HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ハモカミ10月の練習

2008年10月25日 | レッスン日記(小中高生)
コーラスグループ「ハモカミ」は 毎度『ひさびさの練習』です。
何しろ月1なんですから。
それでも、数少ない練習日には精いっぱいがんばっています。

今日は、クリスマスコンサートの時に歌う2曲の練習をしました。
今年は、ハモカミとしては珍しく クリスマスソングを歌うことにしたのです。
クリスマスソングの中では比較的新しい『ジングルベル・ロック』をにぎやかに、そしてもう1曲は、「リトル・ドラマー・ボーイ」にぴったりと合わせてオブリガートになっている「Peace On Earth」です。
この歌は、ヒバリがネットで見つけたものですが、それはあのビング・クロスビーさんと若き日のデビッド・ボウイーさんがデュエットしているお宝映像です。
二つの、まったく別の歌を同時に歌って、ぴったりきれいにコードなどが一致してるので、鮮やかに歌いこなせた時にはすばらしい効果が出ます。
みんなー、がんばろうね \(^O^)/

火曜日のみんな

2008年10月21日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1):
ピンクの「バーナム」を進めつつ、1巻前のオレンジのバーナムも、ルーレットによる「番号選び」でしっかり復習練習しています。
この年齢にしては 譜読み・指テクともに習熟度が高いと感じます。意外に「おねえさん」なのかも。
それにしても「このルーレット、『人生ゲーム』についてたやつだよね?」とは子どもたちみんなが言うんだよね。
「そ、『人生ゲーム』捨てるときに、ルーレットだけもぎ取っといたの」
でもなんでみんな、瞬時に『人生ゲーム』のルーレットだってわかるんだろ?!

Tくん(小3):
「アキピアノ教本」を次々進めていきました。
以前は レッスン時間に1曲弾かせるのが精いっぱい、「もう1曲どう?」と言うと「う~ん、宿題~」と言っていた彼なのに、このところの躍進は まるで別人のようだ。
練習も ちゃんとやってきてる。
今日は「教本」と「ピアノひけるよ!ジュニア3」と合わせ、14曲クリアしました。
この調子でがんばってもらいたいです。もう9才なんだから。

Y子ちゃん(小3):
もうすっかり、小さなベテランの貫禄を身につけている。
先週も今週も、テキストの課題は「来週、これやってきてね」というだけで、一人で譜読み~仕上げまで全部、やってくるのが当たり前になりました。
譜読みや指使いなどの指導をしなくて良い分、曲の解釈、表現、タッチや高度なテクニックなどの指導に たっぷり時間をかけることができます。
楽しみなY子ちゃんです。

Mちゃん(小4):
「幸せなら手をたたこう」 指のポジションを途中で変えないと、指がたりなくなってフレーズがとぎれてしまいます。
指替えを忘れないため、Mちゃんはいっしょうけんめい頭の中に指使いを入れて弾き始めます。彼女は、譜面を『読みながら』弾くというより、『まず覚えて弾く』タイプです。
このタイプの良いところは、曲のフィーリングをたっぷり感じ取って表現している、というところです。弱点は、『覚え切るまで 正しく弾けない』ところ(^_^;)
今日はそれもクリアして、「幸せなら手をたたこう」を リズムよく溌剌と弾いた後は、あのシブい「太陽がいっぱい」が宿題となりました。
子どもにはいまいちわかりにくく、あまり人気のない「太陽がいっぱい」ですが、Mちゃんはすぐにメロディーを覚えて口ずさみ、「三拍子の流れなんだね」「なんか悲しい感じだね」などと、早くも波にゆられる「太陽がいっぱい」の曲をつかんでいるようでした。

M3ちゃん(小4):
入門してから、「ピアノで歌を・3」の本を使い、『右手をどんどん弾いていく』『左手をどんどん弾いていく』をクリアし、今はいよいよ『両手で弾いて曲を完成させていく』ミッションを進めています。
Mちゃんは、実はうちの教室に来る前に もうピアノを習った経験があって、本当はもっとレベルが上の曲に取り組むべきキャリアがあるはずなのです。
けれど、「練習はきらい」「宿題はいや」と感じながら、習っていたんだろうな、という様子をうすうす感じたので、まずは「ピアノを気軽に弾くこと」「たくさん弾くこと」「レッスンや宿題を負担に思わないこと」などを目標に、敢えて簡単なテキストを使い、たくさん弾けるようにと考えています。
「宿題いらない」などと言いながらも、M3ちゃんは毎週、楽しそうにレッスンに来てくれるし、練習もちゃんとやってきているし、たまにハッとするようなセンスを見せてくれるし・・・
ふふ、君はほんとは、ピアノずきなんだよ。
今に見ててごらん、きっとバッチリかっこいいピアノ弾くようになれるから!

