HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

プリズン東京

2008年09月30日 | いろんな楽器
東中野からすぐ近くの「プリズン東京」というライブハウスに、TAP & DANCE セッションを見にいきました。
というか、「タップシューズ持ってきて!」と言われていたので なにげに持っていったら、観客の私たちも「インプロ(インプロヴィゼーション。即興演奏のことです)」を回されて、イヤでも応でもなんかやらなきゃ!でした。
プリズン東京は、タップダンス用の木のステージが作られていて、主催者のKOTOMIさんと共に これから定期的に こういったセッションやライブを行い、タップを広めていく計画なのだそうです。
小さい女の子たちが ごきげんなリズムタップのインプロをやっていたり、タップの他にもブレイクダンスのすごい踊りが披露されたり、そして生演奏のキーボーディストやパーカッショニストも ごきげんなセンスでした♪♪♪
あー、生はいいな。最高!

それぞれの個性

2008年09月30日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1):新しくもらったピンクのバーナムに、まじめに取り組んでいる、という様子がうかがえます。
バーナムをいくつか弾いて、テキストの宿題の曲を弾いて、難しいところを部分練習させて、宿題を出して・・・
アレ?これって、すっかり中堅どころの小学生が行う「普通のピアノレッスン風景」だ。
思えば2年半まえ、4才でピアノに入門したとき、お母さんが「超マイペースなので・・・」と言っていたように、あれこれとふわふわ心が動き回ったり気が散ったり、レッスンする気にならなかったりというTちゃんに対しては、うまーくピアノレッスンに誘導するため これまでずーっと、あまたの「作戦」を使って 毎週迎え撃ったものでした。
ところが今日、ふと気がついた。
もう、なーんにも「作戦」を使わなくても、Tちゃんすっかり「ピアノ学習生徒」になってる!
あー、大人になったんだね、Tちゃん・・・と感無量のヒバリでありました。

そして、おにいちゃんのTくん(小3)。
先々週の病気、そして先週の祝日休みと、2週間も空いてしまって、「9才になる前にテキスト終わらせる計画」が頓挫した彼ですが、来るなりニヤッと笑って「ダメだった」と白旗を掲げました。(^_^;)
ま、しょうがないよ。あの計画は、先生と一丸となってやらないと、一人じゃ無理だったしね。
で、テキストを開いた彼は、前回終わった曲の次の曲を開き「リズム打ちは両手で早くできたよ」と 得意分野のリズム打ちを披露
「うまいうまい。じゃ今度はピアノでね」
「うん。じゃ来週、半分まで宿題ね?」
「何言ってんのさ。全部だよ、全部!」
「げーっ、全部~?」
「あったり前じゃん。40曲全部、やるはずだったんでしょ~ 1曲全部ぐらいできんでとうする! (`□´)」
40曲をあきらめたんだから、1曲ぐらい完成してきてね、Tくん。

Y子ちゃん(小3):「美しき青きドナウ」の曲を使って、ペダルとオブリガートの演奏を学習します。
ペダルを使ったり、左手が右手を越えていったりするのは、バーナムでたくさん練習しているので、難なく弾きこなせます。
Y子ちゃんはタッチが強くなってしまう傾向があるので、その都度注意してあげると、即座にやわらかい音に変わります。
まだ8才なので、元気いっぱい弾くことで大満足、という年齢なのでしょうね。年齢が上がるにつれて、音色も大人っぽくなってくるでしょう。

Mちゃん(小4):「誰かが星を見ていた」を美しく弾きました。彼女は 無意識だろうけど、音楽の真理みたいなものを、確かに感じている。
体も大きくなってきて、自分が「きれいだ。心地よい」と感じているものを、ピアノの上に表現することができるようになってきています。
隣室で彼女のピアノを聞いた家人も「Mちゃんの音、きれいになったな」と驚くような音色が出ている。
ぐっと大人っぽい演奏ができるまでに成長したMちゃん、だけど外見は今までのひょーきん者のままだ (^o^;)

