いよいよ、ヒバリ教室のことしのレッスン 最終日となりました。
本日のレッスンは「ウォーリーズ」の四人です。
Tくん(小5):
「ひまわり」はじめから続けて弾いていきます。
前半の方はとってもいいノリになって、ポップスらしいリズムが出ています
以前に苦労した中間部も、それらしく弾けるようになっています。
一番最後のフィニッシュ部分は、今日初めてで、まだ一切手を着けていなかったのですが、いきなり弾いてみました。
それも、エレクトーンでオートリズムをかけながら。
自分一人で弾くと、どうしても、弾きにくいところはゆっくりになったり、つっかえると弾き直したりしてしまいますが、オートリズムが出ていると、イヤでも何でも とにかくリズムに乗って弾かなければなりません。
そこがポイントです。
ほうらごらん、Tくん、初見の譜面でもなんとかリズムに合わせて、両手で弾けてるじゃん(必死とはいえ)
もう大きい男の子なので、これからはこうした「ノリで大胆に弾ききっていく」センスを磨いていきたいと考えています。
Tちゃん(小3):
「あの~、『魔女の宅急便』の本、忘れた・・・」
え~っ、せっかくじょうずにできあがってきて、今日仕上げられると思ったのに?
しょーがないねー
今日は「写譜」の練習に、このあいだの映画会のときの「メリーポピンズ」の楽譜集から「スーパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」をノートに書いていたので、それじゃそれを弾こう、ということになりました。
写譜の練習は、いつも4小節か8小節の簡単なソルフェージュ譜を使っていたのですが、今日はいきなり既存の歌を書くことになってしまったので、小節数は普段の倍の16小節、おまけにコードネームも書き写すように言われて、一気に難度アップでした。でもさすが女の子、きちんと区切られた小節線、ととのった音符、きっちりしたローマ字の(初めて書いたのに)コードネームと、Tちゃんの楽譜はたいへんきれいに書けていました
簡単な歌なので、すぐにメロディーは弾けて、そこに先生が簡単な伴奏を考えて左手で弾くようにしました。
Tちゃんの本年最終レッスンは、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」で、先生のバッキングと合わせ、にぎやかにしめくくりとなりました。
(そういえば、クリスマス会のときにあげた楽譜集、Tちゃんは家に持ち帰るのを忘れて今日まで教室で保管してたのだ。
やっぱり行く先々になにか置いていく『ウォーリー』、その初代リーダーというのはTちゃんにふさわしい役職だ)
M3ちゃん(小6):
Tちゃんが先生とにぎやかに連弾してるところへ「こんちわー」とやってきて、
「あっ、『スーパーカリフラワー』だ!」
この歌、ヒバリ教室のみんなの間では、すっかり「スーパーカリフラワー」という名前になっちゃってます。
さて、自分の演奏は「アヴェ・マリア(グノー/バッハ)」です。
最初の方は、先生のアドバイス通り 右手はくっきりとメロディーが浮かびあがり、左手はやわらかなアルペジオでメロディーを引き立て、本当に大人っぽく美しく弾けているのですが、いざ後半に入って、クライマックスに向かって徐々に盛り上がっていくあたりから、彼女の演奏に翳(かげ)りが現れてきます
1小節ごとに変化するコードが難しい・・・
メロディーも難しい・・・
M3ちゃんの演奏は 作曲者の思いとは裏腹に、徐々に盛り下がっていき、クライマックスの最高に美しさが爆発する箇所で、最低の谷底へと沈み込んでしまうのです。
「M3ちゃん・・・この辺さ~、徐々に、徐々にのぼりつめていって、ばーん!とクライマックスを聴かせたいんだけど・・・その、いちばんいいとこがいちばんヘタだね・・・」
「あはは・・・」
「これじゃ、せっかく前半がじょうずなのに、その印象も『最後ヘタだった』っていう印象で すっかり帳消しになっちゃうよ」
「ああ・・・あの、なんだっけ『おわりよければ』の反対ってこと?」
「そっ。『おわりダメならすべてダメ』ってヤツさ」
「はは・・・」
M3ちゃん、来年のレッスンでは、見事「おわりよければすべてよし」になった、ビュ~ティフルなアヴエ・マリアを待ってるからね。たのむよ~
Mちゃん(小6):
ブルクミュラー「せきれい」に入りました。
一見、すごく早いスピードで細かい音符を弾かなきゃいけないようにみえるのですが・・・
「Mちゃん。この、前奏のところ・・・最初の1拍目に使われてる『ソミド』という3つの音、ぜんぶ一度に弾いたら、何のコード?」
「C!」
「そう、Cのコードだね。じゃ、2拍目の音はどうだろう?『ミドソ』を一度に弾いたら、コードは?」
「C・・・」
「そう。『ソミド、ミドソ、ドソミ、ソミド!』これ、全部Cじゃない!」
「おおー、なるほど!」
「これをなめらかに弾くには、まず一度、和音として弾く練習をしてみて。和音としてつかむ手の形ができたら、今度はそのまま、パララン!と順に弾いてごらん。ほら、こんなに速く、きれいに弾けた」
「ほんとだ!」
ということで、Mちゃんは 和音の転回を充分練習してみよう、ということになりました。
また、「これ、サンタにもらったんだ!」と見せてくれたのは「ピアノで弾くザ★ヒット2010」という楽譜集です!
「うわー、いいのもらったね~\(^O^)/」
「うん\(^O^)/」
「この中のどれかやろうよ\(^O^)/」
「うーん、嵐がいいな」
ということで、Mちゃんが選んだのは「Dear Snow」です。
いーんじゃないでしょうか?
冬休みに練習しておいてね。楽しみだね!
サンタさん、ありがとう。Mちゃんのこと、とってもよく見ててくれたんですね
ということで、ヒバリ教室2010年のレッスンは これにて終了です。
みんな、冬休みを楽しくすごしてね。
よいお年をお迎えください~ またね!(^O^)/
本日のレッスンは「ウォーリーズ」の四人です。
Tくん(小5):
「ひまわり」はじめから続けて弾いていきます。
前半の方はとってもいいノリになって、ポップスらしいリズムが出ています
以前に苦労した中間部も、それらしく弾けるようになっています。
一番最後のフィニッシュ部分は、今日初めてで、まだ一切手を着けていなかったのですが、いきなり弾いてみました。
それも、エレクトーンでオートリズムをかけながら。
自分一人で弾くと、どうしても、弾きにくいところはゆっくりになったり、つっかえると弾き直したりしてしまいますが、オートリズムが出ていると、イヤでも何でも とにかくリズムに乗って弾かなければなりません。
そこがポイントです。
ほうらごらん、Tくん、初見の譜面でもなんとかリズムに合わせて、両手で弾けてるじゃん(必死とはいえ)
もう大きい男の子なので、これからはこうした「ノリで大胆に弾ききっていく」センスを磨いていきたいと考えています。
Tちゃん(小3):
「あの~、『魔女の宅急便』の本、忘れた・・・」
え~っ、せっかくじょうずにできあがってきて、今日仕上げられると思ったのに?
