HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

コーギビルのいちばん楽しい日

2005年02月21日 | 読書・絵本
かえでさんの、今年最後のレッスン日。
彼女からクリスマスプレゼントに、この絵本をもらいました!
大好きなターシャ・テューダーさんの、87才での作品です。
絵が好きで、おとぎ話が好きで、動物が好きで、ガーデンが好きで、子どもが好きなターシャさんを、私は大好き。
「コーギビルのいちばん楽しい日」については、「クリスマスの絵本」に詳しくご紹介しますので、読んでください。

タブラと三味線コラボ

2005年02月03日 | いろんな楽器
下北沢一番街。

全長300メートル位、幅といえば車1台通るのがやっと、というミクロな世界ですが、ここには 他では見られないグローバルな世界が詰め込まれています。

今夜は、先日の『豆まきスポット』とは反対側の端っこ、踏切ぎわにある沖縄料理の店「ネバーネバーランド」へ インドの太鼓『タブラ』と三味線、それに オーストラリアの管楽器『ディジュリデュー』のコラボレーションを聴きにいきました。

『タブラ』については、「コンサートの写真(大人編)」のページでも紹介しています。

大小2つの、ボンゴみたいな太鼓なのですが、その音色の多彩なこと!(@o@)

演奏するのは インドのチャンドラさんです。

手の平、指の腹、指先、いろんな部分を使い、また奏法も、スナップを効かせて打ったり ピアニストみたいに指先で連打したり こすったり、中央を打ったり縁を打ったり、色とりどりの音色を一人の演奏者が打ち出すのです。

バスドラムみたいなダン!ダン!という音、タムタムみたいな音、スネアみたいな高くて固い音、それに加えて アジアの楽器独特というか、『音が出てから音色や音程が変化する』音・・・

これを全て、一人で同時に演奏するんだからすごいね!

目の前の演奏を見てなかったら、何人もの人がセッションしてると思ってしまう。

本格的なタブラの演奏を観たのは初めてなんだけど、めっちゃ気に入ったよ!

\(^O^)/

三味線が またシブイ。

津軽三味線に似たタッチの、ギンギンアップテンポ、即興演奏みたいなワンコードの曲。

ゆったりして どこか哀しい語り部の曲。

演奏は杉中久夫さんです。

この、三味線とタブラのコラボ、というから ごきげんじゃありませんか。

マタギみたいな風情のシャミセニスト(?)と、ニコニコしたインドのパーカッショニストのセッションは、異文化の取り合わせでありながら、とってもしっくり合っていて、まるでお互いがお互いのためにある、みたいに感じさせるのでした。

また、もうひとつの楽器『ディジュリデュー』も すごいインパクトでした。

オーストラリアのアボリジニの人たちが使っているという管楽器で、アルペンホルンをまっすぐにして、全体を同じ太さにしたようなもの、といったらいいのかな・・・

アボリジニに伝わる「森の神様 火喰い鳥」のことを歌った曲を聴かせてくれました。

そうそう、それからなんだかわけのわかんない、「ぴょょ~ん、ぴょょ~ん」という音を出す、シタールみたいな楽器。

それらの楽器が溶け合って醸し出す世界は、すっかり 異次元へのトリップ・・・

ますます妖しい 下北一番街の夜なのでした。