HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

カフェ・アンサンブル アンママさんとシャンソン♪

2013年09月22日 | その他日記
駒場のカフェ・アンサンブルでの「みんなの音楽会」。
今回はカフェのママさん(アンママさん)にシャンソンの伴奏を頼まれて、久しぶりの参加です。

7組の出演者で、くじ引きにより出演順を決め(アンママさんは最後、という番号が当たりました)
クラシックの声楽やピアノ演奏、古楽器リュートの演奏などが次々行われ、シャンソンの演奏は 本日の中では異色でした。

オープニングのトークから「バラ色の人生」でBGMを流し、軽いワルツの「詩人の魂」、「聞かせてよ愛の言葉を」、リズミカルなタンゴの「恋心」、そしてラストに王道「愛の讃歌」で盛り上げ、ディナーショーみたいなステージとなって なかなかの好評でした。
中でも評判がよかったのが、意外にもアンママさんが「リズム感が悪いから自信がないの」と言っていた「恋心」でした。
アンママさんすごい迫力でした・・・
次もリズム系いいかも。
新境地開拓ですね!(^_-)-☆


OB登場

2013年09月21日 | レッスン日記(小中高生)
「小学生の頃、先生にピアノを習っていた I です。今 大学生になって神奈川県に住んでいるんですが、週末に遊びに行っていいですか」と、突然電話があったのが 今週の初めごろ。
そうだ、覚えてるよ、 I くん。
たしか小学2年生ぐらいから6年生ぐらいまで、ピアノに来ていたよね。
どんなに成長してるんだろう。

約束した今日の夕方、 I くんはやってきました。
うわー、大人だ。。。
立派になっちゃって~
「学校の寮に入っているときもデジピで練習していました。今は大学生でマンション住まいです。一人で練習したので、聴いてもらいと思って・・・」
こう言って彼は アニソン(アニメの曲)を2~3曲弾いて聞かせてくれました。

う、うまい!!!

小学生のころからは想像つかないほど、鍛え抜かれた指さばき、しなやかなリストの運び、鮮やかな跳躍。
すっごくいっぱい練習したんだなー、と確信できる すばらしいピアニストに成長しておりました。
そういえば、小学生のころも運動得意だったね。リレー選にも出てたし。
でもなー、あのころのちびっこの姿と、今の若者と、どうしても結びつかないよ・・・

こうやって、昔の生徒が 覚えてて訪ねてくれるのは、ほんとにうれしいです。
せっかくこうしてつながったので、来月に開く「ハロウィーンコンサート」に出てよ、ということに決めました。
思いがけず、ピアニスト一人追加です。

ちなみに、「アニメの曲」というと、「なーんだ、コドモの歌か」と思う大人の人もいるかもしれませんが、とんでもない。
今、アニソンといえば、特にインターネットの世界中心に、一つの音楽ジャンルを確立している、非常に高度な演奏技術を要するものです。
「なーんだ」と思った人は、本番の彼の演奏を聴いて 驚いてください。


中学生のみんなも大好きなアニソン。
みんなに聞かせてあげたいです♪♪♪

となりのトトロ完成

2013年09月05日 | レッスン日記(小中高生)
M4ちゃん(小3):
「となりのトトロ」の仕上げをしました。
先週は、まだテンポも遅く、右手と左手を合わせるのもやっと弾いている感じでしたが、今日は「リズムも軽快になり、何よりも右手のメロディーが すてきに軽いタッチで、ポップス特有のアーティキュレーションが表現され、すっかりポップスの弾き方に慣れた様子で堂々と弾けていました。
ただ、耳になじんだ歌の部分はよかったのですが、ピアノ曲として編曲され、付け加えられている 前奏や間奏、エンディングの部分は、いまいちよくわからない、といった感じがあったので、その部分を一緒に練習しました。
それから全体を通して仕上げ、これで「トトロ」は完成となりました。
「次はどれやる?」と先生にきかれて、目次を眺めながら
「う~ん、う~ん」
と なかなか決められないM4ちゃん。
ついに 先生がパラパラとページをシャッフルし、M4ちゃんが「ストップ!」と言って、止まったページの曲にしようということになりました。

