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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「クールへッド と ウォームハート」

2025年05月05日 | レッスン日記(大人)

ロマンチック男子のりらつくまさん(メンズ)。

憧れの「めぐり逢い」(アンドレ・ギャニオン作曲)という曲を弾きたい一心で電子ピアノを購入し、ヒバリ教室の門を叩き、練習に励んで、ついに数ヶ月経った今では「めぐり逢い」が最初から最後まで上手に弾けるようになったのです。すばらしい!

今日は まず最初から全部通して弾いてもらいました。

優しく懐かしく歌われる右手のメロディー。

そのバックに流れる左手は8分音符がアルペジオ風に連続するパターン。低音から高音へ、色彩豊かな和声感を演出しながら、時には細かく動き、時には大きくジャンプして…

ハァ〜、左手難しいよね…

指づかいも難しいし、音を探すのも難しいし…

「あのね…やっぱり、左手に気を取られちゃう?」

弾き終わったりらつくまさんに私は聞きました。

「あー、そうですね…」とりらつくまさん。「間違えないように、一生懸命になっちゃいますね…

やっぱり…そうなんだね。

右手はメロディーだから、比較的弾きやすい。好きな曲だし,ましてやよく知ってるメロディーだし。

だけど左手は、やったこともないような伴奏パターンで、メロディーにもなってないし和音はあるし、音はあちこち飛ぶし、指は思うように動かないしで、間違えまいと左手ばかりに集中して弾いてしまう。

そうしたらね、なんか、左手の伴奏ばかりが前に出て主役になっていっちゃうのよ。

右手はとりあえず弾けるから目をくれず、真剣に左手を見つめ、一生懸命。左手を正確に弾くことが目的になっちゃう。

それじゃ残念だ。

「めぐり逢い」のメロディーが好きだからこそ、この曲を習い始めたはずなのに、その大好きなメロディーがなおざりになってるなんて。

せっかくのメロディーなんだから、もっともっと楽しんで弾いたらいいのよ。そして左手は、そんなに頑張らないで、リラックスして。

その時、私の頭に浮かんだのは「クール・ブレイン(ヘッド)&ウォーム・ハート(冷静な頭脳と温かい心)」という言葉です。

これは有名な言葉で、確か指導者たるものこうあるべき、という内容のセリフだと記憶しています。(※ イギリスの経済学者アルフレッド・マーシャル (1842-1924)が講演で言った言葉だそうです)

冷静な頭脳と温かいハート、この両方が必要。それは指導者だけとは限らない。

ピアノもね、間違えないように、正確に、とか 高度なテクニックを、とかクールブレイン(冷静な頭脳)面ばっかり気にして、肝心のウォームハート面、温かい感性を忘れたら本末転倒だから。

間違えないで弾けるように練習するのも大事だけど、そればっかりに気を取られないで、大好きなメロディーを 気持ちよく味わうことを、もっともっと楽しんで欲しいです。

とはいえ、生徒のみんなにとって、やっぱり左手伴奏は難しいんだ…

右手だけならけっこう気持ちよく弾けても、左手が入るとたちまちギクシャクしてしまう。

私たち指導者は右手も左手も同じように楽しんで弾けるけど、それはテクニックもさることながら、曲の構成や和声の流れや その他のことがよくわかることも一助だから。だから生徒のみなさんが、テクニックも身についてない上チンプンカンプンな左手伴奏を弾くのは、右手に比べてとっても難しいんだということが、ここへ来てよーくわかってきました。 

以前は「生徒のみんなにとって左手伴奏は右手の2倍くらい難しいんだね」と思っていたけど、そんなもんじゃないです。

左手(伴奏)は右手(メロディー)の100倍むずかしいよ!

だから生徒のみなさん、上手く弾けなくても教師は怒らないし(笑)、弾けない気持ちわかってるから、焦らず自然体で ゆっくり練習を楽しんでください。

「クールヘッド」はできても「ウォームハート」を忘れちゃうことがないように。

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大人の音楽パーティーを終えて🎵

2024年10月04日 | レッスン日記(大人)