しょーがないねー
今日は「写譜」の練習に、このあいだの映画会のときの「メリーポピンズ」の楽譜集から「スーパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」をノートに書いていたので、それじゃそれを弾こう、ということになりました。
写譜の練習は、いつも4小節か8小節の簡単なソルフェージュ譜を使っていたのですが、今日はいきなり既存の歌を書くことになってしまったので、小節数は普段の倍の16小節、おまけにコードネームも書き写すように言われて、一気に難度アップでした。でもさすが女の子、きちんと区切られた小節線、ととのった音符、きっちりしたローマ字の(初めて書いたのに)コードネームと、Tちゃんの楽譜はたいへんきれいに書けていました
簡単な歌なので、すぐにメロディーは弾けて、そこに先生が簡単な伴奏を考えて左手で弾くようにしました。
Tちゃんの本年最終レッスンは、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」で、先生のバッキングと合わせ、にぎやかにしめくくりとなりました。
(そういえば、クリスマス会のときにあげた楽譜集、Tちゃんは家に持ち帰るのを忘れて今日まで教室で保管してたのだ。
やっぱり行く先々になにか置いていく『ウォーリー』、その初代リーダーというのはTちゃんにふさわしい役職だ)
M3ちゃん(小6):
Tちゃんが先生とにぎやかに連弾してるところへ「こんちわー」とやってきて、
「あっ、『スーパーカリフラワー』だ!」
この歌、ヒバリ教室のみんなの間では、すっかり「スーパーカリフラワー」という名前になっちゃってます。
さて、自分の演奏は「アヴェ・マリア(グノー/バッハ)」です。
最初の方は、先生のアドバイス通り 右手はくっきりとメロディーが浮かびあがり、左手はやわらかなアルペジオでメロディーを引き立て、本当に大人っぽく美しく弾けているのですが、いざ後半に入って、クライマックスに向かって徐々に盛り上がっていくあたりから、彼女の演奏に翳(かげ)りが現れてきます
1小節ごとに変化するコードが難しい・・・
メロディーも難しい・・・
M3ちゃんの演奏は 作曲者の思いとは裏腹に、徐々に盛り下がっていき、クライマックスの最高に美しさが爆発する箇所で、最低の谷底へと沈み込んでしまうのです。
「M3ちゃん・・・この辺さ~、徐々に、徐々にのぼりつめていって、ばーん!とクライマックスを聴かせたいんだけど・・・その、いちばんいいとこがいちばんヘタだね・・・」
「あはは・・・」
「これじゃ、せっかく前半がじょうずなのに、その印象も『最後ヘタだった』っていう印象で すっかり帳消しになっちゃうよ」
「ああ・・・あの、なんだっけ『おわりよければ』の反対ってこと?」
「そっ。『おわりダメならすべてダメ』ってヤツさ」
「はは・・・」
M3ちゃん、来年のレッスンでは、見事「おわりよければすべてよし」になった、ビュ~ティフルなアヴエ・マリアを待ってるからね。たのむよ~
Mちゃん(小6):
ブルクミュラー「せきれい」に入りました。
一見、すごく早いスピードで細かい音符を弾かなきゃいけないようにみえるのですが・・・
「Mちゃん。この、前奏のところ・・・最初の1拍目に使われてる『ソミド』という3つの音、ぜんぶ一度に弾いたら、何のコード?」
「C!」
「そう、Cのコードだね。じゃ、2拍目の音はどうだろう?『ミドソ』を一度に弾いたら、コードは?」
「C・・・」
「そう。『ソミド、ミドソ、ドソミ、ソミド!』これ、全部Cじゃない!」
「おおー、なるほど!」
「これをなめらかに弾くには、まず一度、和音として弾く練習をしてみて。和音としてつかむ手の形ができたら、今度はそのまま、パララン!と順に弾いてごらん。ほら、こんなに速く、きれいに弾けた」
「ほんとだ!」
ということで、Mちゃんは 和音の転回を充分練習してみよう、ということになりました。
また、「これ、サンタにもらったんだ!」と見せてくれたのは「ピアノで弾くザ★ヒット2010」という楽譜集です!
「うわー、いいのもらったね~\(^O^)/」
「うん\(^O^)/」
「この中のどれかやろうよ\(^O^)/」
「うーん、嵐がいいな」
ということで、Mちゃんが選んだのは「Dear Snow」です。
いーんじゃないでしょうか?
冬休みに練習しておいてね。楽しみだね!
サンタさん、ありがとう。Mちゃんのこと、とってもよく見ててくれたんですね
ということで、ヒバリ教室2010年のレッスンは これにて終了です。
みんな、冬休みを楽しくすごしてね。
よいお年をお迎えください~ またね!(^O^)/
全日本フィギュア・スケート選手権大会 上位入賞者のエキシビションをTVで観ました。
私は HPに「スケート」のページを作るほど スケートが好きなのですが、最近のフィギュアに対する世間の白熱ぶりには、どーもなー、と あまり熱くなれないです
いい音楽に乗せて滑るいいスケートは好きなんだけど、勝負ごとはどうも好きじゃないので、正直いえば誰が勝とうと負けようとどっちでもいいのです。
「応援」というのがどうもダメなので、選手のみなさんの演技は のちほどYOUTUBEとかでゆっくり拝見して、勝ち負けのないエキシビションだけ こうしてリアルタイムでTV見物してます。
みた感想:
浅田選手は、今回エキシビションでショパンのバラードに合わせ、純白のコスチュームで滑りました。
彼女には、こういったショパンなどの曲が似合います。
コスチュームも、やわらかな色やデザインが合っています。
昨年度のラフマニノフとか、仮面舞踏会のような重苦しい曲、そして黒&赤のような強い色は、彼女の持ち味に合わず 力みや無理が感じられました。
今回のショパンは、彼女の持ち味に合って、伸びやかで繊細な演技が楽しめました。
どの選手も、技術はすごくてかっこよかったと思います。
しかし色気のある表現ができる人は ほとんどいません。
どんなに素敵でも、かっこよくても、それは積み重ねた練習の成果が発揮されているということです。
おのずと内面からにじみ出てくる「色気」「華」というものは、それとは違うもので、同時に練習や訓練で身につけられるといった性質のものでもありません。
彼らは「スポーツ選手」であり「芸術家」ではないのですから、それでいいわけです。
私はどうしても、フィギュアの中に芸術を求めてしまってるので、その辺がギャップであり、選手のみなさんにしてみれば「余計なお世話」ってことですが。
私の観た印象では、本日演技した選手の中で 色気のある人は 高橋大輔選手だけです。
彼は、リンク中央に立ってスタンバイし、最初のモーションを起こそうと動きを始めた、その時点でもう、あふれるような色気があります。
ほんとは、高橋さんには「パフォーマー」になってもらいたいなあ、というのが私の希望ですだ。
私は HPに「スケート」のページを作るほど スケートが好きなのですが、最近のフィギュアに対する世間の白熱ぶりには、どーもなー、と あまり熱くなれないです
いい音楽に乗せて滑るいいスケートは好きなんだけど、勝負ごとはどうも好きじゃないので、正直いえば誰が勝とうと負けようとどっちでもいいのです。
「応援」というのがどうもダメなので、選手のみなさんの演技は のちほどYOUTUBEとかでゆっくり拝見して、勝ち負けのないエキシビションだけ こうしてリアルタイムでTV見物してます。
みた感想:
浅田選手は、今回エキシビションでショパンのバラードに合わせ、純白のコスチュームで滑りました。
彼女には、こういったショパンなどの曲が似合います。
コスチュームも、やわらかな色やデザインが合っています。
昨年度のラフマニノフとか、仮面舞踏会のような重苦しい曲、そして黒&赤のような強い色は、彼女の持ち味に合わず 力みや無理が感じられました。
今回のショパンは、彼女の持ち味に合って、伸びやかで繊細な演技が楽しめました。
どの選手も、技術はすごくてかっこよかったと思います。
しかし色気のある表現ができる人は ほとんどいません。
どんなに素敵でも、かっこよくても、それは積み重ねた練習の成果が発揮されているということです。
おのずと内面からにじみ出てくる「色気」「華」というものは、それとは違うもので、同時に練習や訓練で身につけられるといった性質のものでもありません。
彼らは「スポーツ選手」であり「芸術家」ではないのですから、それでいいわけです。
私はどうしても、フィギュアの中に芸術を求めてしまってるので、その辺がギャップであり、選手のみなさんにしてみれば「余計なお世話」ってことですが。
私の観た印象では、本日演技した選手の中で 色気のある人は 高橋大輔選手だけです。
彼は、リンク中央に立ってスタンバイし、最初のモーションを起こそうと動きを始めた、その時点でもう、あふれるような色気があります。
ほんとは、高橋さんには「パフォーマー」になってもらいたいなあ、というのが私の希望ですだ。
Sちゃん(小1):
気合いを入れて練習していた「がっこうのくりすますかい」・・・
「どうだった?」ときくと
「うまくできた。『すごいね』ってほめられた」とのことで、大成功のうちに終了したようでした。
クリスマスも終わったし、今月やっていた「クリスマス曲集」も、また来年までしまっておこうね、ということにして、お別れに「あわてんぼうのサンタクロース」を 先生との連弾で盛大に弾きました
「今度は何の曲をやればいいの?」というSちゃんですが、
「この間のクリスマス映画会のときに、『メリーポピンズ』の楽譜あげたでしょ。あれを弾くのもいいんじゃないの?」と先生が言うと
「そうだ、それがいいね!」と大盛り上がりです。
「でもさ・・・Sちゃん、この間、あげた楽譜忘れて帰ったよね」
「うん」
まあしょうがない。まずは「バーナム」をレッスンしてから、この間先生が作ってあげた「楽譜集」を開きました。
「チム・チム・チェリー」「おさとうひとさじで」「2ペンスを鳩に」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「おどろう、調子よく」などの歌のタイトルを、ひとつひとつ声に出して読みながら、Sちゃんは「メリーポピンズ」の映画のシーンを思い出しています。
「指をパチンって鳴らすと、お部屋が片づいちゃうんだよね」
「男の子はなかなか指が鳴らせないんだよね」
「やっと鳴ったらピューッと戸棚にとじこめられちゃってさ」
「出してよ~、出してよ~って」
などと、先生と二人 ひとつひとつのシーンを思い出しては大笑いしました。
中でもSちゃんのお気に入りの歌は「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」という おまじないの歌。
いっしょうけんめいに歌っています。
そしてダンスの場面は「おどろう、調子よく」という煙突掃除たちの迫力あるダンスシーンの曲です。
ちょっと曲を思い出させてあげると、Sちゃんはもう夢中。
「先生、弾いて!」と立ち上がり、先生のスピード満点の伴奏に合わせて、コザックダンスみたいに足を蹴り上げながら踊ります。
ハアハア息を切らしながら、何度も何度も繰り返し踊って、ダンスは超白熱しました。
「じゃ、指番号書いてあげるから、冬休みに弾いてみてごらん。それから、また『子どもポピュラー曲集』から何か」
「チム・チム・チェリーがいい!」
「よし、じゃ『チム・チム・チェリー』!」
ということで、Sちゃんに関しては 先生の「クリスマス映画会」のもくろみがまんまと成功したのでした。
Sちゃん、今日でレッスンじまいです。
来年、チム・チム・チェリー楽しみにしてるよ!
