出演:チョン・ウソン(イ・ジョンウ役)、チャ・スンウォン(ソン・ヒョク役)
スエ(ユン・ヘイン役)、イ・ジア(ジェヒ役)、
キム・ミンジョン(キム・ギス役)、チェ・シウォン(キム・ジュノ役)
SBS 2010年 全20話 『アテナ:戦争の女神』
北朝鮮からの亡命を希望する科学者がロシアの諜報機関に拉致された。
世界のパワーバランスを一変させる技術を持っているという。
韓国大統領は救出作戦を指示。拉致現場の鳥取に秘密部隊が送られる。
救出作戦で立ちはだかった謎の第三の勢力が、チョン・ウソンら演じる
国家対テロ情報院(NTS)のエージェントを物語の最後まで悩ますことになる。
ロシア・アメリカ・韓国・北朝鮮、当局の思惑がそれぞれ交錯。
日本・イタリア・ニュージーランドなどを舞台に、華麗なスパイ活動が繰り広げられる。
ドラマ『アイリス』のスピンオフ作品。
イ・ビョンホン主演の『アイリス』のスピンオフ作品として制作された
この作品。
私は『アイリス』よりも楽しく見ることができました。
中には「え?!ジョンウの夢オチ?」ってなところや、
SMエンターテインメントの面々が所々に出てきて、
「あんたらドラマと関係ないやん!!」ってツッコミたくなる部分も
ありましたが、(BoAちゃんのライブの回とかあのエピソードいる?と
疑問に思いました)全体の流れとしては『アイリス』より断然面白かったです。
一言で言ってしまうと、本来のストーリーよりもスエちゃん演じるヘインを
ジョンウVSソン・ヒョクで取り合う?みたいな、こっち側の話の方が
強く印象に残ってしまったのですが、個人的にはスエちゃんは好きな女優さんなので
見ていて苦にはならなかったです。
最初はチョン・ウソンの方が主役なんだと思っていたのですが、見ているうちに
チャ・スンウォンさんの方が存在感が大きくて、知らず知らずの内に
スンウォンさん目線でドラマを見ていました。
チョン・ウソンは個人的に韓国の映画やドラマを見始めた頃、
『ユリョン』という映画で初めて見て、こんな男前が韓国にいるんだと
思った最初の人。
でもこの作品では完全にスンウォンさんの方に軍配が上がっていました。
しかもこれを見るまですっかり忘れていたのに、イ・ジアとの事も思い出して
「あ~あ」って感じでした。
しかもこの作品を見ながら、スンウォンさんの『最高の愛』を見出してしまったもんだから
もう大変
トッコ・ジンの強烈なキャラにはまってしまって、『アテナ』の冷酷なソン・ヒョクとのギャップに
嬉しい悲鳴ものでした。(トッコ・ジンの話題はまた後日・・・)
ソン・ヒョクの忠実な部下であった外国人(西洋人)風の風貌の方が気になったので
調べたら、ショーン・リチャードさんという俳優さんで、なんとイ・ビョンホンさんの
いとこさんだということでまたビックリ
あとソンファが登場したのですが、とても悲しい事になっていて、
これがまた『アイリス』の続編か何かに続いていくような話になっていました。
『アイリス』がなんかよく分からずじまいだったので、続編を待ち望んでいる
訳ではないですが、話は続くように伏線は貼ったままという感じですかね。