HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Kちゃん、優雅な曲がお好み?

2020年10月07日 | レッスン日記(幼児)

Kちゃん(年長):

うたえる!ひける!ピアノ曲集1」「ステップ1」の曲は全部丸になって、「ステップ2」に入っています。

「ステップ2」では、8分音符がたくさん出てきます。

「10にんのインディアン」に続いて初めの方に載っているのは「てをたたきましょう」、「むすんでひらいて」など、保育園や幼稚園の手遊びでおなじみの歌です。

でも、Kちゃんが「これ弾く」と言ったのは「おしょうがつ」でした。

「この歌、知ってるの?」

「知ってるよ。♪もーいーくつねると~ おしょうがつ~ おしょうがつには、たこあげて~」

知ってるんだ。じゃ、弾いてみよう。

楽譜の1段目は4分音符と2分音符でゆったりですが、2段目「おしょうがつには たこあげて~」からは8分音符の連続です。

「この音符は『タタ』だからね?」と念を押しておくと、Kちゃんは一生懸命「タタ」と小刻みなリズムを弾きはじめながら、「伴奏は?」と催促。
最初から伴奏つきで、との希望です。

「この歌はね、こうやって踏むといいの」そう言って、ペダルが気に入ってるKちゃんは、今日も精いっぱい足を伸ばしてペダルを踏んでいます。

「おしょうがつ」って、どっちかというと軽快な感じの曲かな、リズムも細かいし、と前は思ってたんですが、Kちゃんがペダルを踏んでるし、初見で楽譜を見ながらでテンポもゆっくりだし・・・

なので、先生の伴奏も、優雅なアルペジオ系にしてみました。

コードもテンション系とか使って。

そうしたら、今まで「おしょうがつ」から思いついたことのない、新しいスタイルの素敵な曲になりました!

Kちゃんは、元気いっぱいでとっても活発な女の子なので、にぎやかなマーチとか、元気なロックとか、そういう曲が好きなのかなと思っていましたが、意外にも、美しく流れるようなサウンドの曲もお好みなんだなあ、と感じました。

習い始めの頃に「よいこのピアノ」を弾いていた時も、先生がゆったりしたアルペジオの伴奏をつけてあげたら、「きれいなお姉さん(だったかな、そんな感じの言葉でした)が弾いてるみたい!」と、いたく感動した風だったのを思い出しました。

さいごに、音符カードをピアノの上にズラッと並べて、リズム打ちをしました。

お母さんも協力してくれて、3人で間違えないようにリズム打ち。

お母さんが「すごく速くやってみよう!」と誘ってくれて、すごい勢いでもう一度。

うわー、途中で間違えたの誰だ?「ウン」(休符)のとこで音が聞こえてたぞー

大興奮のうちにレッスンは終了しました。

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かえるのギロで「かえるのうた」

2020年10月07日 | レッスン日記(幼児)

Mちゃん(年長):

うたえる!ひける!ピアノ曲集1」の本を開き、今日は「かえるのうた」を弾くことにしました。

先週、左手の音符に色を塗って弾いた「かえるのうた」、もう上手に弾けています。

スラスラ弾けているので先生が言いました。

「楽譜、見ないでも弾けるんじゃない?」

Mちゃんは首をかしげて、さあ・・・といった顔ですが、

「ためしにやってみようよ」と本を閉じて弾いてみました。

大丈夫。楽譜を見ないで、全部弾けました。

楽譜を見ないで弾くと、もっとスラスラ弾けて、音にも指にも自信が出てきます。

「これ、『かえるのうた』だから、ほら、あそこにかえるのギロ・・・」と先生が指さしただけで、もうMちゃんは席を立って、本棚のところにあるかえるのギロに向かいました。

