アプリコットちゃん(年中)が来る時間。🎵ピンポ〜ン とチャイムがなったので、どうぞ!と返事したら、
まあ!ドアを開けて立っていたのはアプリコットちゃん一人です。
まだ4歳、しかも今月入会して、まだ3回目のレッスンなのに。
「うわあ、一人で来たの?」
「うん!」
アプリコットちゃんは得意そうにピカピカの笑顔です。
「ママが途中まで来てくれたのかな?」
「そう!」
アプリコットちゃんはさっさと靴を脱ぎ、きちんと(左右反対に)揃えてからレッスン室に入りました。
「じゃあ、まず出席シール貼ろうか」
「うん!」
アプリコットちゃんはチューリップのシールを「これにする」と選んで出席カードに貼りました。
「最初何やろうか。『ライオンとことり』やる?」
「うん!」
ライオンと小鳥のカードをピアノの端と端にセットしたら、アプリコットちゃんは もうピピピピピ!と ことりの音を弾いています。
「それいいね。じゃことりさんは可愛くピピピピピ!ね。ライオンさんは?」
ダーン!ダーン!
アプリコットちゃんは、今までのレッスンで一番大きなライオンの音を弾きました。やる気満々、自信いっぱいです。
ライオンとことりが済んだら「イーアイ イーアイ オー!の歌!」とアプリコットちゃんが催促して「ゆかいなまきば」を弾きました。2つの黒鍵(ド♯レ♯)を探して弾き、今日は そのすぐ横にある「ドの音」を教わります。
ドの音を見つけて赤いシールを貼ったら、アプリコットちゃんが「🎵ドレミファソラシド〜」と歌ったので、🎵ドレミファソラシド〜、ドシラソファミレド〜 と歌いながら一つ一つ鍵盤を触っていきました。
「『ドレミの歌』知ってる?」「うん」というので、🎵(ドー)はドーナッツのド、(レー)はレモンのレー …と歌いながら先生の伴奏といっしょにピアノを弾いて歌いました。( )の中がアプリコットちゃんの弾くところです。
そのうち、ただ鍵盤を押してるだけじゃなく🎵ド〜ドドー ドドードド、レ〜レ レレレレレ〜 とメロディーのリズムに合わせて弾くようになってきて、連弾は大盛り上がり。
ドの音の赤いシールは2箇所貼っただけでしたが、アプリコットちゃんが両手の人差し指でそれぞれのドを交互に弾いたり いろんなリズムで弾いたり…とやり始めたので、セッションは「ドラねこロックンロール」へとなだれ込みました。
最後はロックブルースを盛大に弾いて、ジャカジャカジャカ〜🎵🎵🎵とフィニッシュを決めて終わりです(笑)
おしまいに、大きな五線紙に「ドのおと」の音符を赤いダーマトペンシルでたくさん描いてるところへママがお迎えに来て、レッスンはおしまいです。
この間まで、お姉ちゃんのロータスちゃんのお迎えについてきていた時は なかなか教室に入って来れなかったり、何か話しかけてもオズオズと声が出せなかったりだったのに、一人でレッスンした今日は(レッスン直前になって『一人でやる!』と言ったそうで) 別人のように元気いっぱいで、大きな声で自分から「これやる!」と言ったり笑ったり、見違えるようでした。
「付き添い」の気持ちと「私が主人公!」という気持ちとの違い、その自信ってすごいなーと感動しました。
夕方にはロータスちゃんがレッスンに来るので、アプリコットちゃんはまたお迎えにきます。
「またあとでね!」と手を振って帰っていきました
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