毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『ピアノ』 第3話

2006-03-28 22:36:50 | 視聴済みドラマBOX
 
 オククァンが働き始めた姐さんの店にハクス親分を裏切り新しい組を作り
牛耳っている毒蛇がオククァンを働かせないように脅しにやって来ます。
姐さんはしょうがなくオククァンにクビだと言いますが、オククァンは
その事よりもヘリムの事を思い自分の胸の中のざわつきが気になってしょうがない。

この気持ちのやり場をどうしていいか判らずお酒を飲みご機嫌でジェスの
学校へ迎えに行って子供達にお金をばらまいていると、子供達は怖がり泣き始めてしまいます。
オククァンは今度は逆ギレし怒鳴り散らしている所をまたヘリムに見られてしまいます。
何も言わずばら撒いたお金を拾ってくれるヘリム。
またオククァンはどうしようもない惨めで悲しい気持ちになります。
オククァンはこんな気持ちになったのは初めてで自分がどうしてしまったのか、
どうすればいいのか判らなくなってるみたいです。純粋なチンピラさんです

 
 いつも世話になっているお医者さんを見つけたオククァンはお腹のあたりが痛いと
診察をしてもらいます。お医者さんは酒を飲んだせいだと言いますが、納得しない
オククァンに詳しく話を聞いてみれば・・・
  どうしようもない自分の事をお父さんと呼ぶ自分の子供が居る、その子を思うと痛くなる。
  ある女の人の目を思い出すだけで胃が縮こまる。
それを聞いた医者は言います。それは医者に診てもらうものではない、
“心に花の種を蒔いた人”に水をやり肥料をやり花が咲くまで待てば治ると。
オククァンも知らず知らずのうちに人に対する愛情が芽生えているんだよね

 ヘリムの前でギョンホはまたジェスを罵り、ヘリムとスアから叱られます。
一向に反省の色を見せないギョンホにヘリムは自分の秘密だと言い、
ベランダに2人を連れて行きここに花壇を作って家族でパーティをしたいんだと話します。
そしてお母さんもお父さんが早くに死んでしまって悔しく思っていると言い、
ギョンホにこの秘密を守ってお母さんとスアを守ってねと穏やかに諭します。

 昼間の学校での態度が許せないジェスはオククァンに反抗的な態度をとってしまいます。
それを見てオククァンは自分の胸の痛みはジェスのせいだと思い「出て行け~」なんて言ってしまいます。
だけどジェスの寝顔を見ながら「お前はどこから来たんだ?」っとポツリと呟きます。
オククァンってほんとにダメな男なんだけど憎めなくて、応援したくなる人です。
こうしてジェスと一緒に居る事によってダメな男から大人になって行くんでしょう!!


 ヘリムの家にまた義姉兄がやって来て何かにつけて「男を連れ込んで」と言い居座ります。
なんなんだこいつらは?こんな奴らの弟がヘリムの死んだダンナなの?
ケンカになっているのをジェスが見つけオククァンに助けを求めに行きます。
間にはいるオククァンに義兄はお前は誰だと聞かれ、「通りがかりのPTAです」だって。
でも前に連れ込んでた男だと判ると殴りかかります。
やられっぱなしのオククァンを変な男だと言う義兄にオククァンは言います。
「今は平凡な市民だが血海組のハン・オククァンとは俺のことだ~」と。

 義兄は毒蛇の所へ行きオククァンの事を話します。
オククァンはあの時二度とヘリムの所に義兄が来ないように脅すつもりで
組の名前を出したんだと思うけれど逆に毒蛇のいいカモになってしまいそうです。

オククァンの元に以前の舎弟が訪ねてきて仕事を頼みます。
ジェスの泣く顔は二度と見たくないからと言い断りますが、
今度さえうまくやれば二度と言わないと言われ引き受けることに。
何の仕事か知らされないまま行くとそこはヘリムの家でした。
家中をめちゃくちゃにしています。
それを見てオククァンは止めに入ります。そして結局ボコボコにされました。
あの毒蛇はわざとオククァンにこんな事やらせてなんて野郎だ。