M3ちゃん(小4):テキストの「左手だけをどんどん弾いていく」を、順調に進めています。
まだまだ曲ともいえない「練習」だけど、その単調な「伴奏」の音列の中にも、あちこちにM3ちゃんのすてきな個性や感性がキラリと光る瞬間があります。
彼女の音楽が、それ相応の素材を得て開花する時を想像しながら、今の30分間を楽しんでいるヒバリです。
今日も、それぞれの個性を伸ばしているみんなでした。

Dancing Heart 2008

2008年09月28日 | いろんな楽器
ダンシング・ハート・2008。
それは「富田かおるタップダンス・カンパニー」主催の、2年に1度の発表会です。
実は今までだまっていましたが、ヒバリは2年前から ここでタップダンスを習っていて、今日は初めての出演なのでした (^^ゞ
昨日は前日の舞台稽古(そのため夕方、それが終わって新宿を歩いていて『バイオリン・トニー』のストリートパフォーマンスを見た)、そして今日が本番、昼夜2回公演です。
場所は新宿文化センターの大ホール。
新宿区出身のヒバリにとって ここは、何度も何度も、このステージでピアノを弾いたり歌ったり、家族・友人・知人や区主催の演奏会を見たりしてきて、大変なじみ深い「ホームグラウンド」といってもいいようなホールです。
しかし今日はダンス公演なので、バックにおなじみの白い音響版はなく、その分やけに舞台の奥行きが広がり、スクリーンに色とりどりの照明や映像が華やかに輝き、スポットライトが当たり、スモークが焚かれ(あまーい香りがした!)緞帳やオペラカーテンが下がり、そして床にはタップ板が敷き詰められ・・・
全然知らない劇場みたいになってた!
ヒバリは初参加だし1曲しか出なかったけど、マンハッタン・トランスファーの”Four Brothers”というそのナンバーは、ヒバリの大好きなアップテンポのジャズだったのでごきげんでした。
大勢のベテランさんたちの中に混じって踊らせてもらい、全く自信なかったしミスもしたし・・・と あやうくブルーになりそうだったけど、見に来てくれた家族や友人・知人たちは誰一人そんなことに気づかず、「すごくよかった。楽しかった」と喜んでくれたので、「えっ、ほんと?\(^O^)/」と、一気にパァァ・・・とハッピーになりました。
タップダンスは、まだまだ日本ではマイナーなジャンルのダンスだと思うけど、「踊る」というより、足(靴)を打楽器とした「パーカッション演奏」という方がぴったりな気がします。
楽しく踊れて、同時にパーカッション演奏もできる。まさに一石二鳥だ♪♪♪
音楽好き、リズム好き、ノリノリ大好きのヒバリにはうってつけじゃん!
これから、もっと上手にいろんなステップが踏めるよう、がんばるぞー \(^O^)/



ちっちゃなバイオリニスト

2008年09月27日 | いろんな楽器
夜の7時近く、JR新宿駅の構内を歩いていたときのこと。
バイオリンの調べと人だかりに、「路上パフォーマンスだ!」と直感したヒバリは、いそいそ その発信源へ向かいました。
人混みをかき分けて中央の「ステージ」前に出てみると・・・
そこにいたのは、マリオネットのバイオリニストでした!
外国人の若者が操る糸の下では、ちゃんとブラックスーツ&蝶タイで正装した ちっちゃなバイオリニストがブラームスを熱演しているではないか。
音はCDだけど、バイオリニストの右手に持った弓は 曲に合わせてしなやかにボーイングし、左手は小刻みにトレモロを加えています。
手だけでなく、体全体を揺らしてリズムに乗り、足でステップを踏み、音楽に没入しているようすです。その演奏姿や完成度の高さ、ちょうどNHKのTV番組「ゆうがたクインテット」の楽員たちとそっくりだ。
見て! 正面には、ちっちゃな譜面台もあるよ。
芸術家らしくロングヘアーで、立派なヒゲを蓄えた「彼」の風貌、なんか親しみがある・・・と思ったら、「ダーリンは外国人」のトニーさんに似てる。
ちっちゃなバイオリニストの『トニーさん』は、1曲終えると 堂々たるステージマナーで進み出、優雅にお辞儀をしました。
『黒子』の青年も、一緒にお辞儀をしました。聴衆からは拍手かっさい。
あーおもしろかった。\(^O^)/今日、この時間に、ここを通ってよかった。
・・・って、なんで今日、この時間に新宿をとおったか?
それは明日の日記に書きます。

