俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

12月18日(月)

2023年12月18日 | 俳句
俳句
煤払え 見ざる聞かざる 言わざるを
すすはらえ みざるきかざる いわざるを
21964 2023/12/18 【季語】 煤払い 【季節】 仲冬


千万以下 不起訴逃げ得 穀潰し
せんまんいか ふきそにげどく ごくつぶし
21965 2023/12/18 【季語】 − 【季節】 −
穀潰し=定職もなくぶらぶらと遊び暮らす者。
無為徒食の者をののしっていう語


天網の 綱の荒さよ 法の綱
てんもうの あみのあらさよ ほうのあみ
21966 2023/12/18 【季語】 − 【季節】 −
天網恢々疎にして漏らさず=
天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、
悪人を網の目から漏らすことはない


冬枯れや 負のスパイラル 日の本よ
ふゆかれや ふのすぱいらる ひのもとよ
21967 2023/12/18 【季語】 冬枯れ 【季節】 三冬


何もかも 嫁に任せて 年の暮
なにもかも よめにまかせて としのくれ
21968 2023/12/18 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬


数え日は 用事の数と 睨めっこ
かぞえびは ようじのかずと にらめっこ
21969 2023/12/18 【季語】 数え日 【季節】 仲冬


数え日は 日毎に減りぬ 我が居場所
かぞえびは ひごとにへりぬ わがいばしょ
21970 2023/12/18 【季語】 数え日 【季節】 仲冬


東京タワー 窓から眺む 夕の富士
とうきょうたわー まどからのぞむ ゆうのふじ
21971 2023/12/18 【季語】 − 【季節】 −


丞相の 無策援助で 年暮れる
じょうそうの むさくえんじょで としくれる
21972 2023/12/18 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬
丞相=総理大臣 国民が変われば、政治は変わる。?

災害の ニュース多き 年の暮れ
さいがいの にゅーすおおき としのくれ
21973 2023/12/18 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬


醤油色 料理の続く 年の暮れ
しょうゆいろ りょうりのつづく としのくれ
21974 2023/12/18 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬


老眼も 目薬一滴 春近し
ろうがんも めぐすりいってき はるちかし
21975 2023/12/18 【季語】 春近し 【季節】 晩冬


大掃除 嫁の裁量 ゴミ多し
おおそうじ よめのさいりょう ごみおおし
21976 2023/12/18 【季語】 − 【季節】 −


師走には 酒は付き物 我断酒
しわすには さけはつきもの われだんしゅ
21977 2023/12/18 【季語】 師走 【季節】 晩冬


ふるさとへ 納税は何 脱税だ
ふるさとへ のうぜいはなに だつぜいだ
21978 2023/12/18 【季語】 − 【季節】 −
ふるさと納税てなに?
国、地方自治体、納税者の脱税ではないのか?


生き姿 消し去る雲の 無情さよ
いきすがた けしさるくもの むじょうさよ
21979 2023/12/18 【季語】 − 【季節】 −


東京は 高温劣化で 沈みます
とうきょうは こうおんれっかで しずみます
21980 2023/12/18 【季語】 − 【季節】 −
コメント
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