HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

適切な指番号は完成の早道

2020年10月28日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小3):

Kちゃんと一緒に「スヌーピーのハッピーダンス」を弾いた後は、自分の持ち曲「ソナチネ」です。

「指番号なおった?」と先生に聞かれ、

「うーん、やってみたけど、なおったかどうかわかんない」と言いながら弾きはじめます。

先週うるさく言って直したところは、一応気をつけてなおしている感じなので、まあ大丈夫か。

だけど、最初の方、ずっと前に指を設定して、途中でチェックを入れて何週間も弾いていたところで、またもや怪しげな指を使ってしまってるのが発見されました。

「ここ、前に指番号決めてちゃんと守って弾いてたのに?! また違う指になりそうになってるよ?」

あやういところで再度修正して、たぶん大丈夫になったと思うけど。

指番号は、変な番号が定着してしまったら本当に怖いので、しっかり設定し、一度決めたら変えてはいけません。

弾きにくいと思う時もあるかもしれませんが、安直にありあわせの指を使わないように。

「急がば回れ」です。

回り道だと思っても、結局はきちんと決めた指を使うのが、上手に弾くための早道です。

Cちゃん、指番号をうるさく言われているほかは、暗譜も進み、完成に近づいています。

細かいスケール大変だと思うけど、Cちゃんなら絶対できるので、がんばりましょう。

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スズとメロディーベル Kちゃんはオレンジと赤のベル

2020年10月28日 | レッスン日記(幼児)

Kちゃん(年長):

さっきのMちゃんの日記の続きです。

Kちゃんがレッスン室に入ったら、「早く早く。Kちゃん待ってたんだよ」と、Mちゃんと先生がお待ちかねです。

「いっしょに弾こうと思ってね」

さっきMちゃんもキーボードを弾きましたが、今日は、レッスン室にキーボードが2台、用意してあります。

KちゃんとMちゃん、それぞれ1台ずつのキーボードに付いて、「スヌーピーのハッピーダンス」を一緒に弾きました。

ちゃんと、最後は「ウィッシュ!」みたいなポーズで決めます。

できたできた!バッチリだね。

そうしたらMちゃんが「私が一人でやったのも!」と言っています。

「ほら、あの、さっきシャンシャンってやった」

あー、オープニングのスズとメロディーベルのことだよね?!