みんな自分の音楽を広げてる

2008年09月16日 | レッスン日記(小中高生)
今日は、Tちゃんが来る前に、ピアノの譜面台に「バーナム」の新しい本を置いておきました。色はピンクです。
先週、せっかくがんばってオレンジの本を制覇したTちゃんに、新しい本をあげられなかったので・・・
レッスン室に入ったTちゃんは、
「あっ、バーナムだ! ピンクだ!やったー\(^O^)/」と大喜び。
さっそく「難しいかなあ」と本を開いてみています。
バーナムは指のテクニックなので、本が変わったからといって、一気に譜がややこしくなったりはしません。
先生が「意外と弾けるんじゃないの?」などと言ってみると、Tちゃんはいっぱしのベテランみたいに、「ふんふん、けっこう弾けそう」と さり気に言っているのが笑える (^◇^)
さっそく2曲弾いて、丸をもらいました。

さて、おにいちゃんのTくん(小3)。
「9才のお誕生日が来る前に『5才から8才まで』の『アキ・ピアノ教本』を全部終わらせる!」と決めたTくんですが、なんと今日は欠席!(T_T)
何でも、学校の「防災訓練」で炎天下にいたことが原因で、熱中症になってしまったとか・・・
今日、テキストいっぱい進むようにがんばろうと思ってたのにね。
それに、今カレンダーを見て気づいたけど、来週の今日は「秋分の日」で ピアノお休みだ! (゜◇゜)ガーン だめじゃん・・・
ということで、「9月25日のお誕生日までにテキスト全部終わらせる」という Tくんの計画は、事実上ついえたってことかも・・・(-.-;)

Y子ちゃん(小3):「太陽がいっぱい」に丸をもらい、バーナムも弾き、次のMちゃんと交代して帰り支度をしようとしたとき、
「あっ、Y子の曲!」と叫びました。
そうだ。先週、Y子ちゃんが「Y子が考えて作ったの」という『オリジナル曲』を弾いてくれて、「来週、録音しようよ」と約束していたのです。
「そうだ!やらなきゃね。Mちゃんが終わるまで、待っててくれる?」
「うん、いいよ」
Y子ちゃんは、Mちゃんのレッスン終了後に 照れたり緊張したりしながら、初の「オリジナル曲」を 作曲家自ら演奏・録音しました。
演奏前後には「はいっ、せーの!」「えーっ、待って待って」などの声も入って、臨場感のあるライブ録音になりました。
はずむようなリズムのある、可愛く生き生きした曲です。和音の使い方などが現代音楽っぽいところもあり、なかなか素敵な曲。
これが、「Y子・作品No.1」だね!

Mちゃん(小4):7月の発表会で弾いた「渚のアデリーヌ」を、今でも弾き続けている、と、聴かせてくれました。
なんと、指だけじゃなく 腕とか体全体が、しなやかな一体感をもって美しく躍動し、指だって 発表会の時よりずっと細かく早く、見事に弾いているのです。音楽的にも、ぐっと大人っぽく素晴らしい表現になっている!!
「うわー、すごいかっこいい!本物のピアニストみたいだー」
「フフ、いつも弾いてるもん。『せっかくやったんだから、忘れないようにしておきなさい』って言われてるから」
「そうだよ、これがサッと弾けたらかっこいいよー」
「でも去年の『エリーゼ』は忘れちゃった・・・ママは今でも、『エリーゼ』弾けるんだって」
「負けたね ( ̄▽ ̄;)」
「うん ( ̄▽ ̄;)」
しかしMちゃんが、レパートリーを大切に、いつまでも弾いているということに感心しました。発表会は、ピアノライフの中の ひとつの場面にすぎません。
ふだんの人生の中で、ピアノや音楽を繰り返し演奏したり楽しんだりしていく事こそが、音楽の本質だと思います。
Mちゃん、ずっと、そうやって音楽を続けていってね。「エリーゼ」も、いつか思い出してね・・・ (^_^;

