沖縄旅の最終日は、久しぶりの那覇の街を歩くことにしました。
で、向かった先っていうのが、こちらの「まちぐわー」。
「まちぐわー」とは沖縄の言葉で「市場」のこと。
沖縄で「市場」というと、
那覇の国際通りから入ったとこにある、牧志の「公設市場」が有名ですけど、
市場は市場でも、今回のお目当てはここ「栄町市場」。
ゆいレールの安里駅を降りてすぐのところにある、昔ながらの界隈です。
ディープな那覇の下町、という雰囲気が味わえる栄町市場。
戦後から続くといわれる狭い通りは、まるで迷路のよう！
どこから入っていまどこにいるのか、歩いてるうちに把握できなくなってきます（笑）。
時間帯のせいなのか、それとも曜日のせいか、
シャッターが閉まってたお店もあったし、牧志の公設市場ほどの活気はないものの、
いかにも地元の人のための市場、といった生活感がビシビシ伝わってくる通りです。
グルグル回ってると、アーケードから外へ出たところに小さな公園があるのを発見。
そこには、
「ようこそノスタルジータイムトリップの町へ」
なんて看板が掲げられてます。
そんな小さな公園で、缶ビール片手に市場で買っただろう天プラをツマミに、
楽しそうにゆんたく（おしゃべり）してるおじさんたちと遭遇。
話しかけてきたので、ちょっとだけ仲間に入れてもらいました。
あら？？平日の昼間だったのに（笑）。
本格的にお腹が空いてきたので、どっかでごはんでも食べようとウロウロしてると、
店先においしそうなメニューを出してるお店を発見！！
それがこちらの「拓水」さん。市場の中にある「さしみ屋」さんのお食事処です。
ちょっと見てると、地元らしき人々が出たり入ったり。
前の晩はお肉だったし、この日はヘルシーにお魚でいこう！と早速入ってみることに。
こちら、わたしが選んだ「海鮮丼」。
プリップリの新鮮なお刺身がゴロゴロ乗ってて、お値段なんと６００円！！安っ！！
付け合せのインゲンの天プラも、たらこを甘辛く煮含めたものもほんとにウマかった！
こういうウマいものとバッタリ出会えるからこそ、旅は楽しいのです（笑）。
そしてこちらが、同居人の選んだ「さしみ定食」。６５０円！！！
肉厚でなにより新鮮なお刺身が食べられるのも、市場の食堂ならでは。
味も雰囲気も値段も、全てにおいて満足できたお昼ごはんでした！！
しかし、今回の旅レポって食べものばっかりだなぁ（笑）。
ところで、この栄町市場周辺、
夜になると、違った意味でかなりディープな世界なんだそうです。
よい子は近寄っちゃダメ、みたいな雰囲気らしいんですけど、
ほんのちょこっとだけ見てみたいような、でもやっぱ怖いような…（苦笑）。
「その１２」へつづく～♪