で、決まった曲は「世界が一つになる時」です。
学校でも歌ったことがあるようで、M4ちゃんもこの決定に満足の様子です。

しばらくの間、M4ちゃんには、こうして、現代のポップスなど クラシックではないジャンルを体験し、軽快なリズム感や現代的な和声感などを、自然に身につけていってもらおうと思っています。

やまのおんがくか 連奏記録

2013年09月05日 | レッスン日記(小中高生)
Hちゃん(年長):
ピンポ~ン♪ とチャイムが鳴って、Hちゃんが大きな声で「Hで~す」と言って 片手にレッスンバッグ、片手に大きな水筒を持って レッスン室に入ってきて・・・

今日も弾くかな?あの曲 ・・・わくわくo( ^ ^ )o
弾いた! \(^o^)/

やっぱり今日も、「やまのおんがくか」弾いたよ。
発表会終了以来、これで4週連続だ!
しかも毎週、少しずつバージョンアップしてる。
Hちゃんの「やまのおんがくか」連奏記録がどこまで続くか、目が離せません。

それはともかくとして、やる気満々のHちゃんは、テキストだって順調に進んでますよ。
今日は「むしのこえ」を両手で上手に弾けたし、次の「アビニョンの橋で」も、複雑な伴奏形ともども 初見である程度は弾けたのでびっくりでした。
Hちゃん自身も、「難しい曲だ」と思ったようで、また「その難しい曲を弾くことができた」ということに自分ながら驚きと喜びを感じたようです。
「今度の発表会は、『あんびよんのはし』みたいな難しい曲ひきたい」と、即座にビジョンを表明したのですから。
「アビニョンの橋の上で」をおうちでしあげしてくる、という約束にしましたが、確実に実力をつけている手応えを感じました。

9月の音倉ジャム

2013年09月04日 | レッスン日記(小中高生)
早いもので、もう9月の第一水曜日。
「音倉ジャム」のある日です。

来月のハロウィンコンサートに、歌で出演してもらうことにした友人と、その打ち合わせを兼ねて 音倉で落ち合いました。
セッションが始まるまでの少しの時間で、楽譜を交換したり歌詞を見直したりして、そのあとはのんびりドリンクを飲みながら、ジャムの見物です。
今日は、朝からの不安定な天気のせいもあってか、出演者も観客もいつもに比べて少なく、演奏する人は第一部・第二部それぞれに1曲ずつ、合計2曲演奏できてよかったと思います。

とてもきれいな声の女性Fさん、いつもシブい選曲の大柄なおじさん、なんとなく聖路加病院の日野原先生に似てる(秘密だけど)小柄なおじさん、それから尺八でジャズを吹くおじさん(みなさん名前がわからなくてすみません)・・・
いつもの常連さんで、みんなジャズを楽しんでいる人ばかりです。
今日は珍しく、第一部でジャズを演奏した尺八おじさんが、第二部では 音倉バンドのピアニストの女性とデュオで、日本の名曲「春の海」を正統派の尺八で演奏してくれました。
こういう場所で聴く日本の曲は、とても新鮮ですてきでした。
「音倉ジャム」では、演奏したい人がその場で、バンドメン一人一人に譜面をわたしてセッションします。
通常、ジャズの演奏ですから、1段譜にメロディーとコードネームだけでいいのですが、この「春の海」は、オリジナルでは琴で演奏するパートをピアノで弾くので、ピアニストに渡した譜面は、その琴のパートがギッシリと書き込まれたものです。
ピアニストの女性は、それを初見で、瞬時に尺八おじさんと共演したわけです。
弾き終わったあと、司会者が言いました。
「ピアニストは初見です」
「えーっ、すごいー)」と驚く聴衆。
「こんな細かい音符、よく見えるねー
そっちかい。
さすが老眼世代のおじさん、着眼点がちがうね。

さて、本日のジャムセッションもすべて終わり、フィナーレには、今日特別参加していた、ピアニストの女性の息子さんという青年が しっとりとドビュッシーの「月の光」を弾いて、静かに秋の夜のコンサートをしめくくりました。

