Dobashi 《IPPO・一歩》

趣味の陶芸でツボを作り、
 仕事の鍼灸治療でツボを刺激しています。

咳喘息

2013-12-18 14:58:43 | かんたん・ツボ療法

━ 咳喘息(せきぜんそく) ━


 気管支喘息の発作は、副交感神経の働きが優位になる夜中に多く、
ゼイゼイとかヒューヒューという喘鳴(ぜいめい)がし、息が吸い難くなり、
吐く息ばかりが続きます。

 ところが風邪をひいた後、喘鳴や呼吸困難などの症状はないのに、
ひどい咳だけが治らず、いつまでも続く“咳喘息”という病気があります。

 喘息ではない咳喘息は、アレルギー素因の女性に多く見られ、気管支が過敏
に反応して気管支が狭くなることで起こります。

 そこで医療機関では、気管支拡張剤などの薬を用いて治療を行いますが、
副作用のない【尺沢 しゃくたく】へのツボの刺激が効果を発揮します。

 【尺沢】穴は、呼吸器の働きを司る太陰肺経という経絡上にあるツボで、
喉や気管支に現われる不快症状を取り除き、精神の高ぶりをおさえる効果も
あります。

   ツボ療法・・・ 肘を曲げるとできる横しわの中心より
           やや外側にあるのが【尺沢】のツボです。

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