寒椿 地に落ちて尚 咲き誇り
(かんつばき ちにおちてなお さきほこり)
18106 【季語】 寒椿 【季節】 晩冬
寒明や 大粒の雨 サドル濡れ
(かんあけや おおつぶのあめ さどるぬれ)
18107 【季語】 寒明 【季節】 初春
寒明け=寒の時期が終わって、立春となること。
また、その日。2月4日ごろ。寒の明け。
また、その日。2月4日ごろ。寒の明け。
早春や 風ひんやりと 心地よし
(そうしゅんや かぜひんやりと ここちよし)
18108 【季語】 早春 【季節】 初春
早春=春の初めごろ。初春。浅春。
飲みかけの 酒有り難く 冴え返る
(のみかけの さけありがたく さえかえる)
18109 【季語】 冴え返る 【季節】 初春
冴え返る=春になってから,寒さがぶり返すこと。
魁は 花びら透けし 蝋の梅
(さきがけは はなびらすけし ろうのうめ)
18110 【季語】 蝋梅 【季節】 晩冬