気合いを入れて練習していた「がっこうのくりすますかい」・・・
「どうだった?」ときくと
「うまくできた。『すごいね』ってほめられた」とのことで、大成功のうちに終了したようでした。
クリスマスも終わったし、今月やっていた「クリスマス曲集」も、また来年までしまっておこうね、ということにして、お別れに「あわてんぼうのサンタクロース」を 先生との連弾で盛大に弾きました
「今度は何の曲をやればいいの?」というSちゃんですが、
「この間のクリスマス映画会のときに、『メリーポピンズ』の楽譜あげたでしょ。あれを弾くのもいいんじゃないの?」と先生が言うと
「そうだ、それがいいね!」と大盛り上がりです。
「でもさ・・・Sちゃん、この間、あげた楽譜忘れて帰ったよね」
「うん」
まあしょうがない。まずは「バーナム」をレッスンしてから、この間先生が作ってあげた「楽譜集」を開きました。
「チム・チム・チェリー」「おさとうひとさじで」「2ペンスを鳩に」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「おどろう、調子よく」などの歌のタイトルを、ひとつひとつ声に出して読みながら、Sちゃんは「メリーポピンズ」の映画のシーンを思い出しています。
「指をパチンって鳴らすと、お部屋が片づいちゃうんだよね」
「男の子はなかなか指が鳴らせないんだよね」
「やっと鳴ったらピューッと戸棚にとじこめられちゃってさ」
「出してよ~、出してよ~って」
などと、先生と二人 ひとつひとつのシーンを思い出しては大笑いしました。
中でもSちゃんのお気に入りの歌は「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」という おまじないの歌。
いっしょうけんめいに歌っています。
そしてダンスの場面は「おどろう、調子よく」という煙突掃除たちの迫力あるダンスシーンの曲です。
ちょっと曲を思い出させてあげると、Sちゃんはもう夢中。
「先生、弾いて!」と立ち上がり、先生のスピード満点の伴奏に合わせて、コザックダンスみたいに足を蹴り上げながら踊ります。
ハアハア息を切らしながら、何度も何度も繰り返し踊って、ダンスは超白熱しました。
「じゃ、指番号書いてあげるから、冬休みに弾いてみてごらん。それから、また『子どもポピュラー曲集』から何か」
「チム・チム・チェリーがいい!」
「よし、じゃ『チム・チム・チェリー』!」
ということで、Sちゃんに関しては 先生の「クリスマス映画会」のもくろみがまんまと成功したのでした。
Sちゃん、今日でレッスンじまいです。
来年、チム・チム・チェリー楽しみにしてるよ!
クリスマス・イブの今日は、小学校の終業式ということでした。
小学生のみんなも早く下校するし、保育園の子たちも時間は大丈夫、というので、みんな集まって「クリスマス会」をすることにしました。
といっても、ゲームとかをして遊ぶのではなく「映画会」です。
音楽の世界には、古今東西の「有名曲」や「スタンダードナンバー」があります。
ピアノをやるみんなには、そういった定番ナンバーの「オリジナル」を、ぜひ知っていてもらいたいし、曲のイメージなども、楽譜だけでなく実際に演奏されているのを聞いて、しかも画像もいっしょに見て、体全体で音楽を感じてもらいたい!というのが「クリスマス映画会」をやろうと思ったきっかけです。
本日の出し物は、まず前座として「トムとジェリー・ピアノコンサート」。猫のトム演奏による、リストの「ハンガリー狂詩曲」で、アカデミー賞受賞作品です。
なんたって、オリジナル曲をそっくりそのままトムが演奏し、合間に鍵盤の上やピアノの中を駆け回るジェリーとの、いつもの大乱闘が絶妙のタイミングで入ってくるのですから まさに仰天ものの名演奏!
さて、本日のメインは、ディズニーの「メリー・ポピンズ」に決めました。
アカデミー賞5部門受賞の、音楽・美術・ダンスすべてに最高の芸術性あふれる名作です。
「チム・チム・チェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」など メロディーが知られている割には、実写映画ということであまり観られていないらしいことがわかり、もったいないので ぜひみんなで一緒に観ようと思ったのです。
部屋のカーテンを閉め、照明も消して暗くした中で、お菓子を食べながら みんなで笑ったり驚いたりしながら映画を観ました。
代表的な歌のいくつかを、コードネームつきの1段楽譜にしてコピーし、みんなにあげて、帰りには「♪スーパーカリフラジリスティック・・・」と歌いながら帰っていきました。
気に入った歌があったら、ひいてみてね。
それではみなさん、今日はサンタを待ちながら 早く寝るんでしょ。
よい夢を! そしてメリークリスマス!
小学生のみんなも早く下校するし、保育園の子たちも時間は大丈夫、というので、みんな集まって「クリスマス会」をすることにしました。
といっても、ゲームとかをして遊ぶのではなく「映画会」です。
音楽の世界には、古今東西の「有名曲」や「スタンダードナンバー」があります。
ピアノをやるみんなには、そういった定番ナンバーの「オリジナル」を、ぜひ知っていてもらいたいし、曲のイメージなども、楽譜だけでなく実際に演奏されているのを聞いて、しかも画像もいっしょに見て、体全体で音楽を感じてもらいたい!というのが「クリスマス映画会」をやろうと思ったきっかけです。
本日の出し物は、まず前座として「トムとジェリー・ピアノコンサート」。猫のトム演奏による、リストの「ハンガリー狂詩曲」で、アカデミー賞受賞作品です。
なんたって、オリジナル曲をそっくりそのままトムが演奏し、合間に鍵盤の上やピアノの中を駆け回るジェリーとの、いつもの大乱闘が絶妙のタイミングで入ってくるのですから まさに仰天ものの名演奏!
さて、本日のメインは、ディズニーの「メリー・ポピンズ」に決めました。
アカデミー賞5部門受賞の、音楽・美術・ダンスすべてに最高の芸術性あふれる名作です。
「チム・チム・チェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」など メロディーが知られている割には、実写映画ということであまり観られていないらしいことがわかり、もったいないので ぜひみんなで一緒に観ようと思ったのです。
部屋のカーテンを閉め、照明も消して暗くした中で、お菓子を食べながら みんなで笑ったり驚いたりしながら映画を観ました。
代表的な歌のいくつかを、コードネームつきの1段楽譜にしてコピーし、みんなにあげて、帰りには「♪スーパーカリフラジリスティック・・・」と歌いながら帰っていきました。
気に入った歌があったら、ひいてみてね。
それではみなさん、今日はサンタを待ちながら 早く寝るんでしょ。
よい夢を! そしてメリークリスマス!
Nちゃん(年長):
先週はパパについてきてもらって、「じょうずになったね!」とびっくりさせたNちゃんでした。
今日はいつもどおり、ママといっしょです。
先週弾いた、「つきのひかりに「ひなげし」を はじめから両手で、全部弾いてみました。
どちらの曲も、とてもじょうずです。
右手も左手も危なげなく弾けて テンポよく、はずむようなリズム!
