酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

いつかは

2012-04-11 | わさび部長
なんだか、昨日から物憂い感じが続いているのである。


というのは、とある猫漫画作者さんの愛猫が逝ってしまったからである。

猫が逝ってしまったことの悲しさ寂しさは勿論あるが、何より感銘を受けたのは、事実に対する作者の受け止め方である。
作者は悲しんでいる自分を客観的に描き、飼い主としてどう真摯でいなければならないかを、猫との対話を通して表現している。
作家のあり方としてあまりにも見事である。

人様の不幸をきっかけに不埒な話かも知れないが、不思議な力をもらった思いすらする。
いつかは、わさびも逝くことになる(ひょっとしたら自分の方が早いかも)が、その際はきちんと送ってやれる、そんな気がするのだ。飼い主の責任としてとかじゃなく、もっと大きな確かなもので。


ペットが逝く話を聞くと、何気に自分の愛犬愛猫の見方が変わったりするのは、きっと誰でもあることだと思うが

なあ、わさび


ち、近すぎるって。

塗り薬が効いてるみたい。目の周りがちょっとキレイになってきた。


その話はこのブログに。
くるねこ大和
突然読んでも話が見えないかも知れないけど

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くまムック)
2012-04-11 20:19:50
ムムム…切ない気持ちになるね
いつかは部長さんも逝くんですよね
考えたく無いな

薬効いてるんですね
良かった
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>くまムック様 (こたりん)
2012-04-12 08:49:54
ムックくんが旅立ったように、わさび部長もいつかその日が。
犬でも猫でもヘビでも、犬でも猫でもネズミでもとにかく生き物としての尊厳を忘れないでいたいと思います。よく耳にする「ペットは死ぬからイヤ」というセリフ、あれの方が切ない。
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Unknown (hisami)
2012-04-12 09:47:18
私もかなり前~愛犬いましたが
病気で最後に凄く苦しんで死んでいったの・・
それを看取ったので
その後生き物飼う気になれなくて・・・
真摯に向き合えてない・・って事かな??
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Unknown (小茶丸)
2012-04-12 13:37:06
命に永遠はないから、仕方のないことなんですけどね。
死ぬことも ごはんを食べたり寝たりするのと同じように、特別なことではなく、自然の流れの中のことだと思えるようになりたいなぁ。

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>hisami様 (こたりん)
2012-04-12 18:33:26
真摯に向き合うというのは難しいことですよね。
うちも前にいた犬が若くして癌で苦しんだ末に逝ってしまいました。
今でもそのことは引きずっています。

だからこそのわさび部長というか、
また違う犬を飼うことで、前の犬を絶対に忘れないという教えに導かれ(ムツゴロウさんだったかな)わさび部長を新しい家族にしました。
アリスと全力で向き合えなかった分も含めて、精一杯つきあおうと思ってます。
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>小茶丸様 (こたりん)
2012-04-12 18:35:37
そうですね。まさにその通り。

犬猫に優しく強い人は、本来人に対してもそうだと聞きます。
そうありたいものですね。
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Unknown (ナツ)
2012-07-15 10:16:35
私は二年前に愛犬を亡くしました。
両親の為にも一周忌を過ぎたら新しい家族を迎えようと決めていましたが、
今もまだ、気持ちが定まりません。
部屋にある写真たてにも、すやすやと寝ている写真しか置くことができません。
このままもう一生、犬のいない生活を送るのか…と思う反面、
どのコを見ても飼う気がしません。
犬好きの父は今年70歳になり、犬の寿命をはかれば父にとっても
今しかないと思います。
いつか日にち薬が癒してくれるまで待てばいいのか…
やはり私も『向き合えて』いないまま、みたいです。



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>ナツ様 (こたりん)
2012-07-15 17:05:10
犬を愛した人なら誰でも経験する辛さを、あなたも抱いているんですね。
でも、ナツさんは犬を飼うことを否定できない、否定はしていないですよね。
いつか忘れるとか癒しが訪れると待っていても、その時は来ないと思います。
もう二年前のことを忘れてしまいたいというなら、話は別ですが、新しい子を迎えることで、いっそう前の子を愛しく感じ、思い出も一緒に過ごしていけるはずと自分は思いますが。
お父様のためにと仰るなら、それに気持ちを委ねてみてはいかがでしょう。
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Unknown (ナツ)
2012-07-15 22:27:44
父のため…と言うのは詭弁かもしれません。
二年前に亡くなってすぐ、父の落ち込みも相当で、仔犬を見に行ったことがあるのですが…その時にブリーダーさんに『お父さんではなくあなたにこそ必要』と言われました。
たぶん、今もそうなのかもしれません。
誰かに「もう、いいよ」って言って欲しかったのかも。
コメントをくださってありがとうございます。
私も父も、犬と暮らす生活をもう一度!
心から味わいたいと思います。
ちょっとそんなふうに思います。
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>ナツ様 (こたりん)
2012-07-17 00:38:40
やっぱり欲しいという気持ちがあるなら、そろそろ、というか、いよいよその時が来ているのかも知れませんね。
新しい子に癒されるお父様の笑顔を見たいですよね。お父様も同じですよ、きっと。
ゆっくり考えたらいいですよ。
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