天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

2月15日のルーリン彗星

2009-02-15 13:18:35 | 彗星
 月が直ぐ近くにありましたが晴れていたのでルーリン彗星を撮影しました。
掲載は3分露出の画像ですが、2分露出でも移動しているのが分かりました。
10数コマ撮影しましたが月明かりの為かコンポジットの効果が見られません。
その後、核でのガイドを試そうとしましたがガイド鏡がドーム回転部に掛かり、
鏡筒を反転し準備している間に空が明るくなってしまいました。

2009.2.15 04h37m14s~04h40m14s 
ε160 冷却改造KissD(冷却温度約マイナス5℃) ISO100 3分露出x1枚
中心部等倍切抜き

今期初 2/11の土星

2009-02-11 21:15:33 | 惑星
昨夜は夜半頃から雲が切れて来て、シーイングも良さそうでしたので
眠気を押してNGT-12.5をセッティングし、やっと今期初の土星を撮影
しました。しかし、月明かりも有り低空に少し雲も出てきましたので流石
にルーリン彗星を待つことはできませんでした。
土星は、この時期にしては良いシーイングで眼視ではリングと本体の
隙間がはっきりと見えました。
画像ではカッシニの空隙の切れ目が見えます。
もう少し良いフレームがありますが、まだ処理していません。


2009.02.11 12h38m52s~12h40m39s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm Sony TRV900
Pentax XP-8mm 、露出1/30秒 
Registaxで約2000フレームコンポジット  
ステライメージで画像復元処理


後半撮影に少し良いフレームが有りましたので処理しました。
本体の模様とカッシニ空隙の切れ目が1枚目よりもハッキリ分かります。
NGT-12.5は未だ光軸が完全ではなく、逆にまだ像質改善の余地が
あると言う事になります。

02h03m30s~02h04m55s
1枚目よりもデジタルズームで少し拡大して撮影。
Registaxで2030フレームコンポジット、他データは一枚目と同じ。  


半影月食撮影中ですが・・・

2009-02-09 23:24:24 | 月食
 ただ今、高速シャッター版のインターバル撮影ソフトで露出を自動で変更
しながら半影月食を撮影中ですが、常時うす雲が掛かった状態で変化も
よく判りませんし露出も適正ではないようです。
一応、AEBで前後2段階の計3コマずつ撮影しています。
結果はあらためてご紹介いたします。



2009年2月9日 23h29m
ε160 EOS KissD ISO100 露出1/80秒

生憎の天候でしたが、うす雲を通して何とか撮影しました。
左上の海の部分が少し暗くなっているのが分かります。
10分間隔で全過程を撮影するつもりでしたが、雲に阻まれて
一部しか撮影出来ませんでした。