風の備忘録~ ~ ~

風は林に色や形や音を運んできます
忘れないうちに 忘れないように
短い言葉でメモ memo   
       

私の好きなイギリスの詩人 クリスティナ ロセッティとつながる人々

・画家・詩人ダンテ・ガブリエル・ ロセッティは兄 ・西條八十 ・三井ふたばこ(西條嫩子) ・宮澤賢治  ・金子みすず

河井酔茗  「ゆずり葉」

2005-05-01 | 好きな詩・短歌

好きな詩を書き写したノートの一部です。
(全部を載せるとサイズが大きすぎ、サイズを小さくすると文字が見えないので)

当時は気に入って書き写したのかと思いますが
今になっては 複雑です。

別の病棟でしたが同じ病院に
病気で母は入院、娘は出産のため入院するということが
2度もありました。

娘の2度の出産のたびに 母も入院していたのです。
生まれ来る命と消えそうな命。
簡単に良い詩とは思えなくなりました。

また 
「かがやける大都市も 
 そっくりおまえたちにゆずられるのです・・・」

「世のおとうさん おかあさんたちは
なに一つ持っていかない
みんなおまえたちにゆずっていくために
いのちあるもの よいもの 美しいものを
いっしょうけんめい造っていきます」という部分も 

自然を破壊して作った大都会だったと思うし
親がいっしょうけんめいに子供のためと思ってやってきたことが
はたしてよかったのかと このごろ思うようになりました。

好きなようで好きでないような詩ですが
「こどもの日」と「母の日」がある5月なのでのせました。

河井酔茗は1965(昭和40年没)なので著作権の問題で
私は写真だけ(これも駄目なのでしょうが)出しますが
いわき石川の里の「詩歌散索」の中に「ゆずり葉」の詩が載っています。

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