結局留置所にいれられたオククァンにヘリムが面会に来ます。
スアがオククァンのことを「困ったときに助けてくれるマジンガーZか
苦境に陥れる阿修羅かわからない」と言ったそうです。
そう言えば韓国のドラマにはよくマジンガーZの話題が出てきますよね。
しかも主題歌も日本のものと一緒だしそのまま放送されているんですね。
(名前はあちら風に直してあるみたいですが・・・)

 出所してきたオククァンと一緒に歩くヘリムに近所の人たちがまた噂話をします。
ヘリムはいっそのことこのまま一緒に暮らしましょうかと言います。
オククァンは驚いて自分が申し訳ないことをしたと思い駆け出してしまいます。
そして家に帰り自分は遠くに行くけれど必ず迎えに来るから施設で暮らせと
ジェスに言います。納得できないジェスと口論している所にヘリムが訪ねてきます。

自分が遠くに行くから許してくださいと謝るオククァンにヘリムは
あなたは私を愛してくれていると思っていましたと言います。
違いますと強がるオククァンでしたがその言葉に去ろうとするヘリムに
自分とヘリムがあまりにも違いすぎるのにどうしろというんですか、と叫びます。
ヘリムは自分はまだオククァンを愛しているわけではないけれどこうする事しか
今は考えられないんだと涙を流します。
オククァンは泳ぎだけは得意だから愛してくれなくても溺れたら助けますと答えます。

そしてついに口の悪い世話になっている医者の元、ささやかな結婚式を挙げた2人でした


 1年後、スアとギョンホは同じ家の中でもオククァンを無視しています。
そしてヘリムのお腹には赤ちゃんが。オククァンは面接に行けども職は見つかりません。
そんな帰り道のバスの中でなんとハクス親分を見つけます。
見つからないように顔を隠すオククァンですが、ばれてしまい親分に追いかけられています・・・・
ハクスが捕まった時自分だけ逃げたもんだから必死で逃げるオククァンの姿でした。


そしてまた前回と同じように大きくなったスア(キム・ハヌル)の姿が。
前のジェスとギョンホと同じように雨に濡れながら泣き叫んでいます。
多分この3人のシーンはその後の同じ日のそれぞれの姿なんでしょうね。
多分これから起こる何かの伏線となるシーンがここに入れられているんだと思います。

 
 ヘリムの本当の気持ちはどうあれ、一応好きな人と結ばれたオククァンでしたが
大変な日々が待っているんだろうなぁと思うとちょっと複雑ですね。
ギョンホとスアも一筋縄ではいかないだろうし、スアがジェスに対して感じていた
淡い感情もどうなってしまうのか続きが前途多難だけれど、オククァンには頑張って
欲しいと思います!!

『バンジージャンプする』

2006-03-28 11:52:19 | MOVIE
出演:イ・ビョンホン、イ・ウンジュ
    ホン・スヒョン
監督:キム・デスン
2001年 


 大学生のインウは雨の日バス停で偶然に自分の傘の中に
入ってきた女の子テヒに恋をした。
付き合い始めた二人だったがインウが兵役に行く日、
“必ず見送りに行くから待ってて”と言った彼女は
駅には現れなかった・・・・

時は流れ教師になったインウは教え子の男子生徒に
奇妙な思いを感じるようになる・・・・・・


 インウとテヒが出会う大学生の頃の二人の関係は
とても良く、インウが教師になり新しいクラスを持ち始めた頃までは
良かったのに、急にインウがクラスの男子生徒を見る目が変わりだして
なんか変な感じになってきたなぁと思っていたら、こういう流れになるんかいな!
という方向に話が進んでいった。

 
 運命の人は何度生まれ変わっても探し出すことが出来るのか?
ということなんだけど、この映画のような二人だったらすごく微妙だなぁ。
「運命の人」なんて言うとすごく白々しい感じがするけど、
ソウルメイトみたいな人っているんじゃないかなぁと私は信じています。


前にも書いたのですが、イ・ウンジュさんの話し方が私はとても可愛いと
思っていて、少し陰のある女の子を演じたらとても上手なので、
亡くなられてしまって本当に惜しい女優さんだと思います。