毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

4.『威風堂々な彼女』

2006-04-28 12:44:02 | 視聴済みドラマBOX
出演:ペ・ドゥナ シン・ソンウ キム・ユミ カン・ドンウォン
MBC 2003年 全20話


《あらすじ》
 ある雪の日、倒れている妊婦を助けた男性は、彼女を自分の家へ連れて行くが、
家では自分の妻も同時に産気づいていた。
その女性は女の子を産むと同時にこの世を去り、夫婦は子供達を双子として育てることにした。
元気で逞しく育ったウニと、おとなしいが頭の良いグミは、自分たちが双子であることを疑うことなく成長する。
だが、ある日食品会社の会長が現れ、ウニかグミのどちらかが自分の孫であると言い出したのだった。
「ホームドラマチャンネル」より


 このドラマは韓ドラ特有のいじめがあっても、主人公のウニが逞しかったから
見ていて痛快でした。
ペ・ドゥナは体当たり演技でいいですね~。
よく似た顔の多い韓国の女優さんの中では稀な部類の顔立ちで、
どんぐり目玉をひん剥いている姿は好感が持てました

あとインウ役のシン・ソンウさんはこのドラマを見る前に見ていた
「12月の熱帯夜」で初めて見たのですが、あの時の役の印象がキツくて、
最初の方のイヤな奴だった頃のインウに対して嫌悪感を持っていたのですが
回が進むにつれ、と言うかウニの事を好きになっていくにつれどんどん変わっていく
インウを最後には応援していました。
だってオジンに対しても最初はあんなに嫌がっていたのに、だんだん優しくなっていって
最後には熱を出していたオジンに気付かなかったウニを叱るほどまでになってるんだもん!!
でもオジンと言えば最終回の時、カン・ドンウォン演じるジフンに抱っこされている時、
ドンウォンの顔を見ながら笑っていた姿がすんごい可愛かったです


 このドラマにも出生の秘密や父の死、男の横取り、母のいじめと病気、
シングルマザーなどいろんな要素がてんこ盛りですが、やっぱりすべては
ウニのキャラクターが負の要素を吹き飛ばしています。
でもウニのキャラに救われたとはいえ、クミにはムカついたなぁ。
韓ドラって悪者がそれまで随分ひどい事してきても最終回で突然改心したりするけど
クミはやっぱり嫌いやなぁ・・・

 “威風堂々”とは、「威厳があり堂々として立派なさま」という意味。
まさにこの題名通りのウ二が痛快で楽しいドラマでした。


 最終回の一番ラストのシーンのペ・ドゥナとシン・ソンウのトイレのシーンは
面白かったですね。
ペ・ドゥナがいたずらっ子って感じでソンウさんが大爆笑していたのが
彼の素の姿を見れたようで良かったです。
      


『彼女を信じないでください』

2006-04-27 16:37:05 | MOVIE
出演:キム・ハヌル、カン・ドンウォン
監督:ペ・ヒョンジュン
2004年
日本公式HP →ココだよ


 詐欺罪で服役中のヨンジュ(ハヌル)は天性のうそつきの才能を
フルに使い仮釈放をゲット。
たった一人の姉の結婚式に向かう列車の中で自分の足元に落ちたものを
拾おうとしていた薬剤師の青年ヒチョル(ドンウォン)を痴漢と間違え殴り飛ばす。
必死で誤解を解くヒチョルだったけれど、彼が大切に持っていた指輪をスリが
すった現場を目撃したヨンジュは自分が犯人と間違えられたり巻き込まれたら
仮釈放が台無しなのでスリから指輪を取り戻します。
しかしその間に列車は出発してしまい、自分の鞄は列車の中に、そして指輪は自分の元に・・・


この作品、面白かったです
これはもうキム・ハヌルちゃんのコメディエンヌぶりが炸裂していました。
前の「同じ年の家庭教師」の時にも書いたかもしれませんが、
ドラマの中の彼女は細くてはかなげな雰囲気のものが多かったので
(「ハッピートゥギャザー」の保母さん役みたいな感じ)
「同じ年の家庭教師」の彼女を見た時も、すごく面白かったのですが
今回はもっと面白かったですね。