カラフル音符

2008年09月11日 | レッスン日記(小中高生)
M2ちゃん(小3):先週、新しいテキストの最初の曲を 見事に完璧に仕上げてきたM2ちゃん。
今日もすごい完成度の高い演奏を聴かせてくれるのかなー、と思いきや
「音がわかんないから、色ぬりたい」と言うのです。
音符の色ぬり、というのは、ヒバリ教室では、音符を習い始めたときなどによく利用する方法です。 ド=赤 レ=黄色 ミ=緑 とか音符を色分けして塗ったり、ノートに書いたりして、音符の位置を覚えていくのです。また、音符に慣れてきていても、とても複雑な音列や読みにくい和音などが出てきたときに、部分的に音符に色を塗って、音を確認したりすることもあります。
その「色ぬり」をしないと、音がわかんない? 
「ふーん、いいよ」と色エンピツを渡してあげると、M2ちゃんは新しいページの曲を開いて、パッパッと手際よく、音符を塗り分けていきます。少しも考えたりためらったりしません。
ほーら、全然『音がわかんな』くなんかないじゃないか。スラスラ読めてるじゃない・・・と思ったけど、先週あんなにがんばったから、今週はちょっとのびのびしてみたいのかな、と面白く感じました。見開き2ページの楽譜が、全部カラフルな色になってきれいだし、塗る作業も楽しいし、るんるん♪といった感じで M2ちゃんは塗っています。
なんとなく、今日のM2ちゃんは のびのび元気モードだな、と感じたので、カスタネットを持たせ、楽譜のリズム打ちをさせてみました。それも、8分音符の多い右手のメロディーをカスタでたたきつつ、左手の伴奏リズムを足でダン!ダン!とステップする、というもの。
案の定M2ちゃんは「おもしろいね!」とすぐに食いついてきて、とても楽しくダンスをしました。そういえば、今日のM2ちゃんはよく笑い、先生のちょっとした冗談やツッコミにも大受けしていました。
先週の、超優等生のM2ちゃんも本当のM2ちゃんだけど、今日のゆるゆるM2ちゃんもまた 本当のM2ちゃん。人間、いつも精一杯がんばってばっかりじゃダメなんだね。真剣に集中したり、次には力を抜いて楽しんだり、あれこれ変化をつけながら生きていくもんなんだ。
今日はM2ちゃんに、それを教えてもらったような気がしました。

夏の終わり

2008年09月10日 | レッスン日記(小中高生)
エレクトーンのTさん(大人):早いもので あと1ヶ月で入門丸3年になろうとしています。
エレクトーンに入門したばかりの頃、「山下達郎の『クリスマス・イブ』が弾きたい」と言っていたTさんですが、当時は「うーん・・・ちょっと難しいですねえ」と『待った』をかけていたものでした。
でも、3年たった今では、コードもたくさん使いこなせるし、楽器の扱いにも 手や足の運びにも慣れました。充分弾きこなせます。ということで、『クリスマス・イブ』にGOサインが出されました!今年のクリスマスコンサートに向けてがんばります (^O^)/

Rくん(小1):相変わらず「何しに来てんだか?」と思うような『意欲ナシ』のR君なんですが、やっとこ弾く気になった時には スラスラと上手に弾けるのです。
本当は、今与えているテキストよりずっとハイレベルの曲が弾けそうですが、本人に「うまくなりたい」「かっこよく弾きたい」という気持ちがなければなんにもなりません。
「両手は無理。たいへん」と言っているので、「じゃあ右手だけでいいから、次の曲弾いてごらん」「できたね。それじゃ次は?」「ほれ、もう一つ」「まだまだいける!」と、うまいこと引っ張ってみました。
ダラダラするスキをうばわれたRくん、しぶしぶ弾いているうちに、けっこう真剣に次々メロディーを弾いていき、とうとう本の最後まで弾きました。
「ぜんぶできた~♪ あとは左手だけ全部やればいいね」と言うと、Rくんは「宿題はやだよ?来週、ここで弾く」と言うのです。
「いいよ。来週、一緒にやろう」と言って、レッスンを終えました。今日は、かなりたくさん弾かせることに成功しました。