児童館まつり

2008年10月19日 | その他日記
ヒバリの家から15分くらいのところにある児童館で、「児童館まつり」が開催されました。
ピアノに来ているMちゃん、M2ちゃん、M3ちゃん、Y子ちゃんたちが、みんな このイベントに参加していて、前々から「先生、来てね!」と誘われていたので、お昼すぎから出かけていきました。
4年生のMちゃんとM3ちゃんは、同じグループで何やらお店やさんをやるとのこと、そして3年生のY子ちゃんとMちゃんは、「占い」のブースを開いているとのことでした。
児童館に着いたら、入り口ですぐM3ちゃんに会い、「もう、うちのお店完売で何にもないよ。はい、これあげる」と キャンディーをくれました。
この児童館は図書館と併設されていて、本の虫のヒバリは 図書館の方はしょっちゅう利用していますが、児童館に入るのは初めてです。
中は思ったよりずっと広くて、わたあめや焼きそばとかの模擬店や、ゲームコーナーや、レールを敷いた「ミニ・コースターライド」みたいなのもあって、高校やなんかの学園祭みたいににぎわっていました。
占いブース担当のY子ちゃんとM2ちゃんは、午前で担当は交代になったとのことで、ハワイアン風の衣装のまま「コースター」に並んだりして楽しんでいました。
地元で子どもたちにかかわっていると、こうしたイベントも垣間見ることができて、なかなかおもしろいです♪

おねえさまたち練習開始

2008年10月09日 | いろんな歌・いろんな曲
毎年12月におこなっている、大人のためのクリスマスコンサート「チャティー・クリスマスコンサート」。
今年も次々と、出演者のみなさんがエントリーし、曲を決め、練習を開始しています。
今日は、常連ユニットのひとつ「おねえさまたちコーラス」のみなさんが、今年最初の練習を行いました。
「おねえさまたち」は、みんな孫のいるような、「大きいおねえさま」です。
みなさん正当派コーラスを経験している、あるいは現役コーラス団員の実力者たち。
その美しい声を生かして決めた 今年の曲は、TV「徹子の部屋」のテーマ曲です。
黒柳徹子さんが1年に1回「徹子の部屋コンサート」を開いていて、その時に いつもTVで流れている「ルールル、ルルル、ルールル・・・」というテーマ曲に素敵な歌詞をつけ、オペラ歌手の島田祐子さんとデュエットで歌っていました。
その歌をコーラスにして、おねえさまたちで歌ってみよう、ということになったのです。
おねえさまたちらしく、優しく可愛い歌になると思います♪

合唱

2008年10月07日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(小4)とM3ちゃん(小4)は、同じクラスの仲良し同士。
二人とも、学校の「合唱団」に入っています。
この合唱団は大変実力のある合唱団で、毎年 地区大会では金賞を取ったり、関東大会に行ったり、テレビに出たりしているのです。
「先生、この歌知ってる?」
合唱団で練習した歌のフレーズをどちらかがちょっと口ずさむと、たちまちもう一人が加わり、あっという間に二人の合唱が始まります。
透明な美しい声で、音程もリズム感もすばらしい二人の歌は、本当にきれい!
二人とも、歌が大好き、という気持ちがあふれています。
歌心、は音楽の根源です。
二人は歌が大好きだから、ピアノもきれいに弾くことができる。
いつまでも、歌が好きで、心をこめて歌い続けていってほしいです。

きよしこの夜

2008年10月07日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
Y子ちゃん(小3):
今日の宿題は、テキストの新しい曲「きよしこの夜」を、最初から最後まで、完全に自分一人で仕上げてきてごらん、ということでした。
つまり、譜面を読んで、右手と左手を合わせて弾いて、ピアノやフォルテなどの記号に沿って強弱をつけ、表情記号や速度記号も見逃さないように 曲のニュアンスをつけて、完成させる、ということです。
さあ、1週間で、どんなふうに仕上がったかな?
Y子ちゃんに弾いてもらってみると、ちょっとした勘違いなどはありましたが すぐ直すことができ、一通り最後までちゃんと譜面通りに弾けていたのはさすがです。すばらしい実力だと思います。
ただ、曲のイメージを想像し、たっぷり情感こめて表現する、というところまでは無理だったかな。しょうがないよね。まだ8才だもの。
「あのね、Y子ちゃん。これはクリスマスイブの曲でしょ。みんなシーンと寝静まってる夜。枕元にはくつ下をつるしてね、部屋の灯りは消えて、窓の外には真っ白に雪が積もってる。子どもたちは『サンタさん来るかな~』って楽しみにしながら、静かに眠ってる。だから演奏は、こんな感じ・・・」
先生は、静かに「聖しこの夜、星は光り・・・」と弾いてあげました。
「ああ~、わかった♪」Y子ちゃんはニコニコしながらうなずいて、自分で弾いてみました。今度は、静かで美しい「きよしこの夜」になりました。
小さいみんなには、こういった静かな曲は いまいちわかりにくいかもしれませんね。
けれどY子ちゃんも、すぐに成長して、あと2、3年もすれば、きっと静かでロマンチックな曲の美しさをたっぷり感じ、それを表現できるようになることでしょう。