楽しく盛り上がった音楽パーティが終わって、参加してくれた皆さんはホッと一息ですね。

大体はヒバリ教室の生徒の皆さんだったんですが、私の感想は「みんな上手になったね!」コレに尽きます。

当日 実際に演奏を聴いた時もそう思ったし、後から録画を見た時も思いました。

絶賛のポイントは、ヒバリ教室直伝の呼吸とノリ…かな。

あとピアノでいえば、歯切れの良いタッチ、そして柔らかくしなやかなフレージング。

みんな、いつの間にこんな上手になったの?!と思うほど、上手になってました。

そしてもう一つ最大のポイントは、「止まらないこと」、コレです。

音楽は時間芸術。

一旦演奏始めたら、ミスがあろうと迷子になろうと、止まっちゃダメだからね。

↑と、いつもいつも言ってるヒバリ教室の「不文律」が、しっかりみんなの身についてるのを感じました。

「間違えてばっかりで全然ダメでした」「ビデオを見てがっくり…」などと後から反省してる人もいますが、音楽の価値は「正しく弾くこと」じゃないから。

確かに、準備した楽譜通りに弾けなかったり、ミスタッチしたり、メロディーやコードを忘れてパニックになったり、みたいなアクシデントは多々ありましたよ。それは見ていればわかる。(でも他の人にはわからないよ。 本人と先生だけの秘密) 

それでも、誰一人演奏を止める人はいなくて、みんな、パニックになりながらもアドリブやリズムパターンでつなぎ、なんとか乗り切っていましたね。

素晴らしい!それこそが生きた音楽、まさに「ライブ」なんだから。

音楽の感動や醍醐味は「正しく弾くこと」じゃないし、ミスは聞いていてほとんど気にならないものなのです。

後からの「失敗でした」発言を聞いて、なるほどマルかバツか、それが一般的な価値観なのかなぁ…と思いましたが、ヒバリ教室でレッスンしてるみなさんは、そんなつまらない評価に惑わされないように。

ヒバリ先生が絶賛してるのは別次元の、もっとすごい音楽性のことなので、褒められたら「またまたぁ〜褒め上手なんだから〜」などとひねくれず、安心して喜んでください!

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チャーリーさん練習UP!🎵

2024年09月25日 | レッスン日記(大人)

29日・日曜日の「大人の音楽パーティー」、弾き語り生徒のチャーリーさん(メンズ)も参加です。

本来のレッスンスタイルであるピアノ弾き語り、そのほかヒバリがピアノ伴奏して、専門であるボーカルに専念する曲もあるし、もうひとつ、なんと「ピアノ伴奏者」としてのデビューもあります。

「史上最高の猛暑」であった今年の夏の間、毎週40分も炎天下を自転車でレッスンに通った「チャーリー」さん…

今日で本番前の練習UPです。

がんばって素敵な歌声聞かせてください!

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二人でカノンとボラーレ🎵

2024年08月21日 | レッスン日記(大人)

今日は げじこさん(レディース)のレッスンの日なんですが、15分ほどレッスンしてからクル子さん(    )にも来てもらう約束をしていました。

実は来月、大人の生徒と仲間だけで小さな音楽パーティーをやろうという計画をしていて、二人は 自分のソロ曲の他に、グループ「チロリン村」としてアンサンブルに参加することになっています。

今日はそのとき演奏する曲を 二人で練習しようということで、クル子さんに少し早く来てもらったのです。

チロリン村はレディース4人のユニットなんですが、全員で時間を合わせての練習はなかなかできないので、二人とか三人とか、都合を合わせられる人同士ちょこちょこ練習しながら「合奏」に慣れていこう、という作戦です。

今日はエレクトーンとキーボードを使い、クラシックの「パッヘルベルのカノン」、そしてラテン曲「ボラーレ」を練習しました。

春に練習を始めた頃には 自分のパートを弾くだけで精一杯、相手の音を聞く余裕などなく、合ってるのかズレてるのかも見当がつかない、という状態だったのが、今日は二人の旋律がちゃんと揃って、きれいな掛け合いができました。

「きれいじゃない?!最後までピッタリ合わせられたし、危ない時はうまくカバーしながら出来てたよ!」    とヒバリの褒め言葉。

げじこさんとクル子さんも「自分の音や相手の音が聞こえるようになってきたの!」と余裕が出てきました。

「近々、またみんなで合わせなきゃね」ということで本日は解散しました。

来月になったらもう本番が一気に近づきます。

がんばろう。

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大人の新入生!🎵

2024年08月13日 | レッスン日記(大人)

新しいメンバーのご紹介です

大人の男性、りらつくまさん!

