風の備忘録~ ~ ~

風は林に色や形や音を運んできます
忘れないうちに 忘れないように
短い言葉でメモ memo   
       

私の好きなイギリスの詩人 クリスティナ ロセッティとつながる人々

・画家・詩人ダンテ・ガブリエル・ ロセッティは兄 ・西條八十 ・三井ふたばこ(西條嫩子) ・宮澤賢治  ・金子みすず

『飢寒乏欠』 子どもに与えるもの。

2005-05-13 | テレビ・新聞から

若い人による物騒な事件が続いている。
自分の欲望ままに行動したり、
自分のしたことを自分で責任とれない人。

何かの講演会で いわれた言葉。
「子どもを育てるときは『飢寒乏欠』を味あわせなさい。」
我慢の大切さを教えるのは「親の仕事」と。

詳しい説明があったのかも知れないけど メモしていない。

たぶん

飢・・・飢え・おなかがすいた
 寒・・・寒い・暖かくなりたい
 乏・ ・貧乏 物がない
 欠・・・足りていない

ドラえもんがポケットから何でも出してくれるように
愛情の代わりに、または愛情と思って、
親が子どもの望むままに子どもが欲しがるものを与えていたら・・・。

たぶん ひ弱な人間に育つのかもしれない。
というよリ欲望は満たされるとまた膨れるのもだから、
最低の欲望ではなく肥大したとんでもない欲望に
発展するのかもしれない。

甘やかしは我慢が出来ない人を作ってしまう。

私の子ども時代は親が意識しなくても『飢寒乏欠』だった。
いつも飢えていたし、寒かったし、お小遣いも物もなかった。
親にねだることさえ出来なかった。親も苦労を見ていたから。

・・・・・
私の子ども時代にも子どもの犯罪はあったし、
今よりも多かったそうだ。
でも それは飢えをしのぐため「店先のりんごをとる」とか
「人の畑のものをとって食べる」ということが多かったらしい。

それはわけがあっての犯行。
その後「ゲーム感覚での犯行だ」といわれた時期もあった。
今は「なぜかわからない理由による犯行」が多いように感じる。

「飢寒乏欠」を体験することによって
本当に欲しいものがわかってくる。
そう信じたい。

まとまらないけど おしまい。