Tくん(小2):
発表会に弾く予定の「けんばんのおどり」がひと通り覚えられてきたので、もう1曲弾くことにしようと、先週新しく楽譜を渡しました。
「海」というその曲を、今日、少しずつ弾き始めました。
左手も右手も、低音部記号=ヘ音記号のエリアで書かれています。
「まず左手を弾いてみて?」
いつも「よいこのピアノ」などで弾いている「低いド」、この曲では、それが一番高い音という立場(?)です。
「ふかーい深海の音だよ。これにペダルを踏むよ。」
と先生に言われて、ペダルを踏みながらジャーン…と和音を弾くと、深い深い海底のような響きがします。
「ジャーン。海底6500メートル〜 タコを捕まえま〜す」とTくん。
「深海って6500メートルなの?」
「そうだよ。図鑑に載ってた。」
「へー、そんな深いのか〜… あ、そこじゃないよ、もっとこっち側。それじゃ『海底100メートル』で浅すぎじゃん」
「この辺なら4000メートルぐらいかな」
「かもね。でも弾くのは6500メートルのとこだよ」
こんな風に、ゆるゆるレッスンは進みます。
今日弾いてみた、楽譜の1段目は、1小節ごとにパターンがくりかえされる形です。
Tくんはそれに気づき、パターンごとに赤と青のエンピツで区分分けしました。
来週は、ピンクと黄色で区分分けした2段目をやる予定です。
Facebook Hibari Music Lesson