入会申込み用紙に ハンドルネームも書いてきてもらったので、それを見て「あ、リラックマさんですね?!」と言ったら「いえ、『つ』は大きい文字で、『りらつくま』です」だそうですので、みんなも間違えないようにお願いします😁

「デジタルピアノを買ってしばらく独学で弾いてたけれども、やっぱりレッスンを受けた方がいいと思って…表の看板を見てシニアでもいいと書いてあったので」と体験レッスンに来てくれたのでした。

幼稚園〜低学年のころ(?)オルガン教室に行ってたそうで、音符も読めるしコードもわかる。

これなら何も心配ないですね!

クラシック曲やイージーリスニング系の美しい曲がお好きというりらつくまさん、入門最初の練習曲は「渚のアデリーヌ」と決めて、練習を始めました。

指も長くて、クレイダーマンのロマンチックな曲がきれいに弾けそうですよ!楽しみ

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ドクターのメトロノームウォッチ🎵

2024年05月12日 | レッスン日記(大人)

「楽しみにしていた時計がやっと届きました。だけど耳のそばに持ってこないと音が聞こえない 」

と、ドクター(大人)が おととい動画を添えてLINEをくれました。

金色のエレガントな腕時計。なんとメトロノームになっているのです。

「今度のレッスンの時 はめてきてね🎵」

「もちろん! 見せびらかします」

とのことで、今日のレッスンの時、早速はめてきて見せてくれました。

普通の文字盤の外側にもう一周、メトロノームのテンポや音のヘルツ数などが配置されています。

メトロノームとして使う時は、指定した速度で 針がチッ、チッ、チッ、って動きます。

おしゃれ🎵

でもおしゃれすぎて

「耳が遠くなってきたじいさんには音が聞こえない。目盛りも小さすぎて見えない。若い人向きだ」と嘆くドクター。

確かに、メトロノームの音に合わせてピアノを弾いたら、たちまちピアノの音に負けてしまうような軽やかな音。

速度や音高の数字も、時計のデザインを邪魔しない控えめなスタイルで、老眼の人には見えないな。

「でも、着けていて楽しい🎵」とドクターは言って、時計をはめてます。

メトロノームかけながら弾かなくても、あらかじめテンポや音高を確認するグッズ、として使えばいいじゃない?

おしゃれなドクターに、よく似合ってますよー

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JKトリオ改め JDトリオ!🎵

2023年04月06日 | レッスン日記(大人)

新メンバーたちが増えて、楽しみいっぱいの春ですが、昔からの「旧メンバー」たちとの再会もありました。

ピアノレッスンを「卒業」していった「JKトリオ」の三人と、春休み中にリユニオン=「同窓会」をしたのです。

「高校卒業」「大学受験」などの時期を迎えた「JKトリオ」三人のメンバーがヒバリ教室を卒業し、「特待生」となったのは、一昨年のクリスマスコンサートを終えたときでした。

「特待生」というのは、ルーティンのレッスンは一旦卒業するけれども、その後も発表会やコンサートには参加できるし、なんなら単発レッスンもできる、というヒバリ教室の「殿堂クラス()」です()

久しぶりに集まった三人は、もうみんな大学生だったり 大学が決まったりで、JKトリオを卒業、めでたく「JDトリオ」となっていました!

ヒバリ教室で10年も共に過ごした三人。

久しぶりに会ったのに、まるで三姉妹のように和やかな再会で、三人がそれぞれの夢に向かって歩き始め、みんなそれぞれ個性豊かにキラキラ輝いていて、大きく成長しているのが見て取れ、本当に嬉しく思いました。

そして同時に、大らかな純朴さは 三人とも以前と少しも変わってない!いうこともわかって、それも嬉しいことでした。

お年頃の女子三人、おしゃべりが賑やかに続いたのにもかかわらず、お洒落や遊びの話、恋バナなどはなんと見事に1つも出ず。

3時間近くも語り合ったのは それぞれの目指すものや やりたいこと、憧れるものや夢、尊敬する人、人生への讃歌… などで、閉会の予定時間を過ぎても、みんなが「まだ大丈夫」「もう少し大丈夫」と閉会を惜しみ、とうとうタイムリミットとなって「またね!」と解散しました。

今年の発表会には、また三人でアンサンブル演奏しようよ!と約束しました。

楽しみにしてるよー

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新しいメンバーが増えたよ🎵

2023年04月06日 | レッスン日記(大人)
新学期といえば、フレッシュな小さい仲間が 教室のメンバーに加わってくる季節ですよね。
ヒバリ教室にも、何人かの小さいおともだちが仲間入りしました。
と同時に、今年は 何人かの「大きいおともだち」も増えました!
小さな「プレジュニア」のおともだちたち、それと同じくらいの人数の 大きい「シニア」のおともだちも。
ヒバリ先生としては、シニアの皆さんにこそピアノや歌を楽しんでもらいたいと 常日頃思っているので、こうして「大きいおともだち」がメンバーになってくれるのは大歓迎です!
どんな楽しい曲をやろうかなあ。
コンサートやお楽しみ会もやりたいなあ。
ワクワクがいっぱいの、令和5年の春です!

