酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

見栄えもカンジン。

2011-07-12 | こしらえた話。
たとえば、半熟の目玉焼きをご飯にのっけて、醤油かけて突き崩しながら(ごちゃごちゃにしながら、とも言う)食べるのって、美味しい。
たとえば、冷奴にネギ、納豆、卵黄、場合によってはとろろやオクラをトッピングして、混ぜながら(ごちゃごちゃにしながら、とも言う)食べるのって、美味しい。

だけど、コメントなしのごちゃごちゃな情景の写真だけで、その美味しさを伝えるのは難しい。何よりその写真は美しいかというのが問題である。

ところで

昨夜はサンマ蒲焼ごはん。

たしか、酒の細道で知ったネタにこうある。スーパーで買ってきたウナギ蒲焼を家でうな丼にするときは、丼に飯を半分盛ったそこにウナギ片を置き、さらにその上に飯を盛って、つまりご飯でウナギを包んだ状態でチンすると、ウナギがほっこりとなる。
ということらしいので、缶詰のサンマ蒲焼でやってみた。

温かいご飯でやってみたそれは、チンによってさらに熱々になり、蒲焼はたしかに蒸されたように柔らかい気がする。(個人の感想です)

その雰囲気を写真に収めようと、湯気の立つ熱々ごはんから、中の蒲焼を持ち上げ(ほじくり出した、とも言う)、撮ってみた。

が、美しくない。
あまりのグロテスクにgooブログの検閲に引っかかりました(個人のうそです)。



蒲焼の身と汁がご飯に混ざり、これはこれで至極旨いのだが、見栄え的にどうなんだろうか。おまけにご飯は、やずやの七彩御膳(雑穀のほかにジャコとかが入っていっそう色彩が複雑。美味しいんだけどね)なので、なおさらごちゃごちゃして見えるのだった。

だけど、うまいのだ。蒲焼のタレしみご飯。

モザイクの部分は、ご自由にご想像ください。