HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ペダルを使ってロマンチックに弾きましょう♪

2021年05月15日 | レッスン日記(大人)

M子さん(大人):

コードで弾く曲集の中から「ショパンのノクターン」を練習していました。

M子さんは子ども時代にピアノを習った経験があり、一通りの下地があるので、遠慮せずいろいろやってみればいいのになー、と思うことが時々あります。

たとえばペダル。

ノクターンとか、こういうロマンチックな曲は、ペダルを使ってなめらかに弾けば素敵なのに、M子さんは言われるまでペダルも遠慮しているんです。

小さい子どもたちなんか、「チューリップ」だろうと「バーナム」だろうと、勝手にガンガンペダルを踏んで「すごい音になったよー」とか得意になってるのに、M子さんは、ヒバリが「ペダル付けましょう」と言うまで、付けていません。

ペダルのタイミングが正確でなくても、踏んだら踏んだで離すのを忘れてボワーッと音がにごってしまっても、気にせずどんどんペダルを使いましょう。

まずは、ペダルが自然に踏めるように、たくさん使ってみましょう。そのうち、弾く方に余裕が出てきたら、音の濁りやタイミングの悪いところが聞こえてくるようになるし、そうしたら、少しずつ直していけばいいのです。

ペダルを使って、それから1か所だけ、ショパンらしくメロディーに「ターン」を加えてみたら、ほら!違う曲みたいに素敵になりましたよ!

子どもと違って、大人の生徒のみなさんは「間違えてはいけない」「まだちゃんと弾けていないのにペダルを付けてはいけない」などと考えてしまうことが多いと思いますが、ピアノのレッスンは、子どものように無邪気に弾いたほうが早く上達します(笑)

なので、ペダルでも和音でも、遠慮なく使って楽しく弾きましょう。

間違えたって、誰にも迷惑かかりませんから!


フレーズごとの強弱で おとなっぽい演奏に

2021年05月13日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小6):

「アルフレッド・ピアノライブラリー3」が終わりに近づき、今日は「スカボロー・フェア」のレッスンです。

よく予習ができて、きちんと弾けているので、もうひとつ。

音符を正しく弾くことのほかに、フォルテ、ピアノなどの強弱記号も見落とさないように弾きましょう。

それから、この間もアドバイスしたように、クレッシェンドやディミニュエンドがことさら書き込んでなくても、フレーズに合わせて音を膨らませたり、フレーズの終わりはだんだん小さくしたりと、ふっくらしたメロディーの弾き方を心がけてみましょう。

そうやって弾いてみたら・・・

ほら!一気に、見違えるほど大人っぽい演奏に変わりました。

Mちゃんはもう小学校の最上級生、大人の演奏ができる年齢なので、フレーズの表現をいつも心に停めておいてね。

スカボロー・フェアがきれいに仕上がって、次の曲は「狩りの歌」、キツネ狩りの曲です。

「このフレーズ弾いてみて!」と先生に言われたフレーズは「狩りにいこう!」と歌うメロディー。

ほうら、よく見ると、「狩りに行こう!」があちこちに。そしてそれ以外の部分は「パパパ、パパパ、パパパ!」と歌うメロディー。

「ほら、これだけだよ。この2つのフレーズが交互に出てくるだけ。簡単でしょ?!」

「うん、簡単!」Mちゃん、にっこりです。

来週は、「狩りの歌」が仕上がってくるに違いありません。


「スカボロー・フェア」と「ラ・ラスパ」リコーダーとダンスで!

2021年05月12日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小4):