シニアの方へ・ピアノのおすすめ🎵

2023年02月19日 | レッスン日記(大人)

ここ数年、ヒバリ教室には大人の生徒さんが少しずつ増えて来ました。

もちろん、以前から大人クラスの生徒さんはいましたが、最近 顕著なのは、大人クラスの中でも20代とかの「年少さん」じゃなく「年中さん」、あるいはもっと上の「年長さん」つまりシニアの方で、新しくピアノを始められる方が増えて来た、ということです。

これは、「大人の年長さん」たちが生き生きして前向き、ってことの証しで、とっても喜ばしいことだと思います。

下に、ヒバリ教室のパンフレットの中から、シニアの方へ向けての一文を貼っておきます。


教室のHPにも、大人の方へのピアノのおすすめ部分がありますので、リンクを貼っておくので、お読みいただき、一人でも多くの方に「そうだ、ピアノやってみよう🎵」と思っていただけたら嬉しいです。

なんといっても、今日という日はこれからの人生で一番若い日なんだから。

※タップしてね

       ↓

大人になってからではピアノは無理?

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大人のフレッシュマン「クルコさん」🎵

2023年02月18日 | レッスン日記(大人)

ヒバリ教室「新春のフレッシュマン」は キッズだけじゃありませんよ。

大人だってフレッシュに出発しています。

今月からピアノを始めたクルコさん(大人)

町会の仕事、ボランティア活動など、地元下北沢のために日夜活動していて、下北沢のこと、世田谷区のことなど何でもよく知っていて頼もしい。

ご自身がずーっと下北沢に住んでいて、「おばあちゃんから聞いた昔の話」など、びっくりするような下北沢の歴史を教えてくれたり、また一方では、地域の商店街の役もやっているので、トレンディーなお店で働いている若者たちともフランクに交流している。

下北沢の現在、過去、未来をすべて知り尽くした、まさに スジガネ入りののシモキタンなのです!

そんな、常にみんなのために頑張っている彼女ですが、ふと立ち止まって、自分のために何かしてみたいと思ったのピアノとかと言われました。

さっそくヒバリんちで体験レッスン、そして

「決めた!ピアノやるわ」と教室のメンバーになりました。

それからまだ2回ぐらいしかレッスンしていませんが、クルコさんは昔ピアノをやったことがあるみたいで、音符も読めるし手の形も自然でとてもきれい。

ヒバリの伴奏で、「ダイアナ」とか「君の瞳に恋してる」とかをノリノリで弾いて、やる気満々です。

クルコさん、どんどん上手くなるよ!

楽しみ🎵

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発表会まであと3日🎵

2022年12月02日 | レッスン日記(大人)

あっという間に今日は12月1日。

発表会まで3日しかない〜 どうしよう

今日のリハはドクター(大人)からです。

「夜の海辺にて」もうたっぷり弾き込まれて、しっとりとした味わいです。

それに、今日ヒバリは「観客」のつもりでソファーから鑑賞していたら、ピアノを弾くドクターの手や指の流れるような動きがとてもきれいで、見入ってしまいました。

発表会の本番では、音色の美しさと手の美しさが、きっと観客の目線を惹きつけると思います!

炭焼き職人くん(大人)、ピアノは去年から始めたのですが、去年の発表会は連弾で出たので、ソロは今年が初めてです。

「本番のステージのシミュレーション」と、ピアノの前に歩いていって座るところから練習しましたw

長い間 大切に心を込めて練習してきた「春よ、来い」。

まるで目の前に桜吹雪が舞っているのが見えるような演奏となって結晶しました。

本番、きっと大丈夫です。 頑張りましょう!

