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フルーティスト大久保はるかのブログです

アレクサンダーテクニーク 個人100回目

2014年07月02日 21時59分36秒 | アレクサンダーテクニーク

本日、めでたくアレクサンダーテクニーク受講100回目記念!

別途グループレッスンは30数回受講しているが計算に入れず、マンツーマンの個人レッスンのみカウントして100回。100だから、どう、というわけではないけど、区切りが良い数字ってのは気持ちが良い。

習い事は、年数が経つと進歩度合が悪くなったり、飽きたり、一生懸命やり過ぎて故障したり、様々な理由で長く続かなかったりするが、

100回分、決して無駄な月謝は払っていない、と確信できる自分がいる。

そんでもって今日は100回目にふさわしい気づきがあった!

あっ、ここで暴走しちゃうと、アレクサンダーテクニークって何よ?という方々にご迷惑がかかるので、一応説明します。

アレクサンダーテクニークは、私たちは、生まれてから大人になる過程において、自身ではすでに十二分に分かって使いこなしている筈の『自分の体の使い方』というものを、あえて新しい視点で見つめ直し、より快適な使い方を探ってゆこう、というようなワークです。

頭と脊椎の関係性に着目するのが特徴。それでよく本に書かれているキーワードがある。

「頭は前へ、上へ」

この言葉に始まり終わるんじゃないかっていう位の奥深ーーーーい言葉、らしいという所までは理解していたのですが。

なんだろーかね?これ、、、、唱えてれば姿勢が良くなった気がするだけのお呪いの呪文かよ?とずーーっと思っていた。

とかろが今日、先生のハンズオンを受けた直後に歩いたら、、、、

まあ、なんということでしょう!いつもより10cm位自分の【頭が!】【前に!】ずれてる?!んじゃないか?と思うような錯覚にとらわれた。

おいっ大丈夫か?ダルマ落としのてっ辺のダルマの頭だけが、ずれてるよーーーおいっ!前に転げ落っこちちゃわないか?ひえーー!みたいな。

私「こんなに頭が前にずれてて(笑)良いのでしょうか、私?」

先生「それが、見た目はさほど前にずれこんでいたりはしていないのですよ。携帯お持ちですか?宜しければ写真撮ってみましょうか?」

で、こちらの写真。(これ、鑑別所に送られた直後の囚人の写真じゃあございません)

私「げっ!!普通にまっすぐ立ってる!!!」

写真をよーく見ると、頭って、胴体よりも少し前にあるんですね。

不思議なのは、写真を見る限りにおいては、「ほんの数センチ位の少し前」程度の話なんだけど、自分の身体感覚の中においては、「少なくとも10cm以上は頭が前に飛び出ちゃいましたか?わたし、大丈夫ですかあ~?」って感じなんですぅ~

・・・・・想像するに、多分200回目受講の際も、きっと相変わらず「頭が前?上?なに?」って、やってるんだろうなあ・・・・と。

自身の成長の確認は、「理解レベルの純度が上がっていく」という所で取る、ということかな。