9月にぴったりだ・・・
もうすぐ十五夜だね・・・

アンママさんとシャンソン練習

2013年09月04日 | レッスン日記(小中高生)
今月22日に シャンソンの伴奏をするので、その音合わせのため、駒場のカフェ・アンサンブルへ行きました。
今回シャンソンを歌う、アンサンブルのママ、アンママさんは、80才を過ぎているとは思えないほど元気で若々しいです。

さっそくレッスン室に行って、選んでおいた3~4曲の歌を合わせてみました。
一応 楽譜はいただいてあるのですが、シャンソンなので譜面通りに弾かないで、適当に合わせよう、ということに。

まずはオープニングトークのBGMとして、ピアノで軽く「バラ色の人生」を流し、
最初の歌は 「詩人の魂」から変更して「聞かせてよ愛の言葉を」。
2曲目に タンゴの「恋心」。
そして最後に「愛の讃歌」で歌い上げる。

1回、サラッとやってみただけで、
「いいよね?!\(^o^)/」
ってことで、バッチリ(?)きまりました。

練習は10分で終了し、そのあとは
「やっぱりヒバリさんに頼んでよかったわ~、このリズムはあなたじゃなきゃダメだと思ったの」
「クラシックじゃないんだから、自由にやらなきゃね!」
「そうなのよー、お堅いのはダメ!『恋心』元気にできたわー」
「元気な二人でパーッとやりましょー」
と、すっかり意気投合した二人でした。

ヒバリも相当元気だと思いますが、アンママさんの元気にはあきれます。
2週間後にもう一度 練習する予定です。
楽しみだ。


待ちきれない

2013年09月04日 | レッスン日記(小中高生)
Hさん(大人):
バッハのシンフォニア5番変ホ長調と、ハイドンのソナタホ短調を練習しています。

バッハの方は、もう最後まで弾けて、音もずいぶんクリアに美しくなりました。
装飾音符など、時々ハッとするほどきれいな音が出ることがあって、Hさんバッハ上手になったなあ・・・と思います。

ただ!

曲に慣れてくると、Hさん独特の短所がジワジワと・・・
それはね、「待ちきれない」ということです。

普段から、何事にもテキパキしていて、グズグズのろいのが大嫌い、というHさん。
曲を弾くときにもその性格がキッパリ反映し、おっとりと待つことがなかなか難しい。
たとえば1小節の半分が休符になったりしていると、その「間」が待ちきれず、さっさと先に弾き進めてしまう。
「まだまだ!まだまだ!」とタヅナを引き締めておかないと、どんどん飛び出して「見切り発進」してしまいます。
それでも、ご自分でもそれを充分承知して気を付けているHさんなので、今回のバッハの曲では
「Hさん!よくぞここまで、ガマンしましたね(TOT)」と感涙にむせぶほど、拍も休符も、きちんと待って弾いていたのです。
最初はね。

ところが、今日あたり、大分曲に慣れてきたので、少しずつ休符が短くなり、音符が短くなり・・・
「あのー」
「わかってますわかってます。早いですよね?!」
と 返事も早いHさんです。
よーくわかってるので、来週、なんとか「間」を持ちこたえて、完成に至ることを期待しています。

ハイドンのソナタの方は、ドラマチックで「Prest(非常に速く)」というテンポなので、「待ちきれない」心配はないと思います!(^O^)v

クシコスポスト、速く弾きたいね

2013年09月03日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小6):
「クシコスポスト」を練習しています。
「この辺までしか弾けなかった」と、Bの部分までを示して弾き始めました。

まず前奏。

♪♪♪♪♪~

「おお!速いじゃない!」
続いてテーマともいうべきAの部分。

♪♪♪♪♪~

「なかなか軽快にやってるじゃない?」

そして左手がメロディーに変わるBの部分。

♪♪♪♪♪~

「伴奏が、ちょっとややこしいみたいだね・・・」

と、先へ進むにつれテンポが落ちていく。。。
別に、悪くはないよ。
だって、
「運動会の曲だ!」「スピード上げて弾きたい」「できるところだけでも速く弾きたい」という、Tちゃんの意気込みが よーく感じられるもん。

そこで、ちょっと混乱していたBの部分を、右手・左手別々に、音の流れや指使いを確認しながら練習して、大分スラスラ弾けるようになりました。
これで、一人でも大丈夫だね。
来週、ここまで テンポよく弾けるように練習してこようね。