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酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

サバの日。

2016-12-05 | 日記
日本には「何々の日」ってのが一年中ある。つい最近では「いい肉の日」。
まあ昨日は、たまたま目についたので買い、サバ尽くしになったという話。
もしもサバの日なんてのがあるなら3月8日だろうな。ほんとにあったりして。


生のサバ。一級品の魚体ではないが、サバはサバ。
やたらデカくない方が煮つけやすい。
何より、翌日が生ごみの日。生モノを扱うには絶好タイミング。

煮つける。

そう、サバ味噌にしようと、さっそくさばく。
二尾をそれぞれ三枚おろしにする。骨やアラはその場で茹でて洗う。船場汁を作るため。素材はできる限り使う、それが始末というものだ。なんてカッコいいこと言ってるが、それもお目当てなだけ(笑)

しかしだ。ついムラムラしてしまい、おろした身の一枚をちょいと失敬して・・・


竜田揚げにしてつまみ食い&晩酌タイム。
旨い!身がふっくら。さすがおろしたて。

そうこうしているうちにサバ味噌は煮え、あとは放っておいて明日の酒肴に。出来立ても美味しいが味が染みたのを楽しむ作戦だ。


締めは船場汁。

うちの船場汁は身も多いよ。
なぜなら、三枚おろしが下手だから(笑)

店の味に挑戦

2016-12-05 | こしらえた話。
旭川は5条裏通り、庶民の人気スポットは「立ち喰いの天勇」。
そば、うどん、そして人気メニューは何たってゲソ丼のようだが、自分が意中のメニューは「野菜丼」。


名誉のために断っておくが、これはライス半分。麺とセットの丼は、小食な自分にはボリューム過多なのでいつもご飯は「少な目に」とか「半分で」と頼む。

で、コレ、玉ねぎだけのかき揚げなのだが、時にはそれを蕎麦の上にも。運よく揚げて間もない時に当たったりるすと、衣サクサク、玉ねぎふんわりで、実に美味しいのだった(冷めた作り置きの時はそれなりだけど・笑)。

同店の揚物は他に、前述のゲソ天、天ぷら蕎麦ようの天ぷら(と言っても衣だけのかき揚げ)など。すべて自店内で拵えている。
まず、大きな天ぷら鍋が2台、若干高さを変えて設置してある。片方は低温。まずそこで掻揚のタネに火を通しながら成形。そしてある程度カタチになったものを高温の鍋にスライドしカラッと仕上げている様子。狭い厨房の中にあって、何とまあ手際よく、しかも美味しいとプロの料理人も絶賛するほどだ。
御多分に漏れず自分もその手際の良さを盗むべく、いつも店の奥の揚げ場の前に席を取る。

で、家でやってみた。


まず、小鍋を使い低温でタネに火を通す。かつ形成しやすい。素人は素人なりに工夫を生かすべし。
温度はしっかり計測し140℃~150℃。

で、これを温度の高い方へ移す。


あ、これは温度が高すぎてちょっと焦げた~!の図。この時は火が強すぎて170℃を超えていた。
やはりタネが野菜の時は160℃位が良さそう。

そうそう。丼ツユを作らなきゃ。
店のは天ぷら専門店とは違いいかにも庶民的というか、良い意味で甘くどい味。砂糖、みりん、醤油で甘めに濃く作ってみた。

で、何となくうまくいったのが、コレ。


サクふわな美味しいかき揚げが出来た~!スターどっきり大作戦で使う「大成功!」のプラカードを挙げたいくらい。
玉ねぎたちもすべてくっついて一体化に成功。タレもいい感じでメシが進む。

う~む、ここまでやるんだったら横に蕎麦を並べて撮ればよかった。
あ、しかも黄色い沢庵がなくちゃ完璧じゃなかったね(笑)