かえるのギロがお気に入りなのです。

「・・・をギコギコやりながら歌ってみようよ」

先生が提案を言い終わったときには、Mちゃんは一番大きいかえるを持ってきて、やる気満々でスタンバイしてます。

「いい?いくよ」

「うん!」

Mちゃんのギロと先生のピアノで「かえるのうた」の合奏です。

♪ケロケロケロケロ、クワックヮックヮー

「かえるの感じになったねー。今度、違うかえるでやってみる?」

中くらいのかえる、小さいかえるもギコギコやってみます。

「今度は交代しよう。Mちゃんがピアノ弾いてね。先生がかえるやるから」

担当楽器を交代して、また歌います。

「にぎやかになったね!もう一度やってみよう」

そのあとは、「大きいかえるだから、いちばん低い音で弾いてみよう・・・うわー、すごい音だね」

「小さいかえるだから、いちばん高い場所で弾いてみたら!」

Mちゃんがピアノの一番高い音の所に移動して、かわいらしいかえるの歌を弾きます。

こうして、かえるギロを変えたりピアノの位置を変えたりして、何度も「かえるのうた」を弾いたので、前よりもっともっと上手になりました!

次は「10にんのインディアン」。

8分音符がたくさん出てくるので、リズムが忙しいです。

先週は1小節おきに赤エンピツで囲んで、そこだけ弾こう、ということにしていましたが、今日は次の小節を青いエンピツで囲んで、そこも弾くことにしました。

だんだん弾けるところが増えていきます。

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Sちゃんヒバリ教室の仲間入り♪

2020年10月07日 | レッスン日記(幼児)

Sちゃん(年少):

先週、体験レッスンを受けて、今日からは正式にヒバリ教室のメンバーとしてスタートしました。

教室の中では一番小さい生徒になるSちゃんですが、体験レッスンでも伸び伸びとピアノを鳴らしたりカスタネットをたたいたりして、帰りには「バイバイ!また明日来るね!」と手を振って帰っていったのでした。

そして今日。Sちゃんが元気な顔でやってきました。

Sちゃんが一人でいいと言うので、お母さんは玄関でさよならです。「ベビーシッターさんから『チューリップ』の弾き方を教わったようで、喜んで弾いています」などとお話をうかがってる間に、Sちゃんはもう、一人でトコトコレッスン室に入っていきました。

「それでは後でお迎えにきます」

「はい、わかりました」などと言ってたら

♪ ドレミー ドレミー ソミレドレミドー

とレッスン室からピアノの音が聞こえてきました。

あっ、Sちゃんもう弾いてる!

急いでお母さんにご挨拶して、レッスン室に行ったら、Sちゃんが1本指でピアノを弾いてました!

「わあ、上手に弾いてるね。もう一度、見せてよ」

「でもね、とちゅうは弾けないの」

「いいよ、そこは先生が弾くから、一緒に弾こう!」

Sちゃんは嬉しそうにうなずき、こうして初日のレッスンはすんなりと始まったのでした。

「チューリップ」を弾き始めるときの「ドレミ」の鍵盤の場所が、いつでもパッとみつけられるように、鍵盤のカードを見せて「この、黒い鍵盤がふたつ並んでるところの、ここから弾くと『ドレミ』になるよ」と 鍵盤カードを見せます。

「これとおんなじところをピアノで探そう」とドの場所を見つけ、チューリップのカードを置きました。

「ここで弾いたら、ちゃんとチューリップの歌になるよ」

チューリップのカードの色の塗ってないのがもう1枚あったので、Sちゃんがそれに色を塗り、「これあげるから、おうちのピアノでもチューリップの場所に置いてね」ということになりました。

チューリップの後は、カスタネットを使ってのリズム模倣打ち、それから動物の絵のカードをたくさん使って「ゆかいなまきば」を弾いたり、エレクトーンのリズム伴奏に合わせて、鍵盤を好きなようにあちこちたたいて、先生との「即興演奏セッション」。

Sちゃんはいろんなリズムを弾きながら、頭を振り、身体も揺らして元気いっぱい!

声を出して笑っています。

「ワークブック」をもらい、リンゴとイチゴの絵に赤い色を塗って、今日のレッスンは終わりです。

とても楽しく充実した、Sちゃんのピアノ教室デビューでした。

また来週ね!

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