━ 足首のねんざ、足関節痛、疝痛 ━
打撲や捻挫をして、患部が炎症を起こし、腫れや痛みが激しい時は
安静にして湿布薬やコールドスプレーなどで冷やしたりすることは必要です。
しかし、いつまでも冷やすことを続けていると患部に修復物質が集まらず、
結果的に治癒が長引いてしまいます。
1970年代後半から1980年代にかけて日本長距離界をリードしていた
マラソンランナーの瀬古利彦氏は、「怪我のデパート」と言うくらい怪我で
泣かされていましたが、足首などを捻挫した時に鍼をすると早く治ると
体験談を話されていました。
捻挫して炎症や腫れを起こしている箇所の外周の境に、半米粒大のお灸を
直接すえたり、集合鍼(爪楊枝を5,6本束ねたもので代用)刺激をすると
血行が良くなり、自然治癒力の働きが盛んになります。
そして、奏効するのが【丘墟 きゅうきょ】のツボです。
また、関節リウマチ、胆石痛(疝痛=せんつう、癪=しゃく)などに
効果のあるツボでもあります。
ツボ療法・・・ 外くるぶしの斜め下の窪んだところが
【丘墟】のツボです。