かえでさん(大人):L.ラッセルの「ア・ソング・フォー・ユー」。雪崩のようにたたみかけるイントロも弾きこなし、曲全体がほぼ出来上がってきました。
夏の間に 音が完成したわけです。
これからは秋の季節。
秋は たっぷり情感を込めたり、センスあるリズムを表現したりと、大人っぽく素敵な「ア・ソング・フォー・ユー」を作り込んでいきましょう。

どんどん弾こう

2008年09月09日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1):「バーナム練習してきたよ。がんばって終わらせるんだもん」
今日も、Tちゃんはがんばっています。バーナムの基礎編、オレンジ色の本が、最終章「グループ5」に入ってきたのです。
「グループ5」は全部で12曲。ハ長調・ニ長調・ホ長調・ヘ長調・ト長調それぞれのトニック和音が、とっかえひっかえいろんなパターンで出てきます。
Tちゃんはすごくがんばって、本当に全曲、最後まで弾いてしまいました。
次の本をあげようとしたら、なんと、あると思っていたストックが一冊もなくなっていて・・・
「Tちゃん、ごめんね、本、来週必ず用意しておくから」
「うん、いいよ、じゃおかあさんに、おわったってことだけ言っとく。次、何色の本かなあ♪」大得意のTちゃんは、何段階もレベルアップした感があります。

Tくん(小3):先週宿題にしておいた、アキ・ピアノ教本2の「速く弾いてくる」という課題を「練習してきた!」と、がんばって弾きました。
次の宿題の曲の指示をして、ちょっと予備練習をして、本を閉じると・・・
「あっ、Tくん、さっき、あと2週間でお誕生日って言ってたよね。9才になるって。ねえ、これ見てよ」
私が指さしたのは、本の表紙に書いてある「5才から8才まで」の文字。
「どうする?あと2週間しか、この本使えないよ。9才になっちゃうじゃない」
「ほんとだ!」
「よしっ、がんばって、9才になる前に、この本全部終わらせようよ。その間、バーナムとか もうひとつの本はやらなくていいからさ」
「うん、わかった。終わらせる」
「がんばれー」
とは言っても、この本、まだあまり進んでないので、残りあと40曲ぐらいあります。
それでも! 本気出せば、やれなくはない。
Tくん、がんばってくれー (^O^)/~~~

Y子ちゃん(小3): シブい「太陽がいっぱい」を、ちゃんと弾きこなしてきました。
伴奏の和音がややこしい部分を練習し、ダイナミクスをつけ、ペダルをつけると、なーかなかの演奏になりました。来週、仕上げてくるようにしました。

Mちゃん(小4):「だれかが星を見ていた」両手で美しく弾き、歌もきれいな声で歌って、本当に音楽を楽しんでいるようすがわかります。
今日は 伴奏のついていなかったBメロ部分を一緒に練習して、全部に伴奏がつきました。来週は完成できるでしょう。

M3ちゃん(小4):「右手だけどんどん弾いてくる」はすでにクリアし、今は「左手だけどんどん弾いてくる」という課題をこなしています。
しばらくブランクがあった彼女のピアノは、めきめきと以前のカンを取り戻し、さらに彼女の良いところを引き出しつつあります。