今日の最後はおにぎりくん(4)です。

自分のソロ曲「榮光への脱出」、オープニング、フィナーレ、合奏とひと通りリハをした後、当日の「係」の打ち合わせをしてプログラムに書き込みました。

おにぎりくんには、ステージでのピアノ椅子の出し入れをやってね、とたのみました。

今年は「ソロ」と「連弾」でプログラムを分けず、曲のイメージによって曲を並べたので、連弾のために椅子を二つ並べたり、終わったらまた片付けたりがたびたびあります。

おにぎりくんは10歳、もう大きい男の子なんだからしっかりやってくれると思います。

これでよし。

今日も無事にリハ終了。

と思いきや、このあと思わぬ事態が。

突然電話が鳴り、出たらゲスト&スタッフとして頼りにしているTさんでした。

ご親戚の訃報により発表会に来れなくなったとのこと。

Tさんには、当日ゲスト演奏のバックギターやベースをいろいろお願いしていたのですが、事情が事情なのでどうにもなりません。

ともかくも、当日のゲストに伝えました。

ピアノのJおにいさんとヒバリは、自分たちの曲のベースをなんとかお互いに代行(ヒバリの曲はJおにいさんベース、Jおにいさんの曲はヒバリがシンセでベース)やってみよう、ということで 明日楽譜と構成を書いて送ることにしました。

YおにいさんにLINEを送った返事は、一言

おーまいが〜

というスタンプが。

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大人だって鍵盤遊び ーその2ー 🎵

2022年11月29日 | レッスン日記(大人)

アニーさんのレッスンの時に、「いたずら弾きセッション・大人バージョン」の実験をやってみました。

「お願いがあるんですけど」と、前の記事に書いたような内容を話し、「それで、大人の方とセッションの実験をしてみたいんです。ちょっとだけ付き合ってもらっていいですか?」とお願いしました。「なんでもいいから、自由に弾いてください!私が伴奏つけるので」

「えっ。私が弾くんですか?自由に?」と最初は驚いていたアニーさんですが、快く「実験」に協力してくれました。

最初、私は、うまくできるかなぁと、ちょっと不安もありました。

いきなり「なんでもアリだから自由に弾いて」と言われても、そうは子どもみたいにはやれないんじゃないかなあ

ところが、そんな心配は杞憂(きゆう)でした!

オズオズと弾き始めたアニーさんの音色が、私が伴奏し 2人でやっているうちに、だんだん勢いを得て元気になっていきます。

両手を使って軽やかに飛び跳ねるように。

和音で弾いたり、短い旋律のフレーズを連ねたり。

リズムはどんどん大胆になり、おしゃれなフレーズも投入されおおっと、今度は両手をクロスした!… 

アニーさんの演奏は生き生きとして、伸び伸びと鍵盤の上を駆け回るような音楽になっていきました。

最後は、二人揃えてジャーン!と和音でおしまい。

弾き終わって、「どうでしたか?」と聞いたら、「楽しいですねえ!何を弾いてもよくって、楽譜に縛られたり『間違えないように』と緊張したりもなくって」と、とっても楽しんでくれたようでした。

やったー!

「いたずら弾きセッション」、大人の人にも絶対楽しんでもらえることが立証できました!

アニーさん、またやりましょうね。

他のみんなともやりたいです。

小学生、中学生、大人のみなさんともやりたいです。

今の子どもたちは勉強もいっぱいやってるし、いつも忙しくスケジュールに追われています。

そんな中、ほんの2〜3分でも「いたずら弾きセッション」をやれば、とても心が解放され、元気や勇気が湧いてくるのではないでしょうか。

これからは、みんなと「いたずら弾きセッション」を積極的にやっていこうと思います。

きっと楽しいと思うんだ!

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大人だって鍵盤遊び ーその1 ー🎵

2022年11月29日 | レッスン日記(大人)

まだ小学校に入る前の小さい生徒と、時々「即興セッション」をやって遊びます。

レッスンの中で「ねえ、好きに弾くの、やろうよ🎵

と、生徒と先生どちらかともなく誘い、

「うん、やろうやろう🎵

となったら、たちまち即興セッションのはじまりです。

生徒が鍵盤を自由に(めちゃくちゃに)弾くのに合わせ、先生が即興で伴奏をつけていく。

手の動くまま、気の向くまま、生徒の個性や、その時の気分なんかで、流れ出す音楽は色さまざま。

時には行進曲風であったり、ガムラン風であったり、フランス近代音楽風であったり、躍動的であったり、繊細であったり、驚くほど色彩豊かで魅力に溢れた音楽がいっぱいに広がります。