「アルフレッド・ピアノライブラリー3」が終わりに近づき、今日は「グリーン・スリーブス」を練習してきました。

うーん、よく弾けてるんだけどね。ちょっとサッサと進みすぎかな。フレーズ感をもっと大事にしてもらいたい。

「もしね、これをリコーダーとか歌でやるんだったらどうだろう?」先生が言いました。「どこかで息継ぎしないといけないよね?」

「そうだね」Cちゃんも同意して、どこで息継ぎしたらいいかな、と、メロディーを口ずさみながら考えています。

「発表会で使ったリコーダーがあるじゃん」教室に保存してあるみんなのリコーダーから、Cちゃんは自分のをみつけて引っ張り出しました。

さっそく吹いてみますが、なかなか難しい。

「どれどれ」先生も自分のリコーダーを出して吹いてみます。

レーレ ラーラ ミーファミレー(息継ぎ)、

ラドレード ラシソラー(息継ぎ)、

「こんな感じだよね」

思いのほかリコーダーで手間取ってしまった。でも、まあ、息継ぎの感じは理解できたと思います。

次はメキシコ民謡「ラ・ラスパ」。

「足踏みダンス」と言われている踊りが、YoutubeにもたくさんUPされているので、それを見てみます。

「あっ、この踊り、『タイタニック』で踊ってた!」とCちゃん。

「そうだ、そうだったね。船の中で踊ってた!Cちゃん踊ってごらんよ」

先生が曲を弾き、Cちゃんは超スピードで踊りました。

「うわー、汗びっしょりだ~」

考えてみれば「ラ・ラスパ」はメキシコの民謡、「タイタニック」はイギリスの映画なので、船の中で踊ってたのはイギリスの民謡「ジグ」かなんかじゃないかと思うけど、まっ、いいよね。どこの国にも、同じようなスタイルの民謡やダンスがあるもんだ。

ってことで、今日は音楽を他の楽器やダンス、体で感じるレッスンでした・・・

 


K(小1)・Mちゃん(小1)、それぞれの個性

2021年05月12日 | レッスン日記(小中高生)

Kちゃん(小1):

小学生になってから、レッスンはママの付き添いなしに一人で来るようになりました。

♪ピンポン が鳴ってドアを開けると、Kちゃんが一人で元気よく入ってきます。

「一人できたの?!」と聞いたら「ママが曲がり角まで送ってくれて、そこから一人で来たの」とのこと。

こうやって一人でレッスンに来る!ということに、Kちゃんの強い独立心と「小学生なんだ!」なんだ!という誇りが現れているようで、立派だな~と思います。

お家でもちゃんと練習しているようで、ずいぶん指がやわらかく動くようになり、音符もよく読めています。

同じ保育園に行っていたMちゃんととっても仲良しで、学区域の関係で別々の小学校に通うようになったのが残念ですが、ピアノの時にちょっとだけ会えることもあり、それが楽しみですね。

Kちゃんは元気いっぱいの行動派で、大きな声でたくさんおしゃべりするタイプ、そしてMちゃんはおっとりして静かなタイプです。

面白いのは、元気なKちゃんが弾くピアノの音色が繊細でやわらか、そして物静かなMちゃんの音色が力強く元気なこと!

子どもたちは一人一人それぞれですが、みんな心の中にはいろんな要素があり、普段元気な子がしんみりした曲を好きとか、意外な一面を見せてくれたり、静かな子が意外にも勇ましい演奏をしてくれたりと、レッスンしていると新鮮な発見がたくさんあります。

小学校生活スタートしたばかりのKちゃん、それにMちゃんも、これからどのように成長していくのか、とても楽しみです。


Mちゃん(小1)、音がしっかりしてる。

2021年05月12日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小1):

「バーナム」と「たのしいピアノレッスン」の本を使ってレッスンしています。

Mちゃんは「バーナム」がお気に入りのようで、いつもバーナムを最初に弾きます。

アレ? 今日はなんだか、前よりピアノの音がしっかりしている感じだ。

1音、1音、かっちりと打鍵して「ピアノ」らしい音色になってきている。

「バーナム」を弾いた後、「たのしいピアノレッスン」の「つきのひかり」、そして「これがひける」とMちゃんが開いた「ジングルベル」を弾きました。

うん、やっぱり間違いない。Mちゃんのタッチが自信のある音で、しっかりピアノが鳴っています。

「ねえ、上手になったね!いい音が出てるよね」

思わずそう言ったら、Mちゃんはそれを自覚してるのかはわからないけど、「うん!」とうなずきました。

レッスンの終わりごろにママがお迎えにきて、帰る支度をしているときに

「Mちゃんの音がすごくしっかりして・・・なんか急に上手になったみたいです。たくさん練習してるんですか?」と聞いてみました。

そうしたら、、「一人でピアノの部屋に行って、よく弾いてます」とのこと。しかも、それだけでもすごいなあと思いますが、ピアノは3階のお部屋にあるんだそうです。

低学年の生徒が、リビングとかみんなのいる場所じゃなく3階まで行って、一人でピアノを弾いてるなんて、すごいですね。

そういえば、Mちゃんは去年の6月からピアノを始めたので、あと半月して5月が終わったら、まる1年になるんですね。早い・・・

なんか一気に成長したような、力強さを感じさせるMちゃんでした。


Rくん、G7の形がバージョンアップしたよ

2021年05月11日 | レッスン日記(小中高生)

