俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

寝酒

2011年01月21日 | 俳句

寝酒から 深酒になり 二日酔い
(ねざけから ふかざけになり ふつかよい)
12925 【季語】 寝酒 【季節】 三冬


今日何を 食べたかいなと 冬一日
(きょうなにを たべたかいなと ふゆひとひ)
12926 【季語】 冬の日 【季節】 三冬


洟垂れの 言葉なつかし 冬旱
(はなたれの ことばなつかし ふゆひでり)
12927 【季語】 冬旱 【季節】 三冬


皹し 昔の話 酒のつま
(あかぎれし むかしのはなし さけのつま)
12928 【季語】 皹 【季節】 晩冬


冬一日 やること終えて 思惟もなし
(ふゆひとひ やることおえて しいもなし)
12929 【季語】 冬の日 【季節】 三冬


十六夜も 過ぎたるごとき 冬の月
(いざよいも すぎたるごとき ふゆのつき)
12930 【季語】 冬の月 【季節】 三冬


冬草に 足を取られて 霜が付き
(ふゆくさに あしをとられて しもがつき)
12931 【季語】 冬草 【季節】 三冬


口にせば 早く来るかと 春を待つ
(くちにせば はやくくるかと はるをまつ)
12932 【季語】 春を待つ 【季節】 晩冬


侘助の 傍に欲しきや 雪化粧
(わびすけの そばにほしきや ゆきげしょう)
12933 【季語】 侘助 【季節】 三冬


真二つに 切られし並木 枯れ葉無し
(まふたつに きられしなみき かれはなし)
12934 【季語】 枯れ葉 【季節】 三冬


寒の晴 夕焼け赤く 身は寒く
(かんのはれ ゆうやけあかく みはさむく)
12935 【季語】 寒の晴 【季節】 新年


大寒も 恵比寿も過ぎて 首窄め
(だいかんも えびすもすぎて くびすぼめ)
12936 【季語】 大寒 【季節】 晩冬



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