T&Tきょうだい

2008年10月07日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1):
「バーナム」が新しいピンクの本になったので、それと並行して、すでに修了したオレンジの本を使う『ルーレットでの選び弾き』を開始しました。
これは、使い古しの「人生ゲーム」からもぎ取ったルーレットを回し、当たった番号の練習曲を弾く、というもので、上級生のみんながずっとやっている方法です。
「バーナム」は「グループ1」から「グループ5」まで、5つのチャプターに分かれていて、それぞれのチャプターは12曲の練習曲から成っています。
たとえばルーレットで「3」が出たとすると、「グループ1」から「グループ5」まで、すべての3番を全部弾くのです。
初めてこれをやったTちゃんは、「えっ、ぜんぶひくの?」とびびっていましたが、弾いてみると、すごくしっかり弾けているので驚きました。
小さい小さいと思っていたTちゃんだけど、実はとってもおねえさんになっていたのでした。
Tくん(小3):
挫折した「9才までにテキスト最後まで終わらせる」は撤回しましたが、代わりに「できるだけ早くテキスト最後まで終わらせる」というミッションを開始しました。とは言え本人は、のど元すぎれば何とやら、みたいにのんびりしたもんです。
それでも今日は、6曲の課題のクリアに成功しました。
今までのペースから見れば 夢のようなスピードです。
実はTくんには、ここでちょっと詰めて練習させてみたいと思っています。
彼もまた、本当は意外に「できる男」に成長してきてる感じがします。
「できることだけやって丸をもらう」姿勢から、「実力より少し上を目指して努力する」というスタンスにバージョンアップしていこうじゃないか。
もう充分、それができるTくんになってるよ。

太陽がいっぱい

2008年10月06日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
Kちゃん(小6)。
エレクトーンを習っているKちゃんですが、「バーナム」を使って ピアノでのテクニック練習、それとやはりピアノの教材「大人のためのピアノ教本」を使って、エレクトーンの練習をしています。
「バーナム」&ピアノのテクニックは、指の訓練に役立ちます。
エレクトーンは鍵盤が軽いし 電子楽器なので、しっかり指を訓練するためには、ピアノを使って練習した方が ずっと指の感覚が良くなります。
また、「大人のためのピアノ教本」は、古今東西の有名な曲が載っていて しかもコードネームがついているので、エレクトーンの勉強にも大変役に立つのです。
というわけで、今日のKちゃんの課題曲は「太陽がいっぱい」でした。
これは、1960年代(だと思う)に、アラン・ドロンが主演した映画の主題歌で、音楽はトランペット奏者のニーノ・ロータの作品でした。
エレクトーンではいろんな音がリアルに出せるので、今日はトランペットの音でメロディーを弾き、弦楽器のオーケストラみたいな音で伴奏を合わせてみました。
アラン・ドロンも「太陽がいっぱい」も知らない、1990年代生まれのKちゃんに、どこまで曲の感じが伝わったかは疑問だけどね。。。