Rくん(小1):

バーナムの「むらさき」と、その次の「オレンジ」を併用しています。

「むらさき」は復習巻で、ルーレットで弾く番号を選び、まえに習った課題を5曲、復習しながらさらにクォリティを高めるレッスン。

「オレンジ」は、現役巻なので、新しいポジションや新しい課題にチャレンジしていくレッスンです。

ヒバリ教室では、小さい生徒にも出来るだけ早くから「コード奏法」を体験させています。

わかる範囲、できる範囲でなのですが、コード奏法、コード理論を使うと、クラシック理論だけでは難しい内容も あっさり理解してもらえる、ということもあるのです。

これまでRくんは、C、G7、Fのコードを教わっていました。

Cはドミソ、と3つの音を使った和音、そしてG7は、ファソ、と2つの音で弾いていました。

でも、バーナムでシファソ、と3つの音を押さえる課題に入ったので、ここで改めて「新しい押さえ方のG7だよ」と言って、ファソ → シファソ、と3つの音で出来ているG7へバージョンアップすることに。

「え~、どうして~?」

Rくん、引き気味です。だってシファソは難しい。手もうんと拡げなきゃいけないし、3つの音を探すのもなかなかだ・・・それだから、今まではファソだけにして、シを抜かしてたんだもんね。

「もう、Rくん本がここまで進んだから、シファソにバージョンアップなんだよ。小学生バージョン。今までのは保育園バージョンだったからね。もう小学生だから、手も大きくなったしさ」とオダてる。

「ドからドまで、届くかな?!」

Rくん、自信のなかった「シファソ」から、最近ちょい自信持ち始めた「ドからド」へと意識が移り、さっそく鍵盤の上で「大きくなった手」を試してみています。しめしめ。ノリそうだ。

「ねっ?ほら、前よりずーっと、ドからドが届くようになったじゃない?もう小学生だからねー。だからシファソも、楽に届くようになってると思うんだ」

「そうかな・・・えーと、シ、でしょ。それからこうやって・・・」

「ほらー、弾けるじゃん。けっこう簡単だね?!」

「こうか!G7。」

Rくん、何とかうまいことノセられて、ジャン!ジャン!と弾いてみてる。よしっ。

このように、若いといえども男性諸氏はプライドが高いので、それを傷つけず、なおかつうまく利用してレベルアップしていっていただくことに 日夜心をくだいているわたくしであります。


Aくん、おんぷカードが得意

2021年05月11日 | レッスン日記(幼児)

Aくん(年長):

ヒバリ教室に入って2カ月。

毎週、レッスンをとっても楽しみにして通ってきているようで嬉しいです。

まずはリズム遊びから。

今日はトライアングルを手に取りました。

エレクトーンのオートリズムに合わせ、最初は先生の後についてリズムの模倣から。

そのうち、だんだんと自由なリズムを創作していきます。トライアングルも、いろんな打ち方があるからね。外側から打ったり、内側を打ったり、グルグル回したり・・・

リズムはボンゴやタンバリンとほかの楽器にも広がっていき、にぎやかなセッションが一区切りしたら、Aくんが「お・し・まい!」と号令をかけて終了。

Aくんが「『ド』のカードは?」と、「おんぷカード」を探しています。

先生がおんぷカードを渡すと、ド、レ、ミ、・・・と音階どおりに並べていきます。

「ド、レ、ミ、ファ、ソ・・・『ラ』は?」とAくん。

だけど、幼児用に作った大きな音符のカードは、ソまでしかありません。

「このカードはソまでしかないよ。まだソまでしか習ってないから。それ以上は、もっと小さいカードしかないよ」

「それでいいよ。だって、ドレミファソラシド、って並べたいんだもん」

Aくんは、上級生用の「大譜表」で描かれた音符カードを、いっしょうけんめい考えて音階順に並べました。

次はリズムカードです。

四分音符、八分音符、四分休符などのカードをあれこれ並べ替えて、その場にできたリズムをたたく遊び(とAくんは思ってるけどレッスン)。

やってるうちにAくんがおんぷカードも紛れ込ませ、

タタ、タタ、タタ、タタ、ウン、タン、ドー、タタ、

とかになって、大迫力だ。

Aくんは楽譜に興味があるようなので、そちら方面に比重をおきながらレッスンしていこうかなあと思っています。

これからどんなふうに成長していくか楽しみです。

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1の指で黒鍵を弾くときは

2021年05月11日 | 音符・楽譜・テクニック

K子さん(大人):