「Nちゃん、ほんとにじょうずになったね~♪」先生も嬉しくなります。
「この『ひなげし』の曲、好きなんです」と、ママが説明してくれました。
「だって、お花の絵がたくさんついててかわいいんだもん」Nちゃんは満面の笑顔で言いました。
そう、先生もこの曲好きなの。
「ひなげし」も「つきのひかりに」も、フランスの子どもの歌です。
フランスの歌は、とてもおしゃれですてきなリズム・和音を持っているので大好き。
さすがおしゃれなフランスですね。
ドビュッシー、フォーレ、ラヴェル、サティなど、大変に美しい近代音楽の作曲家たちを輩出したフランス。
子どもの歌も、さすがおしゃれなのです。
Nちゃんも、今日で今年のレッスンはおしまいです。
レッスンを始めて今日まで、ずいぶん音符がよく読めるようになったし、手も動くようになりました。
もうすぐクリスマスなので、「ジングルベル」の楽譜をあげたら大喜び。
さっそく「ミミミ、ミミミ、ミソドーレミー」と読みながら、弾いてみています。
おうちに帰ったら、パパにも弾いて聞かせてあげてね。
来年もがんばりましょう♪
先週はパパについてきてもらって、「じょうずになったね!」とびっくりさせたNちゃんでした。
今日はいつもどおり、ママといっしょです。
先週弾いた、「つきのひかりに「ひなげし」を はじめから両手で、全部弾いてみました。
どちらの曲も、とてもじょうずです。
右手も左手も危なげなく弾けて テンポよく、はずむようなリズム!
「Nちゃん、ほんとにじょうずになったね~♪」先生も嬉しくなります。
「この『ひなげし』の曲、好きなんです」と、ママが説明してくれました。
「だって、お花の絵がたくさんついててかわいいんだもん」Nちゃんは満面の笑顔で言いました。
そう、先生もこの曲好きなの。
「ひなげし」も「つきのひかりに」も、フランスの子どもの歌です。
フランスの歌は、とてもおしゃれですてきなリズム・和音を持っているので大好き。
さすがおしゃれなフランスですね。
ドビュッシー、フォーレ、ラヴェル、サティなど、大変に美しい近代音楽の作曲家たちを輩出したフランス。
子どもの歌も、さすがおしゃれなのです。
Nちゃんも、今日で今年のレッスンはおしまいです。
レッスンを始めて今日まで、ずいぶん音符がよく読めるようになったし、手も動くようになりました。
もうすぐクリスマスなので、「ジングルベル」の楽譜をあげたら大喜び。
さっそく「ミミミ、ミミミ、ミソドーレミー」と読みながら、弾いてみています。
おうちに帰ったら、パパにも弾いて聞かせてあげてね。
来年もがんばりましょう♪
M4ちゃん(年長):
「リンロンランロン」、はじめからおわりまで、いっしょうけんめいに両手で全部弾きました。
「すごいね!このごろ、両手がじょうずになったね」と言うと、嬉しそうににっこりしました。
とても緊張して真剣に弾いているので、少しリラックスしながら、両手奏に慣れていくようにと思い、先生と分担を分けながら曲を弾いていくようにしてみました。
分担の分け方は、たとえば
・M4ちゃん-右手 先生-左手
・先生-右手 M4ちゃん-左手
・M4ちゃん-Cコードのエリア 先生-G7コードのエリア
・先生-Cコードのエリア M4ちゃん-G7コードのエリア とか、いろんな組合せです。
最後に、M4ちゃん一人で 全部両手で弾いてもらうと・・・
最初に弾いたときより、ずっとすらすら、しかもリラックスして弾けました。
6月にピアノを始めて、半年間。こんなにじょうずに弾いたり読んだりできるようになりました!
あと、テキストは この曲を入れて 残り3曲だけです。
今日で、M4ちゃんの今年のレッスンはおしまい。
なので、もし弾けたら、おうちで残りの曲もひいてみてごらん、と言っておきました。
「そうしたら、来年レッスンに来たときは、新しい本あげられるかもしれないよ」
「えっ。新しい本って、何?どんなの?」
「ひみつ~」
M4ちゃん、来年早々に「ひみつ」が解明されるといいね!
「リンロンランロン」、はじめからおわりまで、いっしょうけんめいに両手で全部弾きました。
「すごいね!このごろ、両手がじょうずになったね」と言うと、嬉しそうににっこりしました。
とても緊張して真剣に弾いているので、少しリラックスしながら、両手奏に慣れていくようにと思い、先生と分担を分けながら曲を弾いていくようにしてみました。
分担の分け方は、たとえば
・M4ちゃん-右手 先生-左手
・先生-右手 M4ちゃん-左手
・M4ちゃん-Cコードのエリア 先生-G7コードのエリア
・先生-Cコードのエリア M4ちゃん-G7コードのエリア とか、いろんな組合せです。
最後に、M4ちゃん一人で 全部両手で弾いてもらうと・・・
最初に弾いたときより、ずっとすらすら、しかもリラックスして弾けました。
6月にピアノを始めて、半年間。こんなにじょうずに弾いたり読んだりできるようになりました!
あと、テキストは この曲を入れて 残り3曲だけです。
今日で、M4ちゃんの今年のレッスンはおしまい。
なので、もし弾けたら、おうちで残りの曲もひいてみてごらん、と言っておきました。
「そうしたら、来年レッスンに来たときは、新しい本あげられるかもしれないよ」
「えっ。新しい本って、何?どんなの?」
「ひみつ~」
M4ちゃん、来年早々に「ひみつ」が解明されるといいね!
Y子ちゃん(小5):
先週から、ブルクミュラーの「バラード」に入りました。
と思う間もなく、2週目の今日は 早くも最後まで仕上げてきているというハイペースです。
「すごいね!2ページなのに」
「うん、これね、友だちが弾いてたから」
そう、この「バラード」は、ブルクミュラーの中で「アラベスク」と並び、人気の高い曲です。
どっちもマイナーキーなんですが、ちょっとぞくぞくするような強い魅力のある曲で、私も子どもの時 上級生が弾いているのを聴いて、早く自分も弾きたいな~、と憧れていました。
いよいよ自分が弾くことになったときは「やったー」という気分でした。
さて、Y子ちゃんの「バラード」、ソツなく弾けているのですが、さらに色彩的な表情をつけていくよう指導していきます。
「バラードっていうのは、物語詩、というような意味なのよ。曲のはじめから終わりまでで、一つの物語を表しているような・・・」と、まず曲のスタイルを説明します。
「ゲームでいうと、ロープレ・・・ロールプレイングって感じ。ほら、ドラクエとか」
「ふうん・・・」Y子ちゃんは、うなずきながら聞いています。
「はじめのところは、勇者が馬に乗って、嵐の中、断崖の道をひた走っていく。ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ・・・と馬の蹄(ひづめ)の音。ジャーン!と稲光り。」
「うーん、わかる!」
「いよいよ敵が現れた。両者剣をとって対決だ!ジャーン!」
先生はだんだん興奮してくる。
「場面は変わって、こちらはお城のピーチ姫。甘く美しく、歌うように弾いてね・・・ピーチ姫の場面が終わると、カットバックで勇者の様子が映し出される。はじめと同じ、馬の蹄と稲妻と、きらめく剣のぶつかり合い。終わりの方は、ついにクライマックスとなり 敵をうち負かす。破れた竜王は、恐ろしい声を上げながらも次第次第にその姿は小さくなり、彼方へと消えていく・・・ダーン!めでたしめでたし」
「ああ~、そうか~」
イメージがビジュアルとなってうかんできたところで、さあ、弾いてみよう。
勇者の馬は鋭く、ミステリアスに、しかしオーバーアクションにならないように。シャリーン!と切り結ぶ剣の音は凄みをもって。
そしてピーチ姫の伴奏は、重たくならないよう あくまで可憐に軽やかに。
そしてフィニッシュは一気に盛り上げて・・・やったー。
すごくじょうずに弾けるようになったねー!