 最初の方でヒチョルの父や警察官のおじに問い詰められて倒れたフリをして
病院に行った時に、何とか逃げ出そうと全然関係ない人のストレッチャーに付き添って
本当の家族の男の人が「この人誰?」みたいな顔しているのに対して
“いいの、いいの~”みたいな感じで手を振りながら逃げていくシーンでの
彼女のあの顔!!
あと私、ハヌルちゃんのちょっと鼻声っぽい声も好きなんだけど、
彼女が腰に手をあてるポーズがなんか好きやわぁ~

 一方のヒチョル役のカン・ドンウォン。
本当は彼を目当てにこの作品を見たのですが、完全にハヌルちゃんのための
作品でしたね~
この作品の中の彼は田舎の青年の役なので、本来モデル出身のドンウォンも
えらくもっさく仕上がってました
目をひん剥きながら怒ったり、家族からもヨンジュからもボコボコ殴られたりと
エライ目にあってましたが、かなり面白かったですよ。
でも唐辛子早食いのシーンは本当に食べて、あの涙も本当の涙だったと書いてあったのを
見ましたが、ほんまに辛そうでした。
その前の歌のヨジャ ヨジャ ヨジャ~も頭に残ってしまいました。


 ヒチョルの一家も楽しいキャラクターが勢ぞろいで、
お父さんも痴呆のおばあちゃんも妹もみんな温かい人ばっかりで
嫌な気持ちになることなく最後まで楽しめる作品でした。
ラストの財布をすられるくだりも、最初にヨンジュが妹に嘘をついた出会いの
妄想シーンのハヌルちゃんの動きも面白いし、それがあのラストに繋がるというのが
最後にニヤッとさせられるニクイ演出でした。

 あの妹役の女の子「NONSTOP4」でMCモンと付き合ってる「ヨンウナ~」ですよね。
ちょっと顔が・・・・


SE7EN ♪ワジョpart2

2006-04-25 15:52:58 | MV(music video)

SE7ENの3集収録曲「ワジョpart2」のMVがたまたまYGの韓国HPを開いたら
出てきたので観賞いたしました。

 そういえばSE7ENのCOMEBACKのステージでこの曲を聴いて
ずっと気になってはいたのですが、すっかり今まで忘れていました。
私としてはSE7ENの曲はダンス曲よりも「ワジョ」や「ムンシン」系の曲が
好きだったので、“part2”と聞いてなんだか嬉しくなりました。

始まりは「ワジョ」のラスト部分から。
なんだか懐かしい感じがして一気に嬉しくなりました。
「ワジョ」の頃と比べて大人になったSE7ENがいました。
でもあれ部屋も前と一緒ですよね。
あのCDが一杯ぶら下がったのれんみたいなやつとか黒いソファとか。
気になって「ワジョ」のMV探してきて見たら一緒でした。
玄関の所も一緒だったし向うにベットが置いてあるのとか、テレビの位置とか。
それでせっかく「ワジョ」を引っ張り出してきたので見比べてみる事にしました。


 「ワジョ」の時のSE7ENと言えば・・・
あの靴にローラーがついてるやつ(名前がわからん!!)でスイスイ滑り、
ショッピングセンター内や手すりまで滑り降り超危険
でも若さゆえに出来るはじけっぷりです。
CD屋さんでは視聴機のヘッドフォンをつけ熱唱
子供っぽい行動の割りに彼女へのプレゼントはものすご豪華なネックレス。
後は家に帰ってケーキやワインも用意してネックレスも準備万端。
なのにガッサ~ン、バッサ~ン、とせっかく用意したもの全部ひっくり返し大暴れ
2人で写ってる写真から玄関のサボテンまで全部ひっくり返す暴れん坊に。
あれは若気の至りだよねっ、SE7ENくん


