はるかのひとりごち。

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さよなら「みよし」その4:路線図にない駅

2007年07月18日 23時26分05秒 | たびろぐ西日本。

広電の「一日電車乗車券」で白島線に乗ったあと、いったん広島駅へと戻り、
今度は2号線に乗り換え、終点の広電宮島口を目指します!
宮島へ向かう車両は、白島線で乗った1両のベテランさんではなく、
「グリーンムーバーmax」なんてかっちょいい名前の、最新鋭5連接車両。
国産初の100%超低床車両で、お年寄りも乗り降りラクラクです。
この編成は「広島観光インフォメーション電車」というラッピング車でした。

2号線は、広島駅から広電西広島までが路面を走る「軌道線」で、
そこから終点の広電宮島口までは、専用軌道を走る「鉄道線」へと変わります。
鉄道線の区間は、同じ2号線の中でも「宮島線」と呼ばれていて、
広島駅から直通運転しているので便利。
だからわざわざ始発の広島まで戻ってきたんですけどね(笑)。

実は、路面区間の土橋-広電西広島までと、宮島線の楽々園から終点までを、
虫食い状態で乗りこぼしてたので、2号線を通しで乗ることにしました~♪
(わかりづらいので、よかったらこちらの路線図を見てね

それにしてもこのmax、最新鋭だけに冷房の効きがすごい!!!
確かにこの日はメチャメチャ暑かったんですけど、車内はシベリア(?)。
弱冷房車があったらいいのにー、という感じでした。ブルブル。
まあ、普通の電車のように1両1両が独立してるわけじゃないので、
それも無理な話なんだけどもね。(^^;;


寒さに気を取られているうちに、いつしか電車は路面から線路区間へ。
実はここ、JR山陽本線と並行して走っています。
畑の向こうに見えるは、広島カラーの115系。
速さがウリのJRに対し、停車駅の多い地元密着型な広電、といった感じかな。


いよいよ海が見えてきましたよ~。あ、これは後から撮った写真。
宮島の玄関口ももうすぐです。
そういや、「宮島口」はJRの駅名称、広電のほうは頭に「広電」が付くのよね。

なーんてことをボケーッと考えてるうちに、広電阿品駅を出た電車。
さて、次はいよいよ終点、と思ってるところへ、突然電車はスピードを落とし、
「臨時停車します」との車掌さんのアナウンス。
ナニゴト??と、停車した電車の車窓から見えたものがこれ。↓





宮島競艇場。

宮島線には、終点「広電宮島口」のひとつ手前に、
開催中だけ停車する、「競艇場前」という臨時駅があるんですね。
こういった、ギャンブル系の臨時駅というと、
旧JR富山港線の「競輪場前」駅(現:富山ライトレール常設駅)など、
存在自体はそう珍しいものではないんですが、
この駅は、なぜか路線図にも乗っていないし、車内放送のテープにも入ってない。
停まるときは、車掌さんのアナウンスのみ。

なぜ??

こういう駅、けっこう好きです(笑)。


駅はホームのみで、屋根はなかったです。
時間が中途半端だったのか、おっちゃんが2、3人降りただけ。




走り出したー、と思った途端にもう終点(笑)。「広電宮島口」駅に到着!
これで、広島電鉄全線完乗で~す♪


駅を出ると、目の前にババーン!と広電のグループ会社が運航する宮島行き乗り場が。
ここまで来たんだから宮島へ!といきたいとこですが、
以前渡ったことがあるので、今回はなし。
でもそのときはこの乗り場、あまり目に入らなかったような…。

なぜなら、前回来たときはJRの「宮島口」駅を利用したから。
JRを降りると、最初に目に入るのが、


お隣のJR宮島行のりば

うまくできてるもんだなぁ、と感心した瞬間でした(笑)。

「その5」へつづく~♪