天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

ペルセウス座流星群

2013-08-13 15:18:38 | 流星
昨日から今朝に掛けて、隣の畑にカメラとPCをセットして露出30秒、
インターバル5秒で448枚撮影しました。そのうち数枚に流星が写って
いました。
テスト撮影後、一枚目露出開始直後に流れたものが写ったのは幸いで
した。短時間ですが、眼視でも10個位見えました。しかし殆どは
カメラが向いていない方向です。

掲載は3時35分頃、大分明るくなってからのもので、写りからすると
かなりの光度だったと思います。
448枚も撮影したので「微速度撮影」に仕上げたいと考えていますが
大変そうです。



【撮影データ】
2013.08.13 03h35m 
EOS Kiss X6i+Nikon Ai24mm F2.8開放 ISO3200
露出30秒 インターバル5秒で448枚撮影したうちの1枚

P.S
スマホでインターバル撮影をコントロールしようかと思いましたが、
一晩外に置いておく訳にいかず、ドラムで電源を引っ張りPCで
インターバル撮影しました。
500枚の撮影をセットしたのですが、カメラのバッテリーが途中で
切れて448枚となりました。
丁度上手い具合に空が明るくなり、星が消えた頃に終了していました。



岩手県袖山高原へ遠征

2013-08-12 13:23:14 | ライトシュミット LS-12C
8月10日夕方から11日の朝に掛けて、星仲間のT.Mさんと岩手県の袖山高原へ
遠征しました。
この場所は全国の光害マップでも日本屈指の所の様で、一晩中素晴らしい
星空を堪能してきました。
ただ湿度が高く、そのせいかT.Mさんによるとやや透明度が悪かった様です。
掲載の「M8~M20付近」や網状星雲、M31、M33そして明け方のスバルまで
撮影しました。
EM-10ノータッチガイド で、カメラモニターでは判かりませんでしたが、
やはりガイドの流れがありました。
今回はPCを使わず、Androidスマホの自作アプリでインターバル撮影しましたが、
スマホのバッテリーは一晩でも十分持ちました。(車で充電できますし)
確認の為、スマホに画像を転送できればさらに便利でしょう。
カメラがWiFi対応で無ければFlashAir等のWiFi対応SDカードを使えば可能です。

他の画像は後ほど掲載したいと思います。


【M8~M20付近】
JSO 125mmライトシュミット FL475mm(F3.8)  タカハシEM-10 ノータッチガイド
EOS KissX6i(未改造)  ISO1600 露出90秒×5コマ合成
ライブビューでピント合わせ時、回転ヘリコイドの為カメラが回ってしまい、
構図がおかしくなってしまいました。M8が切れてしまい残念です。


【セッティング風景】
左が私のJSO125mmライトシュミット+EM-10
右はT.MさんのFSQ106ED+EM-200+FLI PL16000

【同じくFSQ106ED+EM-200+FLI PL16000】
ガイド鏡やモーターフォーカサー等フル装備。
まだ調整中で、特にスケアリング調整が大変との事でした。


【月齢4の月と金星】
セッティングの合間に撮影

電動ヘリコイド・フォーカサー  テンショナー取り付け

2013-08-06 10:11:57 | モーターフォーカサー
電動ヘリコイド・フォーカサーの小型モーターは5Vが定格電圧で、それ以上の電圧を
掛けると発熱し、長時間の使用は出来ません。
しかし5Vですとトルクが弱く、上手く回ってくれませんでした。
良く見ると回り始めにプーリーの回転方向側のベルトが一瞬膨らみ、動力のロスが
ありそうです。
試しにプーリー両側のベルトを軽く押さえると5Vでも回りました。
そこで、手元に有ったボルトとスペーサーでテンショナーを作り取り付けたところ、
上手くに回ってくれました。


プレートに開いていた長円の穴が、テンショナー取り付けにピッタリの位置です。
スペーサーが外れずフリー回転する様、少し小さいワッシャーをねじ込んで止めています。
少し物々しくなりましたが、これで発熱も無く長時間使用にも絶えれると思います。



電動ヘリコイド・フォーカサー モーター搭載完了

2013-08-05 21:33:58 | モーターフォーカサー
ヘリコイドにモーターを搭載しました。
「電動ヘリコイド・フォーカサー」の外観はこんな感じです。
よくあるのは鏡筒等にモーターを固定し、長めのプーリー・ベルトでドライブする
仕組みですが、他の鏡筒で使用出来なくなるのでヘリコイド本体に固定しました。
これで2インチスリーブ接眼部であれば着脱自在です。
ヘリコイドに直接ネジ止めも考えましたが、DIYで入手したL型プレート2枚を用い、
ヘリコイド自体は無加工で上手く取り付け出来ました。
写真の様に着脱も容易です。


2インチスリーブで着脱出来ます。プーリー・ベルトの強めのテンションで
ヘリコイド・リングのスリップはありません。ただし、モーターの負荷増しました。
モーターのおしりに付いている黒い部分はエンコーダで、不要なのですが
外せないのでそのままです。


ヘリコイドと2インチバレルの間にL型プレートを挟んで固定します。
プレートは1mm厚の薄い鉄板ですが、幅があるので強度に問題は無い様です。


電動ジグソーでL型プレートに穴空け加工しました。長円の穴はもともと空いていた
もので、挟む部分の面積が小さく強度に不安がありましたが、思ったよりガッチリと
固定されました。余計な部分も切り落とさず、あえてそのままです。