━ 肺機能低下による咳 ━
風邪や喘息でもないのに、中高年になると不快な咳が出続けることがあります。
これは、年齢的なものから来るものが多く、肺の細胞が萎縮して、
充分な呼吸運動ができなくなるために、肺の中に湿痰がでやすくなり
その湿痰を排出するために咳が現れます。
特に、朝方や季節の変わり目にこれらの症状が出てくるために、
寝不足、体力消耗などのマイナス面のために、老化を加速するといった
可能性も大きくなります。
老化による咳の場合は、【大淵】のツボが特に効果があります。
肺機能が低下している場合、そこに圧痛あるので見つけやすいです。
また、【大淵】穴は、長距離ドライブやデスクワークなどで、
長時間同じ姿勢をしていたために起こる背中のつまり、痛みにも有効です。
ツボ療法・・・【大淵】穴は、手のひら側の手首のしわで、
親指の付け根のくぼみに取ります。