GWでレッスンがお休みになっている間に、ジャズ曲集から今までレッスンした曲ややりかけていた曲をもう一度復習し直していたそうです。それも5~6曲も!

さらにバッハインヴェンションの新しい曲まで練習してた。

すごい優等生ですね!!生徒のカガミK子さん。

今日は「サテンドール」を聞かせてもらったのですが、複雑な和音やリズムをよく練習して、ずいぶん曲が整ってきていました。

その中で、K子さんがどうしても弾きづらい和音があるといいます。

Em7の和音、右手でF♯、G、Bの3つの音を弾く所です。

1の指(親指)で黒鍵を弾くことになるんですが、こういった場合に、K子さんに限らずこのように弾いてしまう人が多いです。

ニュートラルなポジションで1の指だけ黒鍵に上げようとして、手がねじれてしまっています。

1の指や5の指での黒鍵を含む和音を弾くときは、まず自然な手のフォームを作り、その形のまま 1の指を黒鍵(この場合はF♯)に置けるまで手全体をスッと奥へ移動しましょう。

  

1.自然な手の形のまま→親指をF♯までもっていく。

2.ほかの指は鍵盤の奥の方へ入るので、その位置でG、Bの音を押さえる。

これで、びっくりするほど楽に和音を弾くことができます。意外に気づいていない人が多いので、お試しください。

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Sちゃん(年中)、ゆっくり楽しんで♪

2021年05月10日 | レッスン日記(幼児)

Sちゃん(年中):

約束の時間より10分ほど早く、窓の外を見たらSちゃんとお母さん、妹ちゃんを乗せた自転車が到着したのが見えました。

来た来た・・・と思ったけど、アレ?なかなか入ってこない...

もう一度窓の外を見たら、どうやら早く着きすぎたので 表で時間まで待っているみたい?

窓を開けて「Sちゃーん」と呼んだら、パッと顔を輝かせて笑顔がはじけ、大きく手を振って、こっちへ駆け寄ってきました。

「おいでー」

「うん、今いくー」

Sちゃん、嬉しそうに教室へ駈け込んできました。

「早く着いちゃって、すみません」とお母さんは恐縮していますが、せっかく早く来たんだからレッスン始めましょう。

GWの後で、久しぶりのレッスンです。

楽器をいっぱい並べてリズム打ちをしたり、楽譜の音符を色エンピツで塗り分けていったり、両手を合わせてテキストを弾いたり、元気に楽しくレッスンできました。

「よいこのピアノ1」が、もう大分終わりの方まで進んで、音符も読めるようになっているので、Sちゃん本人が「がんばろう」と思えば すぐにテキストも終わりまで行けると思うんですが、まだ年中組になったばかりのSちゃんに「テキストを制覇する」という考えはありません。ただただ1回1回のレッスン時間を、先生と楽しく過ごしたい、というだけの気持ちなんだと思います。

でも、それでいいと思います。

レッスンに来るのを楽しみにして、喜んで通ってくれるのが一番です。

確かにテキストがサッサと進まないし、効率は恐ろしく悪いかかもしれません。

しかし、小さい頃に、無駄とも思えるたくさんの「余裕時間」や「遠回り」をしながらゆったり楽しんだことは、目に見えない「種」みたいに体や心の中に残り、ゆっくりと育っていきます。

Sちゃんがもう少し成長して「ピアノを習っている」ことがしっかり理解できるようになったときに、今ついやした たっぷりの「音楽遊び時間」がパワーとなって、発揮できるようになってくると思います。

その時を楽しみに。

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Tくん、お気に入りはLISA?!

