━ 肩こり・側頸部のつまり ━
「肩こり」といっても、その不快症状は千差万別で、「板のように」
「締め付けられるように」「痛いように」「押さえつけられているように」
「刺すように」凝るなどと人それぞれです。
また、箇所も「首の付け根」「乳頭線上と肩との交差点」「肩甲骨内縁」
などと百人百様です。
中でも最近、肩甲骨上部から肩の後ろ側にかけて凝る肩こりが
増えてきています。
この肩こりを緩和するのに効果的なのが【支正 しせい】のツボです。
手の小指から肩の後ろ側に流れている太陽小腸経にある【支正】穴は、
この部分の気血の変動を整え、肩こりや側頸部の凝りやつまりを解消します。
肩の不快症状が顕著な側の【支正】穴へ、反対側の親指の先で垂直に
5,6秒押しては離すを10回ほどくり返します。
ツボ療法・・・小指側の腕関節から肘へ向うほぼ中央のところが
【支正】のツボです。