イメージは大事。イメージすると、こんなにも音楽が変わるんだから。
「バラード」の後は、アレンジの曲に 年末だから「歓びの歌」を選んでいました。
Y子ちゃんのピアノがほぼできあがったところで、先生がエレクトーンでバックを合わせ、二人で「第九」の大合奏をやりました。
そこへ、保育園のM4ちゃんが来たので、M4ちゃんとママに「年末の第九大合奏」をご披露し、拍手喝采を浴びました。
Y子ちゃんの今年のレッスンは、これで終わりです。
今年は心身ともに一段と大人っぽく成長したY子ちゃんでした。
先週から、ブルクミュラーの「バラード」に入りました。
と思う間もなく、2週目の今日は 早くも最後まで仕上げてきているというハイペースです。
「すごいね!2ページなのに」
「うん、これね、友だちが弾いてたから」
そう、この「バラード」は、ブルクミュラーの中で「アラベスク」と並び、人気の高い曲です。
どっちもマイナーキーなんですが、ちょっとぞくぞくするような強い魅力のある曲で、私も子どもの時 上級生が弾いているのを聴いて、早く自分も弾きたいな~、と憧れていました。
いよいよ自分が弾くことになったときは「やったー」という気分でした。
さて、Y子ちゃんの「バラード」、ソツなく弾けているのですが、さらに色彩的な表情をつけていくよう指導していきます。
「バラードっていうのは、物語詩、というような意味なのよ。曲のはじめから終わりまでで、一つの物語を表しているような・・・」と、まず曲のスタイルを説明します。
「ゲームでいうと、ロープレ・・・ロールプレイングって感じ。ほら、ドラクエとか」
「ふうん・・・」Y子ちゃんは、うなずきながら聞いています。
「はじめのところは、勇者が馬に乗って、嵐の中、断崖の道をひた走っていく。ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ・・・と馬の蹄(ひづめ)の音。ジャーン!と稲光り。」
「うーん、わかる!」
「いよいよ敵が現れた。両者剣をとって対決だ!ジャーン!」
先生はだんだん興奮してくる。
「場面は変わって、こちらはお城のピーチ姫。甘く美しく、歌うように弾いてね・・・ピーチ姫の場面が終わると、カットバックで勇者の様子が映し出される。はじめと同じ、馬の蹄と稲妻と、きらめく剣のぶつかり合い。終わりの方は、ついにクライマックスとなり 敵をうち負かす。破れた竜王は、恐ろしい声を上げながらも次第次第にその姿は小さくなり、彼方へと消えていく・・・ダーン!めでたしめでたし」
「ああ~、そうか~」
イメージがビジュアルとなってうかんできたところで、さあ、弾いてみよう。
勇者の馬は鋭く、ミステリアスに、しかしオーバーアクションにならないように。シャリーン!と切り結ぶ剣の音は凄みをもって。
そしてピーチ姫の伴奏は、重たくならないよう あくまで可憐に軽やかに。
そしてフィニッシュは一気に盛り上げて・・・やったー。
すごくじょうずに弾けるようになったねー!
イメージは大事。イメージすると、こんなにも音楽が変わるんだから。
「バラード」の後は、アレンジの曲に 年末だから「歓びの歌」を選んでいました。
Y子ちゃんのピアノがほぼできあがったところで、先生がエレクトーンでバックを合わせ、二人で「第九」の大合奏をやりました。
そこへ、保育園のM4ちゃんが来たので、M4ちゃんとママに「年末の第九大合奏」をご披露し、拍手喝采を浴びました。
Y子ちゃんの今年のレッスンは、これで終わりです。
今年は心身ともに一段と大人っぽく成長したY子ちゃんでした。
Hさん:
バロック曲集のスカルラッティ・ソナタADur、そしてクーラウのロンドハ長調、どちらも全曲、完成しました。
お見事!
Hさんの場合、「弾ける」=「暗譜している」なのがすごいところです。
小さな子どもだと珍しくないことですが、大人の人で これほどまで瑞々しい暗譜能力を見せてくれる人は あんまりいないです。
バロックは次の曲に番号を進め、「曲」の方は、Hさんに希望をきくと「今度はロマン派がいいですわ」とのことなので、ロマンチックなピアノタッチのコンコーネの曲をやってみることに決めました。
今日で、Hさんの今年のレッスンは終わりです。
「1年、早いですわねー」と 二人で感慨にふけりながら、本年度のレッスンじまいとなりました。
バロック曲集のスカルラッティ・ソナタADur、そしてクーラウのロンドハ長調、どちらも全曲、完成しました。
お見事!
Hさんの場合、「弾ける」=「暗譜している」なのがすごいところです。
小さな子どもだと珍しくないことですが、大人の人で これほどまで瑞々しい暗譜能力を見せてくれる人は あんまりいないです。
バロックは次の曲に番号を進め、「曲」の方は、Hさんに希望をきくと「今度はロマン派がいいですわ」とのことなので、ロマンチックなピアノタッチのコンコーネの曲をやってみることに決めました。
今日で、Hさんの今年のレッスンは終わりです。
「1年、早いですわねー」と 二人で感慨にふけりながら、本年度のレッスンじまいとなりました。
Mちゃん(小6):
先週、ブルクミュラーの「やさしい花」が宿題だったのに 練習を怠ってレッスンに臨んだことが先生に一目で見破られ
「へったくそだね~」と一喝されて ソッコー「ゲームオーバー」となっていたのでした。
今日は、先にM3ちゃんのレッスンが始まったときからすぐ、自分でエレクトーンのところに行き、スイッチをいれてヘッドフォンをつけ、熱心に練習をしていました。
なるほど。今日は怒られないように万全の備えをとっているらしい。
さて、出来映えはどうだ?
ふむ。一応、右手と左手の流れが把握でき、対旋律を弾くのにも危うさはなくなってきました。
A-B-Aという構成なので、Aの部分は ほぼクリアできたようです。
Bの部分は、今日初めてレッスンするのですが、分析してあげたあと 少し練習して、装飾音も含めクリアできました。
いよいよA-B-A通しての演奏、「リベンジ」と称してのくり返しもしながら、まずまず合格ラインに到達することができました。
「やったー、合格だ\(^O^)/」と喜ぶMちゃんに、次の課題「せきれい」を弾いてあげました。
「ちっちゃな鳥のようすだからね」
「うん、わかる。チョン、チョン、チョン、って飛んでる感じだね!」
この曲は、たぶんMちゃんのイメージを高めることができたと思うので、次回は期待できそうかな。
「バーナム」の「オクターブのトレモロ」は、子どもの手にはかなり大変な課題です。
Mちゃんも、先週はどうしていいかわからないほど弾けなかったのですが、今日は練習をしてきたらしく、かなりコツをつかんだようで ずいぶんじょうずに弾けるようになっていました。
練習すれば弾ける・・・当たり前のことなのですが、私が長年 子どもたちのレッスンをしてきたり、自分自身の子ども時代のことを考えたりすると、この「練習」という言葉にも 一言では言えない「あるもの」を感じます。
「練習すればできる」→「10倍練習すれば10倍うまくなる」→「とにかくいっぱい練習しなさい」
残念ながら、そうはいかないのが音楽というものです。
音楽が、純粋に「高度な精神活動」である以上、心や頭の伴わない「特訓」では何も得られません。
子どもであっても、ある曲に魅力を感じ、「弾きたい」「すてきに弾きたい」という気持ちがあって初めて、それを実現するための練習をする意欲が高まり、練習の効果も上がるということになります。
私も「練習をしない子ども」であったので、その辺の気持ちはよく覚えています。
「もうわかったからこれでいいや」
「このくらい弾けたらマルになると思うから、もうオッケー」
子どものころの私は、そんなことを思って、いつも2~3回ひいて「わかった」と思った段階で練習をやめ、レッスンにいってマルをもらっていました。
なんて生意気なガキんちょなんや。
しかし、百歩譲って 当時の自分を弁護するならば、与えられた課題の意味がわかっていなかった、練習の目的やポイントを知らなかった、また曲であれば 全体像や雰囲気など何もわからず、魅力を感じていなかった・・・などの原因があったのかな、とも思えます。
何しろ当時の先生は、弾いてもくれないし曲のポイントや時代背景なども何ひとつ教えてくれなかったのですから、子どもとしては雲をつかむようなものだったのです。
そんな私でも、自分が映画を観て素敵だと思った曲や、かっこいいジャズの曲などは、親に楽譜を買ってもらったり、楽譜のないものは耳コピしたりして、すごーく熱心に練習していたのですから、音楽やピアノ自体は好きだったのです。
今、大人になって生徒のみんなに言えることは、一見つまらない練習でも、いつか大好きな曲に出会ったときに それを弾けるだけのテクニックを身につけておくために、やっといた方がいいよ、ということです。
そして大人であり、同時に指導者である自分自身には、「必要なテクニックとそれを身につける練習に、生徒が喜んで取り組むような魅力を感じさせるように」と思っています。
そして、できるだけ弾いてきかせて、曲のバックグラウンドや時代背景なども教えるようにしていますが、それでもあんまり練習しない場合は、私の演奏がかっこよくなかったからか?