2021年05月09日 | レッスン日記(小中高生)

Tくん(小3):

「先週は『紅蓮華』弾かなかったよね。『おどるポンポコリン』や『サザエさん』で時間切れになっちゃったじゃん?」

先生が言いました。

「今日は、だから『紅蓮華』から弾こうよ。弾いてみて」

と言われ、Tくんはすぐにメロディーを弾き始めました。それもすごいスピードで。

「へー、楽譜いらないんだ?!」

途中、「アレ、次どうだっけ?」と迷って、先生から「楽譜出してきて見れば?」と言われても、「いや、大丈夫」と何とか思い出し、最後まで弾き通したのは驚き。

いつの間に、こんなに覚えた?!あんなに、覚えるのに手こずってたのに。

それに、いつの間にこんな指が動くようになった?! あんなに指がいうこときかなかったのに。

「オレ、ほかにも好きな曲あるんだ。なーんだ?」

「うーんとね、『夜に駆ける』?!」

「当たり~! なんでわかった?」

「前に言ってたような気がしたから。でもなんでそんな歌知ってんの?」

「んー、いろいろ聞いてるから。オレね、LISAが大好きなんだ。『炎(ほむら)』とか」

「へー、LISAが気に入ってんだ~?」

「あとは『香水』とか」

「えええ~、香水! 大人のチョイスだね~ いつの間にそんな歌たくさん覚えたのさ」

「オレいつも聞いてる。Amazonで聴いて、カラオケで歌ってんだ。 」

うっひゃ~、どうなったんだT!

先月ぐらいまで「おさかなくわえたドラねこ~」と「ピーヒャラ、ピーヒャラ」の世界が全てだったのに。

 ♪ 別にキーミを求めてないけど、横にいーられると思い出す~

Tくん、気持ちよく歌ってるけど

その歌詞の内容と、前歯が2本抜けて生えかかってるちびっこTくんのビジュアルとのギャップが・・・

あまりに大きなギャップが、お笑い度を倍増させてるのでした・・・

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OちゃんTちゃん、二人のレッスン♪

2021年05月09日 | レッスン日記(小中高生)

Oちゃん(小1)とTちゃん(小2):

いとこ同士の二人、月に2回、一緒にレッスンに来ています。

「先週は、Oちゃんから先にレッスンしたよね。だから今日は、Tちゃんからやろうね」

先生からそう言われて、Tちゃんがピアノへ。

Oちゃんは、音符を書いたり色を塗ったりする「ワーク」を1枚、先生からもらって、テーブルで塗りはじめます。

Tちゃんは、前回「よいこのピアノ1」を最後まで終わらせようと思ってがんばったけど、時間切れになって最後までいけなかったので、今日は前回の続きをがんばってこなしていきます。

「今日、この本終わらせる?」

「はい!」

両手の音符を読んでひとつひとつ弾いていくのはけっこうしんどいけど、Tちゃんはがんばっています。

半分くらい弾いたところでOちゃんとピアノを交代、今度はTちゃんが、同じワークを先生からもらって描き始めます。

交代してピアノに座ったOちゃんは、前回もらった新しい楽譜を広げました。

最初の歌は「かえるのがっしょう」です。

続いて「きらきらぼし」「チューリップ」も、危なげなく弾けました。楽譜を見ればちゃんと曲になりますね。

「むらさきのバーナム」は、最初(むずかしいかなあ)と気後れ気味でしたが、弾いてみたら、曲は短いし、簡単な音ばかりです。

「ねっ、けっこう簡単だったでしょ?」と先生に言われ

「うん!」とホッとした表情のOちゃん。

ここで再度Tちゃんと交代、Tちゃんはめでたく「よいこのピアノ1」を最後まで弾き終えました。

やったー。がんばったね!

最後に、二人いっしょにピアノに並び、先生の伴奏と合わせて「バナナボートソング」を弾いて、きょうのレッスンはおしまいです。

いとこ同士二人一緒にレッスン室に入り、交代にピアノを弾いたりワークをやったりのレッスン。

短い集中時間を切り替えながら交代交代、お互いのピアノを聞いたり一緒に合奏したりと、良いことがいっぱいです。

また今度もね!

