめらかに、余裕をもって弾けているのです。

とかく大人だと、テキストを先に進めることが価値があり、その進度や速度が実力と比例する、みたいに考えがちです。

「もう合格した曲は弾けるからいいでしょ。それより、まだ丸のついてない曲を弾いて、早く先に進まないと」などと思っているだけならまだしも、実際に口に出してそう言っては、お子さんを叱咤激励(しったげきれい)しているママやパパも、大勢の中にはいるんですよ。

ヒバリ教室の保護者の皆さんは、まったくそんなことはなく、皆さんゆったりとお子さんを見守ってくださっているので、私も安心して、子どもたちが満喫するまで何度でも「もうやった曲」を一緒に楽しんでいます。

ところで、今、子どもたちに一番人気の曲、といえば、言わずと知れた「紅蓮華」ですよね。

「鬼滅の刃」のテーマ曲。

みんな弾きたいだろうと思うので、少し簡単にわかりやすくした楽譜を作り、Kちゃんにも冒頭部分のページをあげました。

「前に、ちょっとだけピアノで弾いてたよね?はじめの所。だから、これあげるね」

「うんっ」

Kちゃんに楽譜をあげたら、Kちゃんのママも「わっ、キメツだ!」と食い入るように楽譜を見てました。

いいなあ。ママ、理解があって。

ぜひ、Kちゃんと一緒に弾いてください。

HP HIBARIピアノ教室 

Facebook   Hibari Music Lesson