 さぁ「ワジョpart2」のSE7ENと言えば・・・・
髪は短髪になったけど、大人になったねぇ・・・・(感慨深いです)
あれから何年たった設定なんだろう?
でもあんな絵を描いているって事は未だに未練タラタラって所か
でっかい犬を飼った模様。もしかして彼女と別れた後、寂しさを紛らわすためとか?
ネックレスを買うけど以前のような豪華なものではなく可愛いやつを購入。
そしてケーキ屋さんでまた店員に見られてるし。(前の時も覗かれていた)
でも今回のコンセプトは“手作り”だよね。
木を削って人形は作るし、ケーキも手作りするし、以前に飾ってあった写真の代わりに、
自分で書いた絵を飾るし、何か悟りを得たのだろうか?
(でもあの手作り人形、ちょっと怖かった・・・)
準備万端で彼女の元へプレゼントを届けに行ったものの、家の前に止まる車内で
彼とけんかをする彼女を見てしまいます。
しかも彼氏は1TYMデニーくん
(実はテビンくん、結構好きなので「うぉ~」と声をあげてしまいました
そんな姿を見てメールを送ってそっとプレゼントを家の前に置いて帰ります。
おっ、なんか大人になったぞ。

そう、だって歌詞の中でも「ワジョ」の時は“幸せにならないで”なんて言ってたけど
今回は“幸せになって”って言ってるもんね。メッセージカードにも。
それだけ大人になったと言うことだ


 余談ではありますが、SE7ENとテビンの2人を見て思い出したのが
前に好きでよく見ていた映像、MUSIC BANKで2人がプールで歌っていた
How deep is your love。
思い出したのでまた探して見てみました。
2人で一緒に歌ってフリを合わす所でステップが合わなかったのか、
足元を見ながら笑いをこらえているSE7ENの姿がとっても可愛いかったのを
思い出しました。

 いつまでも無邪気な少年でいてください・・・

SE7EN韓国公式 →ここで見れるよ!




『マイ・ボス マイ・ヒーロー』

2006-04-23 14:48:48 | MOVIE
出演:チョン・ジュノ、チョン・ウンテク
   ソン・ソンミ
監督:ユン・ジェギュン
2002年  「頭師父一体」

 
 ドゥシクは中堅のヤクザ。でも教養がないばっかりに出世ができない。
ある時大親分から高校を卒業すればミョンドンの地域も任せると言われ、
サバを読み二年留年したことにして編入に成功。
しかし高校にはいったもののそこは学生の世界があり、
本当はヤクザなのにかつあげされたりパシリをさせられたり・・・
彼は卒業する事ができるのか???


 今年になって続編が公開され話題になっていたので、まずは1からと思い
見てみました。
しか~し、私的にはそれほど特筆すべきことのない作品でした。
ごめんなさいね
いや、面白いシーンもあったんですよ。
最初の制服の着こなしやヘアースタイルのジェネレーションギャップとか。
あと夜はヤクザのボスなのに学校に行けばかつあげされたり、頭もバシバシ
しばかれたりとトンデモナイ目にあって、エライ目を見るんだけど、
なんだかなぁ~
めっちゃ面白いとは思わんかったなぁ。
自分の中ではわかってるねん、その理由は・・・・

 チョン・ジュノが好みじゃないんです・・・・・・
(ファンの方ごめんなさい)
2も韓国ではえらいヒットしたようです。
ちなみに原題「頭師父一体」とは“頭目と師匠と父は一体だ”という意味
だそうです。



『英語完全征服』

2006-04-22 18:44:38 | MOVIE
出演:イ・ナヨン、チャン・ヒョク
   ナ・ムニ、アンジェラ・ケリー
監督:キム・ソンス
2003年


 さえない公務員の女の子、ヨンジュは妄想癖と思い込みが激しく、男運もナシ。
そんなヨンジュは役所に来た外人に対して英語が出来ないために対応出来なかったことが
きっかけで職場を代表して英会話学校に通わされることに。
そこでデパートの靴売り場で働くちょっと軽い男ムンスに出会い、一目ぼれ。
でもムンスは英会話学校の講師キャシーに夢中。
彼を振り向かせようとヨンジュは英語を猛勉強しはじめます。

このヨンジュの思い込みの激しさったら面白くて、英会話学校のクラスで
それぞれが英語の名前をつけましょと先生に言われ好きな名前を付けるんだけど
彼女は最初頑なに拒否するんです!!
途中アニメーションになったりするんだけれど、それもまた可愛いかったです。
ラストで電車の中でムンスがヨンジェを探す所は良かったですね。
ヨンジェが必死で顔を隠している所とか面白かったし、あの乗客も良かった。