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Hちゃん、むらさきのバーナム簡単で楽しいね♪

2021年05月09日 | レッスン日記(小中高生)

Hちゃん(小2):

この間のレッスンで「バーナム」のむらさきをもらって帰りました。

「今日はどれから弾く?」

「これ!」とHちゃんが出したのは、新しい「バーナム」です。

この前、楽譜をもらった時に「グループ1」の最初の半分を弾いて、「簡単!」と喜んで帰り、今日はその続きからです。

本を開いたら、さし絵の「棒人間」にかわいく色を塗ってあり、顔を描いてあげてるのもありました。

さっそく弾いてみます。

「スキップしよう」、「深呼吸」・・・

次々と弾けて、マルをもらうたびに、Hちゃんは「簡単!」と、とっても嬉しそうにソファーにいるママを振り返っています。

続く「クギをうつ練習」は、親指をおさえたまま他の音を弾くのが難しく、もう片方の手で親指を押さえながら弾きましたが、すぐにコツがわかり、上手に弾けるようになりました。

「グループ1」、12番まで全部マルになって、Hちゃんは「たった2回のレッスンで、もうグループ1が全部終わっちゃった!」と笑顔いっぱいです。

Hちゃんは指のフォームがとてもきれい。

ピアノどんどん上手になれそうです。がんばろうね。

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ヒバリのおうち遊び・・・コラージュ・アンサンブル

2021年05月08日 | 音楽のツボ

みなさん、GWはいかがお過ごしでしたか。

去年も今年も、コロナ渦の中どこにも出かけられない日々が続いていますね。

仕方なく(?)、自然と「おうち遊び」が上手になっていく私たち。

そんな中、私ヒバリが最近やっているおうち遊びといえば「コラージュ・アンサンブル」かなあ。

「コラージュ」は「貼り合わせる」みたいな意味です。

コロナ渦になってから、テレビやYoutubeなんかでもよく見られるようになりましたよね。
遠く離れた人たちが、一つの画面の中で合奏や合唱してる・・・アレです。

リモート・アンサンブル、というのは、離れた場所の人がオンラインで、リアルタイムでアンサンブルするものですが、コラージュはそれとは違い、別々に撮った動画を貼り合わせて、一つの画面を作るものです。

離れた友達と「バーチャル連弾」もできるし、一人で何度も録画を繰り返し、「一人連弾」や「一人合奏」もできます。

やってみるとなかなか面白いので、連弾、合奏、コーラスなどいろいろ作って楽しんでます。

始まりは、まだ寒い冬の頃、雪国富山に住む友人が「雪とコロナで家から出られない。退屈」と言っていたので、何気なしに「コラージュ連弾して遊ぼうよ」と思いついたことからでした。

友人とヒバリとそれぞれが撮った演奏動画を、一つの画面の中に貼り合わせて「連弾」や「合奏」の形に作り上げる。

慣れてきたら調子に乗って、いくつかコラージュ動画を作ってYoutubeチャンネルにUPし、そのうち これまでにヒバリがコンサートなどで演奏した「連弾」や「アンサンブル」の動画も入れ始め、チャンネルの名前は「ヒバリ・ピアノクラス」としました。

ココです。→ HIBARI PIANO CLASS     よかったら見に来てくださいね。

その後、小学生の生徒たちが「私の動画も出してよー」と言い出したため、発表会などの合奏もUPして、チャンネルが大分にぎわってきました(笑)

チャンネルのコンセプトは「いっしょに弾くピアノ」です。

ピアノは、一人で弾くものと思われがちですが、あんなに大きくて鍵盤もいっぱいあるんだもん、みんなで弾けば楽しいよ、という気持ちをこめて。

二人で連弾、三人で6手連弾、他の楽器といっしょにアンサンブル。

もちろんコラージュ合奏も。

ということで、これからも、いろんな「いっしょに弾くピアノ」動画をUPしていこうと思っています。

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Sちゃん(高3)、「茶色の小瓶」ジャズ奏法

2021年05月08日 | レッスン日記(小中高生)

Sちゃん(高3)

