HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Mちゃん気合はいってます

2020年10月01日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小5):

発表会に向けて、すごい気合が入ってます。

「今日、持ってきたものがあります!」とレッスンバッグの中から出したのは、ミニーのカチューシャ。それも3つも!

「『美女と野獣』やる時、3人でこれ着けたらどうかと思って」

「なるほど。ディズニーの曲だから、ってわけだ?」

「そう!」

顔じゅうでニコニコしながら、「このキラキラしてるのがLちゃんに合うと思う。これは子ども用でちょっと小さいからCちゃん、でこれが私」と、3人の配分まで考えて、レッスンバッグいっぱいに詰め込んできてくれたのです。

「いいじゃない?写真撮って、LちゃんとCちゃんに『どう?』って見せようよ」

先生が写真を撮って、それぞれの連絡先へ送りました。

そしてレッスン開始です。

「エリーゼ」の最初から、弾けるところは両手で、まだ合わせてないところは右手だけ、とか左手だけ、など、出来る方法を総動員して、ついに最後まで弾き通すことができました!

「やったね!最後まで弾けたじゃない」

「最後まで弾けたー」

Mちゃんすごく嬉しそうです。

「A」(テーマの部分)はすっかり暗譜して完成しているので、今日は一つ一つのフレーズの弾き方や楽譜の正確な表現など、曖昧な部分を何度も弾き直し、きれいに弾けるようにレッスンしました。

一番難しい「B」の所もゆっくりなら両手で弾けるので、だんだん「A」の速さに近づけるように練習しようね、ということになりました。

「エリーゼ」のレッスンが白熱してレッスン終了時間を過ぎてしまったので、「美女と野獣は、もう上手に弾けてるから今日はいいよ。またすぐLちゃんと合わせるんだし」と言ったのですが、Mちゃんは「美女と野獣」もやっていくと言います。

「もう時間過ぎてるよ?大丈夫なの?」

「大丈夫です!」

ママもお家にいるとのことなので、じゃあ心配してきたら大丈夫って言えばいいか、と決めて、キーボードをセットし「美女と野獣」を弾きました。

こんなに気合入ってるMちゃん。「エリーゼ」も「美女と野獣」も、きっと最高の出来栄えに仕上がるよね!

(後記:ミニーのカチューシャ、LちゃんCちゃん二人とも『いいね!』のスタンプを送ってきました)

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サー・デューク ベースとグループ感

2020年10月01日 | ジャズ・ポピュラーその他の曲

Kさん(大人・男性)

10月になりました。

「サー・デューク」、今日は最初から「通し」で弾いてもらいます。

イントロ…大丈夫。ちゃんと弾けてる。

歌の部分に入って、Aメロ、Bメロと進んでいくと… 

オヤ? 何気にいい感じです。

全体に、左手のベースが存在感を増して、いい音でよく鳴ってる。

それにBメロの、歌・リズム・ベースが全部一緒に八分音符のユニゾンで刻む所…心なしか「後ノリ」のアクセントがついてて、いい感じのグループ感が出てる!

弾き終わったKさんに、ヒバリは聞きました。

「アクセントが付いてる感じしたんだけど…意識して付けてました?」

そうしたら、Kさんは

「はい、一応意識はしてたんですが…」と答えたのです。

すごい!

こんな風に弾いてもらうのは理想だけど、そんな要求したら難しすぎると思って今まで言わなかったのに。

Kさんが、何も言われなくても自分でグルーブ感のあるノリを表現してたとは、さすがだ。

もともと、Kさんの音はすごくいいので、自信を持って弾けるようになったら最高にかっこいいと思います。

… あとは、問題のエンディングを弾きこなすだけだ。

頭を使わず無意識に手が動いてしまうレベルになるまで、ひたすら練習しましょう!

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