 まぁストーリーやなんかは特にどうと言う訳ではなく特に言う事はないのですが
一つ言えるのは、イ・ナヨンの可愛いこと
ぱっつんの前髪に眼鏡をかけてもっさい服を着ているのですが、
それがまた可愛いねん。
彼女背も高くてすらっとしてるし目も大きくてすごく可愛いです。
向うの女優さんて同じような顔が多いでしょ。
そんな中彼女は独特な雰囲気だし、すごくキュートです。



『ピアノ』 第6話

2006-04-21 15:00:02 | 視聴済みドラマBOX

 ギョンホの怪我は彼の運動神経の良さから大したことはなく
早く退院が出来たみたいです。
病院でのギョンホとジュヒのやりとりがとても可愛くて、今まで見てきて
ずっとギョンホはイヤな奴と思ってきたのですが少しだけイヤな奴度が低くなりました!
って言うかジュヒがすごく人懐っこくて可愛いんですよね。
そんなジュヒにギョンホも少しだけ笑顔を見せてくれます。

だけどやっぱり病院の前でオククァンに出会うと悪態をつき、
病院の前に待っていた毒蛇の手下ヨンタクの乗る車に乗って行ってしまいました。

スアは全てオククァンとジェスが来たからギョンホは行ってしまったんだと
ジェスに冷たく当たります。
でもジェスは自分達が居なくなったとしてもジュヒが居るんだから
僕たちは家族なんだと言います。
そして冷たくされても毎日毎日スアの元へ新聞を届けるジェス。
なんでジェスってあんなにいい人なんだろう?
ジェスにしてもジュヒにしてもオククァンの子供の方がずっと性格良く育ってるぞ。

ギョンホは毒蛇にどうして自分をここに連れて来させたのか聞きます。
毒蛇は昔オククァンと同じ釜の飯を食っていたことを言い、
オククァンとギョンホが係わりあるからだと挑戦的に言います。

ギョンホはとうとう高校を自主退学をさせられます。

町のゴロツキの噂で毒蛇がギョンホをスカウトしたという噂を聞いたオククァンは
事務所に乗り込んでいきます。
毒蛇にギョンホを返せと言うも相手にされず、結局ボコボコにされている所に
ギョンホがやってきます。オククァンが殴られている姿を横目で見ながら
事務所に入るギョンホ。

ヘリムの命日に散骨した川にオククァン、ジェス、ジュヒの3人で
やって来ます。その姿を遠くで見ているスア。
3人が帰った後一人川べりに座り涙を流しているスアの元にギョンホが来ました。
スアにしばらく帰れないと言いお金を渡します。そしてオククァンの目の前で
「破滅してやる」と言い、自分は居なかったものと思ってくれと言い残し、
行ってしまいました。

お酒を飲み倒れたスアを迎えにいったジェス。
うわ言で「許せない」と繰り返すスアを家まで送り届けたジェスに
ジェスの事が好きなウンジはスアの事が家族としてではなく好きなんでしょうと
言われ、怒って行ってしまいます。


一体ギョンホは何がしたいんだろう。
あの殴られているオククァンを見ている目がオククァンを蔑んでいるのか、
それともどこかで少しでも悪いなと思っているのか、ちょっと判らないなぁ。
ギョンホの本心がまだ掴みかねています。
(というかチョ・インソンの演技力の問題か?)


『猟奇的な彼女』

2006-04-20 00:16:20 | MOVIE
出演:チョン・ジヒョン
   チャ・テヒョン
監督:クァク・ジェヨン
2001年 

 
 駅のホームで酔っ払っていた彼女を助けた所から始まった彼女とキョヌ。
「ぶっ殺されたい?」が口癖の彼女に振り回されっぱなしのキョヌだが
そんな彼女にはキョヌには言えない心の傷があった・・・


 この映画、大・大・大好きです。
キョヌのキャラもチャ・テヒョンも素晴らしい!
彼女の方は可愛い顔をしながら街中で人を注意する姿はなかなかのもんです。
それも怒った後に、「ピンクの服は着るな」とか自分と「同じ色は着ないで」だとか
妙な所にまでケチをつけるのが面白い。