和音は大事

2008年09月08日 | 音符・楽譜・テクニック
Kちゃん(小6):「大人のためのピアノテキスト」から「ガボット」をやっています。
ピアノの楽譜ですが、コードネームが書いてあるので、ピアノ譜のリズムパターンを参考に、コードで伴奏を付けて弾きます。
発表会で大活躍したKちゃんですが、それも終わって通常レッスンになると、またぞろ彼女の悪いクセが出始めた・・・譜面を敬遠するのだ。
カンがとてもいいKちゃんなので、どうしてもそれに頼ってしまう。
今日は、いい加減な弾き方を見逃さず、徹底的にやり直しさせ、「来週までにきっちり正確に弾いてくること!」と宿題を出しました。一度くらい、Kちゃんの「完璧に正確な演奏」っていうのを聴いてみたいもんです。

S子ちゃん(小4):打って変わって真面目なS子ちゃんは、Kちゃんのレッスンが終わるのを待っている間、近くにあったエレクトーンの椅子を鍵盤に見立てて、その上で一生懸命、カタカタカタカタと指を動かしています。
自分の番になると、「バーナムが難しくてなかなかうまく弾けなかったから、今 待ちながら練習してた」と言うのです。ああ、なんて真面目なS子ちゃん!
ブルクミュラーで「清い流れ」を練習し始めたのですが、右手の三連符が、一見するとすごくややこしく感じてしまいます。
これを、三連の音を一つの和音として捉え、一通り和音で弾いて手の形を作っておくと、それをバラして分散和音にしたときに 魔法みたいに簡単に弾くことができます。
それをやってみたS子ちゃんは、
「ほんとだ、簡単になった!」と驚きの笑顔を見せていました。
和音、英語で言うとコード・・・というのは、とても大事です。
みんなも、曲を弾くとき、目先の音符の複雑さに気を取られず、そこにどんな和音が隠されているか考えて弾いてみると、難しい曲が あっという間に簡単になりますよ。試してみてね。

新しいテキスト

2008年09月04日 | レッスン日記(小中高生)
M2ちゃん(小3):先週、「ピアノで歌を・2」の本をもらって帰ったM2ちゃん、今日はさっそく、最初の曲を聴かせてくれたのですが、その堂々たる音の響きといい メリハリのあるリズムといい、左右の手のバランスといい、なんと最高の演奏で、一発で◎、となりました。
「すごい!すごいねー、完璧!だけどせっかく、こんなに上手に弾けてるから、もう一度聴かせてよ♪」
と、もう一度弾いてもらった次第です。
「うん。だって、この曲、あきるほど練習してきたんだもん」とM2ちゃん。
「そうか、そんなに弾いたのか。どうりで!すっごくピアノが上手になったね。こんなに弾けるんだから、もっとたくさん弾いてきてもよかったのに」
「えっ、宿題じゃなくても?」
「そうよ。いくらでも、自分でどんどん弾いてきていいんだよ。来週まで、この本全部弾いてきたっていいよ。そしたら、また新しい本あげるから」
「ほんと?やったー。じゃもっと弾いてくる」
短期間に、ピアノのタッチや譜読みをマスターしたM2ちゃん。発表会デビューも果たしたし、この勢いで、一気に実力を蓄えてほしいです。

マイペースRくん

2008年09月03日 | レッスン日記(小中高生)
相変わらずのんびりマイペースのRくん(小1): レッスンに来ても、ピアノは1回弾くのがやっとです。
おうちの話や、ペットのカメやヤドカリの話などをあれこれ聞かせてくれたあと、カスタネットでリズム打ちの練習をしたり、五線のマグネットボードを使って音符を並べたり、ちょっとずつ興味を誘いながら あれこれやってみています。
先週と今週は、「ともだちのーと」という音符練習ノートの課題に沿って楽譜を書いてから、その自分で書いた楽譜をピアノで弾いてみよう、とやってみたところ、わりとすんなり弾くことができたので、もう少し続けて、この課題をやってみようかなあ、と思っています。

それぞれの選曲

2008年09月02日 | レッスン日記(小中高生)
T&Tきょうだいは、このところ「バーナム」のすすみ具合を微妙に競っています。
先に弾くTちゃん(小1)は、「バーナムやっとかないと、おにいちゃんにまけちゃう!」と言いながら、1曲2曲と 少し余計に練習していきます。