そうそう、それもやらなきゃ。

Kちゃんにも、ピンクのスズを首にかけてあげて、メロディーベルも。

「Kちゃん、2本持ってくれる?・・・オレンジを右手に。そして、この赤いのを左手に持って」

メロディーベルは7本使うんですが、ベル担当となる新入生の人数は6人。

一人足りないので、6人の中で一番先輩のKちゃんに2本持ってもらうことにしました。

よし、準備オッケー。

エレクトーンの音源を流し、MちゃんとKちゃん二人で、スズを鳴らし、ベルを奏でます。

二人でやると、クリスマス感がうんと盛り上がります。

楽しみだねー。

そこでMちゃんがレッスンUPして帰り、Kちゃんのソロ曲の練習に入りました。

先週「これやる!」と決めた「おおきなふるどけい」と「ハイホー」。

どちらも曲集のいちばん最後の方に出てくる、この中では難しい曲です。

Kちゃん弾けるかな・・・と心配したけど、先週よりずっと上手に弾けてる。

おうちで練習したんだね。

長い曲をよくがんばってて偉いです。

この調子で、スラスラまちがえずに弾けるように練習しようね。ということに。

Kちゃんも順調です。

そこへ、Cちゃん(小3)が来ました。

都合で今週のレッスンを今日に振り替えることになったので、「それじゃあ、Kちゃんと少し一緒に練習できるように、5分くらい早く来て」と言ってあったのです。

Cちゃんには「スヌーピーのハッピーダンス」のキーボード伴奏を頼んであるので、ちょうど一緒に練習できます。

さっそく、伴奏用のキーボードにスタンバイして、セッティングもしてもらい、Kちゃんはもう1台のキーボードに。

先生がピアノ役の人の代役をすることにして、さあ、録音の音源ではなく、ナマ伴奏でのセッションです。

Cちゃんのイントロに続いて先生のピアノ伴奏も入り、そしてKちゃんのメロディー。

「最後はこうやってポーズするの!」Kちゃんが説明しています。

「え、そうなの?」熱い保育園生のKちゃんと、クールな小学生Cちゃんの対比が笑えます。

でも、演奏は大成功。

「Mちゃん、帰っちゃってかわいそー!」

大満足のKちゃんが叫びました。

ほんと、残念だよね。

今日はたまたま、Cちゃんとできてよかった。

またそのうちMちゃんと、それにRくんだって、みんな一緒に、伴奏のお姉さんたちとも一緒にやろうよね。

ここでKちゃんがレッスンUP、続いてCちゃんのレッスンです。

またまた To be continued...

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スズとメロディーベル Mちゃんは黄色

2020年10月28日 | レッスン日記(幼児)

Mちゃん(年長):

先週、発表会で一人ずつ弾く曲を2曲、決めたので、今日はまずその曲を弾いてみました。

曲は「きらきらぼし」と「ゆかいなまきば」です。

どちらも、何か月か前に弾いた曲ですが、Mちゃんはちゃんと覚えていて、先生の伴奏に合わせてちゃんと弾けました。

「ちゃんと上手に弾けたね!」

「うん!」

「もう、曲覚えてるから、楽譜も見ないで弾けるんじゃない? 今、見てたかなあ?」

「うーん・・・ちょっと見た、かなあ・・・」

「そうか。ちょっと心配なところだけ、楽譜見たかな。それじゃあ、発表会で弾くときに楽譜見ないで弾けるように、おうちでも練習してみてね。本を開かないでも弾けるようにね」

「うん」

そのあと、グループ合奏で弾く「スヌーピーのハッピーダンス」も練習音源に合わせて弾きます。

今日は、ピアノのほかにキーボードも出してあって、それを弾くことにしました。

本番では、こうやってキーボードで弾くのです。

「スヌーピー」も上手に弾けて、弾く曲はどれも大丈夫です。

「今日はね、コレもやってみるんだ」

先生は、新しく用意しておいたピンクのスズを、Mちゃんの首に紐でかけました。

それから、色とりどりのメロディーベルが入っている箱を開けて、中から黄色のベルを取り出してMちゃんに渡しました。

「これ、『ミ』の音だから。みんなでひとつずつ持って、順番に鳴らすから、先生が合図したら鳴らしてね。スズもね」

そして、エレクトーンから「ウィンター・ワンダーランド」の曲を流し始めます。

最初は、スズでシャン、シャン、・・・と鳴らします。

そしてメロディーベルの順番がきたら、ミー!と鳴らします。

「できた!とってもきれいにできたね。Kちゃんが来たら、いっしょにやってみようよ」

と、次に来るKちゃんを待ちます。

「いつも早く来るのに、きょうはなかなか来ないねー」と言って待ってたら、

来た来た!Kちゃん来ました。

ってことで、次に続きます。

To be continued.

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4歳のジャジーな即興演奏♪

2020年10月28日 | レッスン日記(幼児)

Sちゃん(年少):

今日は、Sちゃんがレッスン室に入ったら、テーブルの上にいい音のするスズとメロディーベルが置いてありました。

さっそく手に取って、シャンシャン鳴らします。

先生「いい音でしょ?」

S「うん!きょう、これでリズムやる!」

先生「いいよ。じゃさっそく、リズム始めるよ」

エレクトーンのリズム伴奏を鳴らし、いつもはカスタネットでやっている「リズム模倣打ち」を、両手に持ったスズやメロディーベルでやりました。

Sちゃんはリズム感覚がとても良くて、小さいのに少しもまちがえず 先生のリズムを真似してたたきます。

「もう少し長いリズムやってみるよ?」と、リズムパターンを1小節から2小節に伸ばして、もう少し複雑なパターンをやってみるのですが、Sちゃんは長いリズムもちゃんと最後まで覚えて、完全なコピーができるのです。

先生がお手本のリズムを打っている間、Sちゃんは一瞬も目を離すことなく、ヒタと先生の目を見つめていて、先生の打ったリズムをひとつも逃すまいと覚えているかのようです。

