俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋日和

2018年10月13日 | 俳句

身に沁むや 色無き風の くり返し
(みにしむや いろなきかぜの くりかえし)
19966 【季語】 色無き風 【季節】 三秋
色無き風=秋風


群れて咲く コスモスの腰 風に弱
(むれてさく こすもすのこし かぜによわ)
19967 【季語】 コスモス 【季節】 仲秋


うららとは 春のみにあらず 秋うらら
(うららとは はるのみにあらず あきうらら)
19968 【季語】 秋うらら 【季節】 三秋


日の本は 前線日和 秋日和
(ひのもとは ぜんせんびより あきびより)
19969 【季語】 秋日和 【季節】 三秋


遠き鳥 小さく小さく 秋風情
(とおきとり ちいさくちいさく あきふぜい)
19970 【季語】 秋 【季節】 三秋


温暖化 晩秋の寒さ 何故か
(おんだんか ばんしゅうのさむさ なにゆえか)
19971 【季語】 晩秋 【季節】 晩秋


屋根草も 秋を迎えて 色付けり
(やねくさも あきをむかえて いろつけり)
19972 【季語】 秋 【季節】 三秋


うすもみじ 高う色付く いろは坂
(うすもみじ こうういろづく いろはざか)
19973 【季語】 うすもみじ 【季節】 仲秋


もう来ぬや 有難迷惑 野分かな
(もうこぬや ありがためいわく のわきかな)
19974 【季語】 野分 【季節】 仲秋


寒暖差 大きく揺れし この秋は
(かんだんさ おおきくゆれし このあきは)
19975 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋の陽に 有り難さあり 会いたさも
(あきのひに ありがたさあり あいたさも)
19976 【季語】 秋の陽 【季節】 三秋


我が部屋に 籠もってからの 夜長かな
(われがへやに こもってからの よながかな)
19977 【季語】 夜長 【季節】 三秋


生き姿 自由奔放 花梨の実
(いきすがた じゆうほんぽう かりんのみ)
19978 【季語】 花梨の実 【季節】 晩秋


秋日和 散歩に出れば 影濃ゆし
(あきびより さんぽにでれば かげこゆし)
19979 【季語】 秋日和 【季節】 三秋


冬近し 維新戦後に 安倍無策
(ふゆちかし いしんせんごに あべむさく)
19980 【季語】 冬近し 【季節】 晩秋


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背髙泡立草

2018年10月13日 | 俳句

芒とは 敵か味方か 泡立草
(すすきとは てきかみかたか あわだちそう)
19961 【季語】 背髙泡立草 【季節】 初秋


泡立草 川の両岸 黄が揺れて
(あわだちそう かわのりょうがん きがゆれて)
19962 【季語】 背髙泡立草 【季節】 初秋


下り立てば 一面黄色 泡立草
(おりたてば いちめんきいろ あわだちそう)
19963 【季語】 背髙泡立草 【季節】 初秋


空き地には いつも顔出す 泡立草
(あきちには いつもかおだす あわだちそう)
19964 【季語】 背髙泡立草 【季節】 初秋


凜として 鉾立つ如く 泡立草
(りんとして ほこたつごとく あわだちそう)
19965 【季語】 背髙泡立草 【季節】 初秋


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10月13日 死に頃 生き頃

2018年10月13日 | 俳句暦


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