俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

十二月

2018年12月01日 | 俳句

末枯れて 紅葉の色の くすみけり
(うらがれて もみじのいろの くすみけり)
20057 【季語】 末枯れ 【季節】 晩秋


温かき 十二月を 心待ち
(あたたかき じゅうにがつを こころまち)
20058 【季語】 十二月 【季節】 仲冬


漫才師 終電に乗る 十二月
(まんざいし しゅうでんにのる じゅうにがつ)
20059 【季語】 十二月 【季節】 仲冬


街中に ポインセチアの 目立つ頃
(まちなかに ぽいんせちあの めだつころ)
20060 【季語】 ポインセチア 【季節】 仲冬


忖度の 向こうに見える 冬景色
(そんたくの むこうにみえる ふゆげしき)
20061 【季語】 冬 【季節】 三冬


野良猫も ピンからキリの 歳の暮
(のらねこも ぴんからきりの としのくれ)
20062 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬


雪雲の 素通りの中 街眠る
(ゆきぐもの すどおりのなか まちねむる)
20063 【季語】 雪雲 【季節】 三冬


川筋の 桜紅葉の 舞い落ちし
(かわすじの さくらもみじの まいおちし)
20064 【季語】 落葉 【季節】 三冬


我が責か 重ね布団の ズレ落ちは
(わがせきか かさねふとんの ずれおちは)
20065 【季語】 布団 【季節】 三冬


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12月1日 侘と寂

2018年12月01日 | 俳句暦


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