先週、ブルクミュラーの「やさしい花」が宿題だったのに 練習を怠ってレッスンに臨んだことが先生に一目で見破られ
「へったくそだね~」と一喝されて ソッコー「ゲームオーバー」となっていたのでした。
今日は、先にM3ちゃんのレッスンが始まったときからすぐ、自分でエレクトーンのところに行き、スイッチをいれてヘッドフォンをつけ、熱心に練習をしていました。
なるほど。今日は怒られないように万全の備えをとっているらしい。
さて、出来映えはどうだ?
ふむ。一応、右手と左手の流れが把握でき、対旋律を弾くのにも危うさはなくなってきました。
A-B-Aという構成なので、Aの部分は ほぼクリアできたようです。
Bの部分は、今日初めてレッスンするのですが、分析してあげたあと 少し練習して、装飾音も含めクリアできました。
いよいよA-B-A通しての演奏、「リベンジ」と称してのくり返しもしながら、まずまず合格ラインに到達することができました。
「やったー、合格だ\(^O^)/」と喜ぶMちゃんに、次の課題「せきれい」を弾いてあげました。
「ちっちゃな鳥のようすだからね」
「うん、わかる。チョン、チョン、チョン、って飛んでる感じだね!」
この曲は、たぶんMちゃんのイメージを高めることができたと思うので、次回は期待できそうかな。
「バーナム」の「オクターブのトレモロ」は、子どもの手にはかなり大変な課題です。
Mちゃんも、先週はどうしていいかわからないほど弾けなかったのですが、今日は練習をしてきたらしく、かなりコツをつかんだようで ずいぶんじょうずに弾けるようになっていました。
練習すれば弾ける・・・当たり前のことなのですが、私が長年 子どもたちのレッスンをしてきたり、自分自身の子ども時代のことを考えたりすると、この「練習」という言葉にも 一言では言えない「あるもの」を感じます。
「練習すればできる」→「10倍練習すれば10倍うまくなる」→「とにかくいっぱい練習しなさい」
残念ながら、そうはいかないのが音楽というものです。
音楽が、純粋に「高度な精神活動」である以上、心や頭の伴わない「特訓」では何も得られません。
子どもであっても、ある曲に魅力を感じ、「弾きたい」「すてきに弾きたい」という気持ちがあって初めて、それを実現するための練習をする意欲が高まり、練習の効果も上がるということになります。
私も「練習をしない子ども」であったので、その辺の気持ちはよく覚えています。
「もうわかったからこれでいいや」
「このくらい弾けたらマルになると思うから、もうオッケー」
子どものころの私は、そんなことを思って、いつも2~3回ひいて「わかった」と思った段階で練習をやめ、レッスンにいってマルをもらっていました。
なんて生意気なガキんちょなんや。
しかし、百歩譲って 当時の自分を弁護するならば、与えられた課題の意味がわかっていなかった、練習の目的やポイントを知らなかった、また曲であれば 全体像や雰囲気など何もわからず、魅力を感じていなかった・・・などの原因があったのかな、とも思えます。
何しろ当時の先生は、弾いてもくれないし曲のポイントや時代背景なども何ひとつ教えてくれなかったのですから、子どもとしては雲をつかむようなものだったのです。
そんな私でも、自分が映画を観て素敵だと思った曲や、かっこいいジャズの曲などは、親に楽譜を買ってもらったり、楽譜のないものは耳コピしたりして、すごーく熱心に練習していたのですから、音楽やピアノ自体は好きだったのです。
今、大人になって生徒のみんなに言えることは、一見つまらない練習でも、いつか大好きな曲に出会ったときに それを弾けるだけのテクニックを身につけておくために、やっといた方がいいよ、ということです。
そして大人であり、同時に指導者である自分自身には、「必要なテクニックとそれを身につける練習に、生徒が喜んで取り組むような魅力を感じさせるように」と思っています。
そして、できるだけ弾いてきかせて、曲のバックグラウンドや時代背景なども教えるようにしていますが、それでもあんまり練習しない場合は、私の演奏がかっこよくなかったからか?
M3ちゃん(小6):
「クラシック曲集」から、グノーの「アヴェ・マリア」を弾いています。
「アヴェ・マリア」という曲は、いろんな作曲家が作っていて、何種類もあり、シューベルト、カッチーニ、アルカデルト、そしてこのグノーのものなどが有名です。
ところで、このグノーのアヴェ・マリアですが、正確には「グノー&バッハのアヴェ・マリア」と言わなければいけません。
なぜなら、この曲はバッハの「平均率クラヴィーア曲集・第一集 1番ハ長調」の曲に、グノーがメロディーを作ってかぶせ、ラテン語の聖句「アヴェ・マリア」を歌詞としてつけたものだからです。
グノーの旋律も美しいですが、この曲の持つ神々しいほどの美しさは、やはり大バッハの曲がベースになっているためといえるでしょう。
さて、M4ちゃん、「いつもYOUTUBEで聴いてる」という 美しいアヴェ・マリアに、がんばって取り組んでいます。
伴奏は シンプルな8分音符のアルペジオのみで、淡々としているのですが、一筋縄でいかないのが、その和音(コード)進行です。
1小節ごとに刻々と微妙に変化していくコード、そして今までの練習曲などには使われたこともないような複雑な響きが、天空に遊ぶかのような無限の広がりを感じさせるのは、さすがバッハ。そしてさすが複雑。
「M3ちゃん、そこは『ファラドファ』じゃないよ。『ファラドミ』なんだよ」
こう言って、先生が正しい「ファラドミ」の和音を弾いてあげたその時です。
「ジャズみたい!\(^O^)/」
M3ちゃんが いきなり叫んだではありませんか。
「そう、そう、ジャズなんだよ!\(^O^)/これは『Fmaj7(エフ・メジャーセブン)』っていうコードなの\(^O^)/」
わかってくれたかM3ちゃん! これにはヒバリ先生も大喜び。
M3ちゃんはさらに、「なんか・・・なんか、ジャズの音楽でこんな音が出てくる感じがする」
というので、先生は 典型的なジャズのコード進行を弾いてみました。
「こんな感じかな?」
「\(^O^)/そうそう~」
やっほ~
M3ちゃん、ジャズ音楽がわかるんだ。こいつは頼もしい!
そう、バッハの音楽は本当に不思議。
「音楽の父」と言われ、今日のクラシック音楽の礎(いしずえ)を築いたとも言える、古い古い時代の人なのに、なぜか現代のジャズと 非常に近く、共通点がいっぱいある。
とても古いのに、古さを感じさせない新鮮な音楽。
バッハの魅力は、計り知れない深さをもっています。
M3ちゃんや 生徒のみんなが、バッハの音楽や、究極の新しいジャズなどを いろいろ好きになって、なんでも弾いてくれるようなったら嬉しいな。
「クラシック曲集」から、グノーの「アヴェ・マリア」を弾いています。
「アヴェ・マリア」という曲は、いろんな作曲家が作っていて、何種類もあり、シューベルト、カッチーニ、アルカデルト、そしてこのグノーのものなどが有名です。
ところで、このグノーのアヴェ・マリアですが、正確には「グノー&バッハのアヴェ・マリア」と言わなければいけません。
なぜなら、この曲はバッハの「平均率クラヴィーア曲集・第一集 1番ハ長調」の曲に、グノーがメロディーを作ってかぶせ、ラテン語の聖句「アヴェ・マリア」を歌詞としてつけたものだからです。
グノーの旋律も美しいですが、この曲の持つ神々しいほどの美しさは、やはり大バッハの曲がベースになっているためといえるでしょう。
さて、M4ちゃん、「いつもYOUTUBEで聴いてる」という 美しいアヴェ・マリアに、がんばって取り組んでいます。
伴奏は シンプルな8分音符のアルペジオのみで、淡々としているのですが、一筋縄でいかないのが、その和音(コード)進行です。
1小節ごとに刻々と微妙に変化していくコード、そして今までの練習曲などには使われたこともないような複雑な響きが、天空に遊ぶかのような無限の広がりを感じさせるのは、さすがバッハ。そしてさすが複雑。
「M3ちゃん、そこは『ファラドファ』じゃないよ。『ファラドミ』なんだよ」
こう言って、先生が正しい「ファラドミ」の和音を弾いてあげたその時です。
「ジャズみたい!\(^O^)/」
M3ちゃんが いきなり叫んだではありませんか。
「そう、そう、ジャズなんだよ!\(^O^)/これは『Fmaj7(エフ・メジャーセブン)』っていうコードなの\(^O^)/」
わかってくれたかM3ちゃん! これにはヒバリ先生も大喜び。
M3ちゃんはさらに、「なんか・・・なんか、ジャズの音楽でこんな音が出てくる感じがする」
というので、先生は 典型的なジャズのコード進行を弾いてみました。
「こんな感じかな?」
「\(^O^)/そうそう~」
やっほ~
M3ちゃん、ジャズ音楽がわかるんだ。こいつは頼もしい!