今はコロナ禍で、先生はマスクを着けたままのレッスンなのですが、もしマスクをしていなかったとしたら、Sちゃんは「タン、タン、ターアアン・・・」とか言いながらリズムをたたく先生の口元も、ジーっと見つめるんだろうな、と思いました。

リズムが終わってピアノに向かい、まずはSちゃんの好きな「チューリップ」の歌を弾きました。

チューリップのカードを鍵盤の奥に立て、ドの音に、きれいなシールを貼って弾き始めます。

Sちゃんが弾くのは1本指です。

さいた、さいた、チューリップの花が 

ならんだ、ならんだ、あか、しろ、きいろ

その他の部分は先生が弾いて、その間Sちゃんはいろんな鍵盤をリズミカルにたたきます。

最後の「・・・きれいだな」のところは、うまくいくとミミレレド、と終われるし、そうじゃないときもあります。

うまく「ミミレレド」と命中したチャンスをとらえて

「今、上手に『ド』で終われたね。ほら、さっき貼ったシールのとこだよ」と言うと、Sちゃんは嬉しそうにニッコリわらって、そのあと弾いた「チューリップ」は、かならず「ド」の音で終われるようになりました。

今日は、12月に行う発表会のオープニング曲にもちょっと触れてみました。

エレクトーンに録音しておいた「ウィンター・ワンダーランド」の曲に合わせて、Sちゃんにはスズやメロディーベルをやってもらおうと思ったのですが、Sちゃんがピアノで曲に合わせることに夢中になっていたので、今日はそのまま続けることにしました。

スィングジャズの曲に合わせ、Sちゃんが即興でピアノを弾き、先生がスズでクリスマスミュージックの雰囲気を盛り上げます。

音楽が終わっても「もう一回やる!」とSちゃんは何度も何度も、曲の再生を要求して、繰り返し「即興演奏」をしました。

こんなに小さくても、子どもだましじゃないジャズの音楽はちゃんと心をとらえるんだな、とSちゃんの感覚に感心するとともに、今、こんなにいい感覚で自由に弾けてるセンスを、我々教師たちが音符とかを教えて、だんだんつまらなくしてしまうんじゃないか・・・と、危惧をおぼえてしまうようなSちゃんの「即興演奏」でした。

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速いテンポキープを強気で!

2020年10月28日 | ジャズ・ポピュラーその他の曲

Kさん(大人・男性)

「サー・デューク」の弾き語り、もう暗譜も出来て、仕上げにかかる段階です。

歌&ピアノ伴奏の部分も、フィニッシュのピアノソロの部分も、それぞれとても上手に出来ています。それぞれね。

それぞれ、というのは、得意分野の歌どんどんいい感じのノリに仕上がってきました。一方、難しいフィニッシュのピアノソロ焦らず着実に弾けてきました。という、2種類の「それぞれ」ということなのです。

なので、今後はそれを一貫した同じテンポで弾けるようにしたい。

ネックははピアノソロのテンポなので、それが歌に追いつくまで速く弾けるようにすればいいわけです。

じゃあ、ピアノソロを止まらず弾く訓練をしよう。

ってことで、ヒバリが手拍子でカウントをとり、それに合わせて落ちこぼれないよう、止まらないように弾いて!とがんばってみました。

最初は、今まで練習していた「着実テンポ」でカウントします。それでも、つっかえたりつまずいたりして立ち止まらないように!となると結構大変です。

止まらず弾けたら、次はほんの少し、カウントを速め、それに合わせて。

それがクリアできたら、またほんの少しテンポを上げて。

こうして、何度も何度も、少しずつ少しずつテンポを上げながら弾き続けて、ついには歌のテンポに追いつく速さで弾けた!\(^o^)

「できた〜!もう弾けるよ!\(^o^)/」とヒバリ。

「やったー\(^o^)/」Kさんも大喜び。

もうこれからは、強気で速いテンポに食いついていく度胸も必要。

あくまで、丁寧な練習をある程度続けて、指づかいなどが馴染んだ後、という条件の元ですが、Kさんはもう、その段階に来ています。

だから、これからは強気でがんばってくださいね。

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