「模試とかテストがあったりして、なかなか練習できなくて」とピアノの前に座りました。

そうでしょうとも。

だってSちゃんは高3。大学受験生なんですから。

大学の入試といえば、それはもう人生の方向性に大きく関わる重大な試験です。

その大事な大学受験生でありながら、ちゃんとピアノに来ているSちゃんは偉いと思います。

「『茶色の小瓶』だけは弾いてみたんですけど、練習全然できてないんです」

と、ジャズの「ストライド奏法」の練習曲として編曲されている楽譜を広げて弾き始めると

なるほど、確かにミスタッチや弾き直しがたくさんだ。

でもね、私は気づいたよ。

Sちゃん、弾き始めて最初から最後まで、一度も楽譜を見なかったね。

途中、ややこしい音づかいやこみいったアドリブフレーズなんかで迷いそうになっても、一生懸命に頭の中で思い出して、ついに楽譜へ目を向けることはなかった。

だけど、曲が全部頭に入るまでって、かなり練習しないとそうは出来ないはず。

暗譜するほどたくさん練習した証拠だ。

「だって左手の『ストライド』がすごく広範囲で難しいんで、手を見てないと命中しないから

とSちゃんは言ってますが、そこがSちゃんらしい、真面目というか、素朴でいい所だなあ、と思います。

努力しても、それを苦と思わない。決して悲壮感を見せない(自分も感じてない笑)、大らかな良い資質だと思います。

これなら何事もちゃんと乗り切っていけると思うし、大学入試も、ヒバリ先生的には心の中で合格させてるんですが。

さてどうなるでしょうね。

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「花の歌」の表現、カデンツァの弾き方

2021年05月07日 | クラシック曲

Mちゃん(高2):

この前にやった「花の歌」の仕上げです。

この曲の最大の見せ場は、2回出てくる「カデンツァ」です。

「カデンツァ」というのは、クラシック音楽用語で、その部分だけ伴奏がパタッとなくなり、ソロ楽器が数秒間、派手なテクニックを披露する音列をばばーんと奏でること。大方は華やかなアルペジオやスケールで飾り立てられています。

つまり、演奏者の「どや!」を見せびらかすところなので、カデンツァが上手に弾けたら、その曲の演奏はほとんど成功したといっても過言ではありません。

「カデンツァを制する者は曲を制する」なのです。

さて、そんなカデンツァが2か所も盛り込まれている「花の歌」、まず1回目のカデンツァは、Aのコードのアルペジオで駆け上がり、駆け降りるスタイルです。

特にテンポの細かい指定はありませんが、こういった長い上昇→下降のパッセージを弾くのにはコツがあります。

「坂道を上るように上り、下るように下る」コレです。

みなさん、自転車で坂道を上ったことはありますか?

上り始めはペダルが重いので、力いっぱいこいでモーションをつける。すぐに軌道に乗り、ぐんぐんと勢いがついて上っていく。坂のてっぺんにつき、一瞬平らになった、と思う間もなく、下りはどんどん加速度がついて一気に転がり落ちるように。坂の下まで降りたら、後はゆるやかな平地・・・

これを演奏で再現するのです。

最初は助走のようにゆっくりモーションをかけ、勢いとスピードを増しながら駆け上がり、最高音で一瞬止まるかのポーズを経て、一気に加速度を付けながら駆け降り、最後はゆったりと着地。

上りも下りもおんなじ速さじゃ、加速度も落下もないジェットコースターみたいで、おもしろくもなんともありません。

上り坂&下り坂、ジェットコースターののぼりと落下、などをイメージしながら、スリルあふれる演奏を研究してください。

「花の歌」2つ目のカデンツァは、1つ目のアルペジオよりもう少しメロディックなパッセージで、その分指使いもややこしくなっています。

こちらは、ちょっとひねくれた動きでくねくねと上り、てっぺんからまたくねくねと下り、地上に着いたかと思ったらまた一気に上昇、というパターンです。

今度は、山道よりもう少しイメージを膨らませてみましょう。

「花の歌」なので、一面の花びらが空中に舞い上がるイメージでどうでしょう。

木の梢まで舞っていった花びらが、またひらひらと舞い落ちてくる。

静かに地上へ舞い落ちたかと思ったとたん、一陣の風が吹いてきて、花びらたちは一気に巻き上げられ、花吹雪となる。。。

どうですか。ただ技巧を見せるのではなく、色鮮やかなビジュアルを思い浮かべながら弾けば、微妙なテンポの伸び縮みも自然についてくると思います。

「花の歌」はテクニックも易しい小品ですが、演奏者の豊かな表現力によって数倍もゴージャスな曲になるので、みんなもがんばって、想像力・表現力豊かに弾いてみてね。

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