そう、バッハの音楽は本当に不思議。
「音楽の父」と言われ、今日のクラシック音楽の礎(いしずえ)を築いたとも言える、古い古い時代の人なのに、なぜか現代のジャズと 非常に近く、共通点がいっぱいある。
とても古いのに、古さを感じさせない新鮮な音楽。
バッハの魅力は、計り知れない深さをもっています。
M3ちゃんや 生徒のみんなが、バッハの音楽や、究極の新しいジャズなどを いろいろ好きになって、なんでも弾いてくれるようなったら嬉しいな。
キノパパさん:
現役の会社員でとても忙しいのですが、ピアノの練習はコツコツとやっています。
ピアノの他に、奥様と一緒に絵画教室に通ったり、ヨガをやったりと意欲的なキノパパです。
今レッスンしている曲は、ベートーヴェンの「ト長調のメヌエット」です。
ベートーヴェンらしく、格調高く重厚なおもむきがありますが、冒頭の重音でのメロディーがとてもむずかしいです。
キノパパは、その難しい課題をよく練習していて、レッスンしていてもまじめなお人柄がにじみ出ています。
月に2回のレッスンなので、本日で12月のレッスンは終わり。
ということは、今年のレッスンがすべて終了ということです。
本年のレッスンUP第一号のキノパパさん、
来年もゆっくりとピアノ音楽を味わいながら、さらに深い世界を見つけていきましょう。
よいお年をお迎えください。
現役の会社員でとても忙しいのですが、ピアノの練習はコツコツとやっています。
ピアノの他に、奥様と一緒に絵画教室に通ったり、ヨガをやったりと意欲的なキノパパです。
今レッスンしている曲は、ベートーヴェンの「ト長調のメヌエット」です。
ベートーヴェンらしく、格調高く重厚なおもむきがありますが、冒頭の重音でのメロディーがとてもむずかしいです。
キノパパは、その難しい課題をよく練習していて、レッスンしていてもまじめなお人柄がにじみ出ています。
月に2回のレッスンなので、本日で12月のレッスンは終わり。
ということは、今年のレッスンがすべて終了ということです。
本年のレッスンUP第一号のキノパパさん、
来年もゆっくりとピアノ音楽を味わいながら、さらに深い世界を見つけていきましょう。
よいお年をお迎えください。
Sちゃん(小1):
「クリスマス小曲集」の中から、「きよしこの夜」の次に何を弾きたい?ときいたら「あわてんぼうのサンタクロース」と言って、これを弾いてきました。
みんながよく知っている曲なので、音域がちょっと広いですが 右手のメロディーを弾くのに、それほどは苦労がないと思います。
ところが よく知っている曲はどうしても、ヤマカンで弾けてしまうという落とし穴があります。
Sちゃんのメロディーも、目をつぶって音だけ聞いていればまあまあなんだけど、弾いている手を見ると、あらあら、変なところがあるぞ。
指づかいが適当なので、しょっちゅう指がたりなくなり、ひとつのフレーズの中のほとんどの音を小指だけで弾いていたり、不自然な音の途切れがあったり・・・
「Sちゃん、ちゃんと楽譜を見て、それから指番号もよく見て正しく弾かないと、すぐに指がなくなっちゃうよ」
と言って、ゆっくり楽譜を見ながら正しい音・長さ・指番号で弾くことをきちんとしました。
楽譜をすばやく、正確に読み取るのは、音符だけではありません。
指番号やスラー、スタッカートなどのアーティキュレーション、それにフォルテやピアノなどの強弱記号も読まなければなりません。
一度にたくさんの情報を読み取る訓練は、小さいうちから習慣づけていけば 何の苦労もなくこなせるようになります。
それを考えると、ピアノを習っている子どもたちは、小さいうちから すごく高度な、濃い情報を瞬時に読み取ることを当たり前のようにこなすように指導されているんだなあ、と思います。
そして、それを両手の指で弾くわけだから、ピアノをやっていれば頭がよくなっちゃうのは当然かもね。
ま、それは結果としてついてくる「副産物」ですが。
ピアノは何より、楽しく美しく弾くのが一番です。
大すきな歌を弾くためなら、むずかしい音符や指使いを読むのも苦でなくできるものです。
大好きな歌をたくさん弾いて、音符や指づかいもたくさん練習しましょう!
「クリスマス小曲集」の中から、「きよしこの夜」の次に何を弾きたい?ときいたら「あわてんぼうのサンタクロース」と言って、これを弾いてきました。
みんながよく知っている曲なので、音域がちょっと広いですが 右手のメロディーを弾くのに、それほどは苦労がないと思います。
ところが よく知っている曲はどうしても、ヤマカンで弾けてしまうという落とし穴があります。
Sちゃんのメロディーも、目をつぶって音だけ聞いていればまあまあなんだけど、弾いている手を見ると、あらあら、変なところがあるぞ。
指づかいが適当なので、しょっちゅう指がたりなくなり、ひとつのフレーズの中のほとんどの音を小指だけで弾いていたり、不自然な音の途切れがあったり・・・
「Sちゃん、ちゃんと楽譜を見て、それから指番号もよく見て正しく弾かないと、すぐに指がなくなっちゃうよ」
と言って、ゆっくり楽譜を見ながら正しい音・長さ・指番号で弾くことをきちんとしました。
楽譜をすばやく、正確に読み取るのは、音符だけではありません。
指番号やスラー、スタッカートなどのアーティキュレーション、それにフォルテやピアノなどの強弱記号も読まなければなりません。
一度にたくさんの情報を読み取る訓練は、小さいうちから習慣づけていけば 何の苦労もなくこなせるようになります。
それを考えると、ピアノを習っている子どもたちは、小さいうちから すごく高度な、濃い情報を瞬時に読み取ることを当たり前のようにこなすように指導されているんだなあ、と思います。
そして、それを両手の指で弾くわけだから、ピアノをやっていれば頭がよくなっちゃうのは当然かもね。
ま、それは結果としてついてくる「副産物」ですが。
ピアノは何より、楽しく美しく弾くのが一番です。
大すきな歌を弾くためなら、むずかしい音符や指使いを読むのも苦でなくできるものです。
大好きな歌をたくさん弾いて、音符や指づかいもたくさん練習しましょう!