ひとしきりセッションを繰り広げたあと、阿吽(あうん)の呼吸で パッとエンディングを決める。

「あー、楽しかったねー」

「いい曲できたねー」

「またやろうね!」

と終わっていくのですが、この「いたずら弾きセッション」、小さい子どもだけじゃなく、大人の方とだってやってみたらいいんじゃないの?!と思いつきました。

それは、友人が新しく出版した本を読んだのがきっかけです。

著者である彼女はアートセラピー(芸術療法)の専門家です。

この本では、主にクレヨンを使いグルグルと色を塗ったり意味のない線を描いたり、という「いたずら描き」によって、心身が解放されて元気になっていく、その過程と方法、効果などについて語られています。

読んでとても共感すると同時に、いつも私がピアノでやってる「いたずら弾き」と 彼女がやってる「いたずら描き」、似てるというか、根底は同じじゃないのかな、と思ったのです。

彼女のワークショップに参加してるのは、多分大人の人たちだと思うので、それなら私がやってるピアノのいたずら弾きも、小さい子どもだけじゃなく大人の人にも有益に違いない、と思いました。

でもどうなんだろう… 

無邪気、無垢な幼い子どもと違って、大人の人はいろんな知識があるし、「きちんとすること」「正しくやること」が体に染み付いている。

おかしなことをやったら恥ずかしい、とかの気持ちもあるだろうし、正直に素直に、弾けるかなあ…

そんな一抹の不安も抱きながら、ちょうどレッスン日であったアニーさんに「いたずら弾きセッション」の実験を申し込んだのでした。、

さあ、どうなるかな?

それは次の記事で… to be continued…

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ご主人も一緒に歌ってます🎵

2022年11月28日 | レッスン日記(大人)

アニーさん(大人)のレッスンに行きました。

この頃は、アニーさんのピアノ レッスンの前にはご主人も毎回、レッスンに参加して、一緒に歌を歌っています。

春の終わり頃からだったか、アニーさんがご主人を二階から呼んできて「一緒に歌いましょうよ」と1〜2曲 一緒に歌うことがありました。

最初のうちは「声が出ないから」などと言っては逃げていったり、1曲歌ったら「はい、ボクはこれでおしまい」と退散したりしていたシャイなご主人ですが、そのうちだんだんと 呼ばれなくても「先生、いらっしゃい!」と二階から降りてくるようになり、初めから歌に参加するようになり、歌う曲数も増えて声も高らかに響くようになってきました。

今月に入ってからは、玄関のチャイムを押したら「いらっしゃい!」とドアを開けてくれるのはご主人になりました!

今ではすっかり「生徒」として、歌を楽しんでいるご主人です。

世界の愛唱歌、日本の歌、ジャズのスタンダードナンバー、何でも歌えます。

一番好きな曲は「ジャニー・ギター」!

次回もまた歌いましょう

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発表会バーチャル出演(?)🎵

2022年11月27日 | レッスン日記(大人)

アニーさん(大人)、実は4年前にピアノを始めた時から、「発表会は勘弁してくださいね」という約束です。

小学生のみんなの、何倍も大人なので、出るのは恥ずかしいしドキドキして弾けないし

好きな曲をマイペースで、のんびりと楽しむ

「ピアノレッスン、シニアスタイル」って感じですね。

発表会、出演はしませんが、毎年ちゃんと見に来て、みんなの演奏を楽しみ、応援してくれていますよ。

昨日レッスンに行った時にプログラムをお渡ししたら「発表会、来週ですよね。みなさん頑張っていらっしゃるでしょうね。本当に感心します。お勉強も大変でしょうし、大人の方も」と、教室のみんなに思いを寄せてくれました。

「みなさんは、発表会の日までにちゃんと曲を仕上げるために一生懸命努力されてるでしょう。本当に偉いですよね。やっぱり、努力して発表会を目指すことで、すごく上達するんじゃないですか?!」

「そう!その通りです!」

「そうですよね… 私も、発表会に出ないからっていい加減にしてちゃいけないと思ったんです。みなさん頑張っていらっしゃるんだから、私も、みなさんと同じように、この2曲をちゃんと頑張ろうと思って」

アニーさんの今やっている課題は「モルダウ」と「ドナウ川のさざなみ」です。

アニーさん、偉い!素晴らしい〜

「そう!発表会やると、ほんっとにみんな見違えるように上達するんですよ」

「そうでしょ!やっぱりね?!」

「だからね、アニーさんも、みんなと一緒に、発表会に参加してくださいよ〜。心の中で!」

「あらー」

「『モルダウ』と『ドナウ川のさざなみ』バーチャル出演!\(^o^)/」

「アハハハ

アニーさん、来週まで1週間、頑張って練習して、当日は本番の気分で、みんなと一緒にドキドキしてください〜

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