病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

HISフォーラム<報告とまとめ>

2012-11-09 15:21:35 | はとはあと最新情報

ご報告

長野市民病院と日本HIS研究センター(NPO)の共催によるHISフォーラムin Naganoなど、およそ10か月にわたる第16回全国病院広報事例研究会が終了しました。今年は、11月2・3日の2日間、同院および長野市で開催され、グランプリであるBHI賞’12には、鷲沢長野市長を審査員長とする、会場の審査会により、地方独立行政法人岡山県精神科医療センターの広報事例「~激戦の最中~医師獲得に向けて」が晴れて選ばれました。発表者は、事務部経営戦略 課主事・西本佳乃さん。
同センターは、県内唯一の公立精神科単科病院で、民間病院では困難な精神科救急医療などにも手厚い医療を方針としているため、医師の確保にはいっそうの成果が求められていました。

審査では、多面的な広報活動にくわえ、医師たち自らが各地の説明会にも出向くなど、熱心な活動と説明を実行してきた結果、例年に比べ4倍もの反応(見学申込・問い合わ せ)が得られ、広報活動においても、医師たちのやる気を引き出すことが重要であることが院内で共有できたという点が評価されました。とかくメディアや手法に頼りがちになる広報ですが、ヒトが動いて ヒトに語りかけるコミュニケーションの原点を踏まえてこそ成果が付いてくるという発表に、最後に女神が微笑んだ恰好です。
参加事例は全国から集まった56事例で、そのうち事前にインターネットを通じて予め選考された入賞事例13題が、それぞれ10分ずつの発表を行いました。
事例はいずれも、広報活動の多様さを物語るように発表終了後の審査会はいつも以上に議論が白熱し、発表を待つ会場を緊張させました。

日本HIS研究センターでは、企画表現塾を開講するなど、一貫して病院広報の重要性を提言してきたこと、「広報は広報誌やホームページだけにあらず」や「情報なくして、信頼なし」が、客観的な現実の事例となり、こんなに嬉しいことはありません。澄み切った信州に2日間で延320名もが集結、ここで蓄えたチカラを土産に帰路に向かっていきました。

 

他の入賞事例・写真などは、

http://www.j-his.jp/bhi/index.html

 

 NPO法人日本HIS研究センター

代表理事 石田章一

 


長野のHISフォーラムに320名

2012-11-05 12:17:35 | はとはあと最新情報

多数のみなさまに支援いただいて開催したHISフォーラム in Naganoが、

3日の交流会を最後に、来年の再会を誓って終了いたしました。

参加人数は、事例発表や病院見学会などで延べ数320名、過去最高となりました。

「情報なくして、信頼なし」という理念との闘いのリアリティを、ひしひしと感じる集いとなりました。

詳しくは、追ってこのブログでお伝えしていきたいと思います。


「はとはあと」評価認定最新情報

2012-11-01 10:17:47 | はとはあと最新情報

次の施設について「はとはあと」評価第1ステージβ版による審査を実施してきま

したところ、利用者や職員への情報提供の積極性が、一定の客観性をもって評

価され、平成24年11月1日付でレベル認定されました。

長野県では、初めての施設認定となります。

おめでとうございました。

 

     財団法人長野市保健医療公社 長野市民病院 (長野県長野市) 

 

認定期間は、認定の日から2年間です。

 

この総合評価コメントは、追ってhttp://www.j-his.jpに公開されます。

 

                          病院広報 ・ 情報公開評価審査会