友人を誘って、銀座のクリスマス・イルミネーションを見に行きました。
秋にベロタクシーで隅田川クルーズ&浅草見物をしたときに、ベロタクシーのドライバーのお兄さんが「銀座のイルミネーション見物とかお薦めですよ♪」と言っていたので、それを実行することにしたのだ。
友人も音楽関係ということもあり、せっかく夜の銀座に繰り出すのなら、30分ほどイルミネーションを眺めながら通りを走って、銀座7丁目の「音楽ビヤプラザ・ライオン」で降ろしてもらい、ゴージャスなクラシックライブを見物しながらしようじゃないか!という、我ながらナイスなアイディアを思いついたのだ
これだよ~ベロタクシー
ここにイルミネーションの写真アルバムがあるので、見てね↓
☆銀座NIGHT☆
車よりゆっくりと、歩くより速く快適なベロタクシーで 銀座を回るのはすごくいい気分です。
あっという間に時間は経ち、銀座ライオンの前へ着けて、写真を撮ってもらいました。
30分ぐらい乗って、料金は一人1,300円ずつでした。
さて、音楽ビヤプラザ・ライオンは、銀座7丁目のビアレストラン・ライオンの5Fです。
毎日、クラシック演奏家のライブが合って、それを聞きながらができるのです。
クラシックといっても全然おすましでも堅苦しくもなく、ドイツのビヤホールを再現したような民族衣装を着けた演奏家さんたちが、ジョッキを片手に「ビヤ樽ポルカ」や「乾杯の歌」をにぎやかに合唱し、お客さんも乾杯や手拍子や歌で参加したりと、とても楽しいステージが繰り広げられます。
レパートリーの中から、リクエストして演奏してくれたり、お客さんの中でお誕生日などのお祝い事のある人には「ハッピーバースデー」の歌とワイン、記念撮影のプレゼントがあったりと、会場一体となって音楽で盛り上がれます。
本日の出演者は、バリトン・ソプラノ三人・トロンボーン・ピアノという五人でした。
いずれもプロの演奏者ですから、大変見事な演奏で、しかも楽しくサービスも満点。
音楽や声楽には小うるさい我ら二人とも、大満足のコンサートでした。
「音楽科」は、飲食代のほかにたったの1,050円です。
この料金で、たっぷり4ステージの演奏が聴けるので大変リーズナブルです。
クリスマス前後の3日間は、特別の「クリスマスコンサート」というプログラムが組まれていて、料金も2,500円とのことですが、大変楽しいコンサートなので、興味のある人はぜひ 行ってみることをお薦めします。(予約した方がいいです)
メニューのひとつ「ソーセージト音記号」。
ちゃんと、マスタードで五線も弾いてあります
秋にベロタクシーで隅田川クルーズ&浅草見物をしたときに、ベロタクシーのドライバーのお兄さんが「銀座のイルミネーション見物とかお薦めですよ♪」と言っていたので、それを実行することにしたのだ。
友人も音楽関係ということもあり、せっかく夜の銀座に繰り出すのなら、30分ほどイルミネーションを眺めながら通りを走って、銀座7丁目の「音楽ビヤプラザ・ライオン」で降ろしてもらい、ゴージャスなクラシックライブを見物しながらしようじゃないか!という、我ながらナイスなアイディアを思いついたのだ
これだよ~ベロタクシー
ここにイルミネーションの写真アルバムがあるので、見てね↓
☆銀座NIGHT☆
車よりゆっくりと、歩くより速く快適なベロタクシーで 銀座を回るのはすごくいい気分です。
あっという間に時間は経ち、銀座ライオンの前へ着けて、写真を撮ってもらいました。
30分ぐらい乗って、料金は一人1,300円ずつでした。
さて、音楽ビヤプラザ・ライオンは、銀座7丁目のビアレストラン・ライオンの5Fです。
毎日、クラシック演奏家のライブが合って、それを聞きながらができるのです。
クラシックといっても全然おすましでも堅苦しくもなく、ドイツのビヤホールを再現したような民族衣装を着けた演奏家さんたちが、ジョッキを片手に「ビヤ樽ポルカ」や「乾杯の歌」をにぎやかに合唱し、お客さんも乾杯や手拍子や歌で参加したりと、とても楽しいステージが繰り広げられます。
レパートリーの中から、リクエストして演奏してくれたり、お客さんの中でお誕生日などのお祝い事のある人には「ハッピーバースデー」の歌とワイン、記念撮影のプレゼントがあったりと、会場一体となって音楽で盛り上がれます。
本日の出演者は、バリトン・ソプラノ三人・トロンボーン・ピアノという五人でした。
いずれもプロの演奏者ですから、大変見事な演奏で、しかも楽しくサービスも満点。
音楽や声楽には小うるさい我ら二人とも、大満足のコンサートでした。
「音楽科」は、飲食代のほかにたったの1,050円です。
この料金で、たっぷり4ステージの演奏が聴けるので大変リーズナブルです。
クリスマス前後の3日間は、特別の「クリスマスコンサート」というプログラムが組まれていて、料金も2,500円とのことですが、大変楽しいコンサートなので、興味のある人はぜひ 行ってみることをお薦めします。(予約した方がいいです)
メニューのひとつ「ソーセージト音記号」。
ちゃんと、マスタードで五線も弾いてあります
Nちゃん(年長):
今日は久しぶりに、パパがレッスンに付き添ってくれました。
宿題は「ひなげし」という曲です。
前半は歌で歌い、後半の「♪ひなげし こくりこ、かぶりをふってた」という部分のメロディーを右手で弾きます。
一度聞いてびっくり。
すばらしいリズムとタッチで弾けています。
「Nちゃん、じょうずになったねえー」
「ひなげし」は5番まであるので、繰り返して歌いながら後半のピアノを弾きます。
「Nちゃん、はじめの方も、ピアノで弾いてみようか」
こうして、前半、歌だけでやっていた部分もピアノで弾くことにしました。
楽譜を見ながら、Nちゃんは前半もリズミカルに、じょうずに弾きました。
「先週やった『となりのおばさん♪~』の歌、まだ弾いててくれたかな?」
「うん。『おばさん』弾けるよ」
フランス民謡「月の光に」という、幻想的な美しい曲。歌詞に「♪となりのおばさん、こんばんは。きれいな、きれいな、月夜です~♪」というところがあるので「おばさんの歌」ということになっています。
これも、驚くほどスラスラじょうずに弾けたので、先週ちょっと試してみた中間部-ちょっと転調してポジションも変わったところなのですが-それも弾いてみて、ということになりました。
Nちゃんはけっこうしっかりと覚えていて、しかも 自分なりに右手と左手の指をきちんと割り振って弾いていたので感心でした。
「今弾いたところ、左手のラとシが出てきたね。音符で書くと、この音になるよ」
先生は、Nちゃんの楽譜の空白になっていたところを、今弾いたメロディーの音符で埋めました。
「わたしも、自分で書きたい」
Nちゃんが言ったので、ノートを出し、むらさき色の色エンピツでラの音を書き、ト音記号も書きたいというので、それも練習しました。
最後に、幻想的な「月の光に」の雰囲気を楽しむためもあり、右手と左手を重ねて、対称の動きで同時に弾いてみました。
Nちゃんは、これもじょうずに弾けて 上出来でした。
きょうは、いつもお仕事のパパがレッスンについてきてくれたので、お礼に、パパが大好きという「菊次郎の夏~SUMMER」を、先生がパパのために演奏しました。(^○^)
レッスンが終わって帰る支度を始めたとき、パパが「ずいぶんじょうずになったね」と言ってくれました。
Nちゃん、よかったね。ほんとにNちゃん、じょうずになったよ。
久しぶりに、パパにNちゃんのすてきなピアノを聴いてもらえて、ほんとによかったです。
ありがとうございました。
今日は久しぶりに、パパがレッスンに付き添ってくれました。
宿題は「ひなげし」という曲です。
前半は歌で歌い、後半の「♪ひなげし こくりこ、かぶりをふってた」という部分のメロディーを右手で弾きます。
一度聞いてびっくり。
すばらしいリズムとタッチで弾けています。
「Nちゃん、じょうずになったねえー」
「ひなげし」は5番まであるので、繰り返して歌いながら後半のピアノを弾きます。
「Nちゃん、はじめの方も、ピアノで弾いてみようか」
こうして、前半、歌だけでやっていた部分もピアノで弾くことにしました。
楽譜を見ながら、Nちゃんは前半もリズミカルに、じょうずに弾きました。
「先週やった『となりのおばさん♪~』の歌、まだ弾いててくれたかな?」
「うん。『おばさん』弾けるよ」
フランス民謡「月の光に」という、幻想的な美しい曲。歌詞に「♪となりのおばさん、こんばんは。きれいな、きれいな、月夜です~♪」というところがあるので「おばさんの歌」ということになっています。
これも、驚くほどスラスラじょうずに弾けたので、先週ちょっと試してみた中間部-ちょっと転調してポジションも変わったところなのですが-それも弾いてみて、ということになりました。
Nちゃんはけっこうしっかりと覚えていて、しかも 自分なりに右手と左手の指をきちんと割り振って弾いていたので感心でした。
「今弾いたところ、左手のラとシが出てきたね。音符で書くと、この音になるよ」
先生は、Nちゃんの楽譜の空白になっていたところを、今弾いたメロディーの音符で埋めました。
「わたしも、自分で書きたい」
Nちゃんが言ったので、ノートを出し、むらさき色の色エンピツでラの音を書き、ト音記号も書きたいというので、それも練習しました。
最後に、幻想的な「月の光に」の雰囲気を楽しむためもあり、右手と左手を重ねて、対称の動きで同時に弾いてみました。
Nちゃんは、これもじょうずに弾けて 上出来でした。
きょうは、いつもお仕事のパパがレッスンについてきてくれたので、お礼に、パパが大好きという「菊次郎の夏~SUMMER」を、先生がパパのために演奏しました。(^○^)
レッスンが終わって帰る支度を始めたとき、パパが「ずいぶんじょうずになったね」と言ってくれました。
Nちゃん、よかったね。ほんとにNちゃん、じょうずになったよ。
久しぶりに、パパにNちゃんのすてきなピアノを聴いてもらえて、ほんとによかったです。
ありがとうございました。