その後に弾くTくん(小3)も、「T(妹)どこまでやった?じゃ、その次までやるぞ!」と負けん気を出して、さらにもう1曲 余計に弾いたりしていて、私はこの二人の微妙な競争を、おもしろく見ています。
Tちゃんが弾いたときには「さすが何年もやってきただけある!」というしなやかな指運びや読譜力を嬉しく思うし、Tくんが弾いたときには「さすがおにいちゃん、強い意志があるし、手の力も理解力も強い!」と頼もしく思います。
とにかく二人とも、コンサートを越えてから一段と実力・やる気が増したことを実感しています。

Y子ちゃん(小3):「アラベスク」が立派にできあがったので、もとのテキストに戻り、今の課題曲は「太陽がいっぱい」です。
なにしろ使っているのが「大人のためのピアノテキスト」なので、曲のラインナップがシブい (-_-;)
一応、少しでもイメージの助けになるようにと、「ヨットに乗って、海に揺られているイメージで聴いてね。夏の太陽がいっぱい、照りつけてるんだよ」と言ってから お手本を弾いてあげておいたんですが・・・
「どう?この曲、シブすぎでわかんない?」
「ううん、そんなことないよ。ちょっと暗い曲だね。これ、ママが弾いてたよ」
そうでしょう、そうでしょう。でも、子どもだからといって、元気いっぱいのアニメの曲とかばっかり弾いているのもどうかと思うし、できるだけ古今東西の名曲は 一通り知っておいてほしいと思うので、「太陽がいっぱい」、がんばって弾いてもらおうと思います。8才のY子ちゃんが、どこまでこの曲を弾けるのか、ちょっと興味深いです。

Mちゃん(小4):合唱団に入っているMちゃんは、前にちょっと使った中川ひろたかさんの曲集が気に入っていて、その中から「だれかが星を見ている」というすてきなバラードを与えてみました。コード進行がおしゃれで歌詞もすてきなこの曲、Mちゃんはとてもいい感じに弾いています。

M3ちゃん(小4):ピアノに少しブランクがあるM3ちゃん、与えられた曲集を見ながら「右手だけだったらどんどん弾けるんだけどな」と言っているので、「じゃ右手だけ、いっぱい弾いておいで。本まるごと全部でもいいよ」と言っておきました。
今のM3ちゃんには、とにかくたくさん曲を当たること、そしてどんどん譜面を読み進むことが一番大切と思ったからです。また、自分でやりたいと思ったことをやるのも大事です。だから、敢えて右手だけすきなだけ、という宿題にしました。
M3ちゃんはどんどんどんどんいっぱいメロディーを弾いて、その中にはハッとするほど美しいタッチや表現もありました。
M3ちゃんは、実はとっても音楽が好きなんだと私は思っています。
彼女の素敵なセンスが、そのうち輝いてくるのを楽しみにしています。

学校も2学期です

2008年09月01日 | レッスン日記(小中高生)
みんなの学校の2学期がはじまりました。
今日は、さっそくKちゃん(小6)が 登校を終えてレッスンに来ました。
「めいっぱい、月曜日からの新学期だね(^_^;」
「うん。でも、宿題があんまりないからラッキー!だったの」
「6年生なのに宿題ないの?」
「そう。だってね、私は受験しないけど、受験する人のお母さんが『塾が大変なのに、学校の宿題まで出さないでください』ってクレームつけたんだって。だから『そうですね』って宿題取り下げて、クラスの中で宿題ある人とない人といたら不公平だから、みんななしになったの。ラッキー♪」だって。いいのか、それで!(◎o◎)
「ま、いいよ、勉強しなくたって、ピアノ弾いてれば頭よくなるんだから!」
「え~、ほんと~?」
ほんとほんと!このHPの「ピアノのすすめ」ページを読んでくださいな!
私は 頭よくなるためにいちばん効果があるのは「PLAY」→(遊ぶ、演奏する、運動する、などの意味)だと思ってるんですから。ほんとだよ!