うたばん

2008年10月04日 | レッスン日記(小中高生)
ここで言う「うたばん」とは、「歌の伴奏ピアノ」のことです。
学芸会での 学年合唱「勇気ひとつを友にして」の伴奏ピアニストに抜擢されたS子ちゃん(小4)。
先週、楽譜のフィンガリング(指づかいを決めること)をして、模範演奏をテープに録音してあげました。
今日、レッスンにきたS子ちゃんは、全4ページの楽譜の前半、2ページまでを びっくりするぐらいしっかり練習してきていました。
「すごーい!(パチパチパチ)いっぱい練習したんだね?! 」
「はい・・・」
いつも優等生のS子ちゃんですが、いつもに増してよく練習してきています。
しかし。本当の音楽の勉強は、ここからがスタートなのです。
聞けば、学芸会は11月の終わり頃で、11月に入ったらみんなの合唱練習が開始されるのだということです。
「じゃ、10月いっぱいまでに、伴奏仕上げるってことだね」
「はい」
「大丈夫。できるよ!。。。がんばれば。」
「ハァ・・・がんばれば・・・ですね」
「そういうこと。」
うたばん、には、いつもみんなが慣れている「ピアノ独奏」とはまた違った難しさがあります。
ある意味、独奏よりずっと難しい面もあり。
「それはね」 ヒバリはS子ちゃんに言いました。
「一人のピアノだったら、難しいところを間違えても、まあしょうがない。自分一人のことだから、『すみません、まちがえました』で済むし、難しいところだけ ちょっとごまかしてゆっくり弾いたり、飛ばして弾いちゃったり、つまずいて弾き直したり、ということもある。
だけど、伴奏は そうはいかないよ。何しろ、大勢が一緒に歌うんだから。
みんなが歌いやすいように、ぜーっっったい間違えちゃいけないし、テンポが走ったりノロノロしたりしちゃいけないし、出をトチっちゃいけないし、モタモタ迷っちゃいけないし」
「うわぁ~」
「そればかりか、ピアノの盛り上がりによって、みんなの歌をリードしたり、気持ちを引っ張っていったりしなきゃいけない。ピアノ伴奏次第で、歌の出来映えが、驚くほど違ってくるんだから」
「ええっ、そ、そうなの・・・」
「そうして、見よ、この、ピアノソロの部分を! ここはみんながシーンとして、観客全員がピアノ伴奏者に注目する中で、ぐわ~んとパフォーマンスで盛り上がるところだよっ」
「きゃ~」
いつもは親切なヒバリ先生も、このときとばかりS子ちゃんに めちゃめちゃプレッシャーかけまくりです。
でも、伴奏者というのは、ほんとにそれくらい大切な役割なのです。
その日のレッスンでは、いつもは見逃していた細かい音色も、いちいち納得いくまで弾き直させ、微妙なタッチやテンポ、ダイナミクス(強い・弱いの調節)なども徹底的にしごきまくり。
S子ちゃんの学校の先生! 今回は彼女に、こんなに学習するチャンスを与えてくださり、ありがとうございますっ♪
S子ちゃん自身は「とんだ役割を引き受けてしまった」と思ってるかもしれないけど、ヒバリの方は 子どもたちにはめったにそこまでさせる余裕のない「音楽追求体験」のチャンスに、大喜びですわ~ \(^◇^)/


古典のきらめき

2008年10月02日 | レッスン日記(小中高生)
M2ちゃん(小3): 1年前の十月に、ピアノに入門したM2ちゃん。
毎週、「出席カード」に1枚ずつ貼っていったキラキラシールが、カードいっぱいになって、丸1年がたちました。
そして今日からは、新しい出席カード、新しい月謝袋をもらって、ついに「ピアノ2年目」に突入したのです! \(^O^)/
1年の研鑽を経たM2ちゃんは、今ではすっかりピアノが身につき、新曲でもどんどん、楽譜を見て弾きこなしていけるようになりました。
今日、レッスンを始めるときに、先生がまだチェック用の赤エンピツなどを用意していると、突如きらびやかな音色が、ピアノから流れ出ました。
なんだなんだ?・・・・ ああ、そうか。M2ちゃんが、「ハイドンのメヌエット」の冒頭を弾いたんだね。
「この曲、まだ覚えてるよ。でも最初だけだけど」
そう、この夏のデビュー発表会で弾いた曲・・・ まだ覚えてるんだね。
というか、今聞いた音色は、もっともっと素敵な音になっていて、まるでキラキラした宝石のようでした。
M2ちゃんが こんなに上手になっていたんだ、と驚き、嬉しくなると同時に、何百年たっても少しも色あせない、古典の曲の美しさやきらめき、そして堂々たる品格を あらためて目の当たりにし、息をのむ思いでした。

のびのびやっていこう

2008年10月01日 | レッスン日記(小中高生)
Rくん(小1): 「ピアノで歌を」の1の本を、「右手だけ」「左手だけ」の順でどんどん進めていき、今は2の本に入っています。
Rくんの場合は、とにかく楽譜を見てピアノを弾くことに慣れ、軽い気持ちで次々当たっていくことにプレッシャーを感じないようにする、ということに重点をおいています。
前に習っていた教室での練習がどんなだったか、よくわかりませんが、「じょうずに弾かなきゃ」「練習たいへん」「発表会いやだ」といった、何か重圧のようなものが、Rくんの心の中にあるんじゃないかなあ、といったことを、なんとなく感じています。
今のところは、時間かかるけど、「ピアノは楽しい」「音楽は心地よい」という気持ちに、Rくんがリラックスしてなじんでいけるように、ということを第一の目標におき、完成度が低くても、課題が易しすぎても、とにかく気楽にどんどん進んでいってみよう、と思っています。