キョヌがお見合い相手に彼女の「扱い方」を話す所なんて毎回涙です。
(ちなみにあのお見合い相手は「チャングム」の王様ですよね。)
このあと彼女がキョヌを探しに地下鉄のホームへ行き構内放送でキョヌを呼ぶシーンで、
彼女が呼んでいることにキョヌが気付く姿が、カメラが直接チャ・テヒョンを映しているのではなく、
構内に備え付けてあるホームが写るビデオの画面の中というのが
またニクイ演出だと思いました。

エキセントリックな雰囲気だけどそれには“心の傷が癒えていない”という背景もあり
最高に面白く優しい映画です。
この作品は大好きなので暇があれば何度も見返してしまいます。
何度も見ていると五つ子のおじさんネタとかUFOとか見えてきます
ちなみに劇中にかかる「カノン」も映画をより良くしてくれていますね。


  「結ばれる運命ならどこかで偶然会えると・・・」 -彼女


  「運命というのは努力した人に偶然という橋を架けてくれる・・・」 -おじさん


  「偶然とは努力した人に運命が与えてくれる橋です・・・」 -キョヌ


3.『冬のソナタ』

2006-04-19 01:25:25 | 視聴済みドラマBOX
カン・ジュンサン/イ・ミニョン:ペ・ヨンジュン
チョン・ユジン:チェ・ジウ
キム・サンヒョク:パク・ヨンハ
オ・チェリン:パク・ソルミ

KBS 2002年 全20話
公式HP→ココだよ 



 《あらすじ》
 ユジンの高校にジュンサンが転校して来た。どこか暗い影のある彼だったが、
 二人はだんだんと惹かれていく。それはユジンにとってまさに初恋。
 しかし、繁華街で待ち合わせをした大晦日の夜、別れは突然やってきた――。
 10年後、ユジンはサンヒョクと婚約をすることに。そんなある日、同窓会で友人チェリンが
 恋人のミンヒョンを連れてくる。ジュンサンとうりふたつの彼とサンヒョクの間で、ユジンの心は揺れ動く。 
                               「ブロコリ on goo」より


 好き嫌いに係わらずやはり韓国ドラマと言えばこの「冬ソナ」を語らずしては始まらないでしょう
私が初めて見た韓国ドラマはこの「冬のソナタ」でした。
それまでも韓国の映画は見ていたのですがドラマを見たのは初めてでした。
正直な所、恥ずかしながら第1話を見てハマッてしまいました。
みんなの制服姿に少々の違和感を感じながらも、まずチュンサンのキャラクター設定でオチました
ああいう少し影があるちょっとワルぶってるけど心は純粋な男の子って、
女の人なら誰でも好きなんじゃないかなぁ。
そしてそんな彼とは対照的な性格のユジン。
“お互いの第一印象は最悪だけど・・・”みたいな展開、判っていながらも
ワクワクして見てしまうんですよね。
なんか若かりし頃の二人のやりとりは見ていて気恥ずかしく、何度も枕で顔を隠しながら
テレビにつっこんだりしながらも、妙に気になって次々と続きが見たくなるんです。

途中、こんなん絶対ありえへ~ん!!とツッコミたくなるほど、これでもかこれでもかと、
不幸が襲ってきます。

 3~7話辺りのチェリンのユジンへの意地悪が炸裂している所が楽しいですね~。
チェリンの思惑通りに嵌っていくユジンと上手い事騙されるミニョン。
まんまとチェリンの思うが侭に騙されてユジンの事をあまり良く思わなくなっていくミニョンの態度。
でもチェリンの店で少し早く来てしまったミニョンがチェリンとジンスクの会話を
偶然聞いてしまい、チェリンの嘘がばれ、ジンスクに鎌をかけてチュンサンの事を
聞いてみるあの一連のくだりがイイですね。
実は自分は騙されていてチェリンが嘘をついていたと判る驚愕の真実、走るミニョン!!
あの辺りのやりとりは最高です。

あとはサンヒョクが強引に出たり病気になったりとちょっとうっとうしい存在に!!
いや、解るよサンヒョク、君の気持ちも。
だってサンヒクにとっては初恋だったユジンと高校時代は実らなかったのに、
チュンサンが消えたおかげで自分の元に来てくれて、その初恋が実り結婚まで
もう間近という時にあんなことになってしまうんだもん
余談ですが、最近のサンヒョクって(もちろんパク・ヨンハの事)変わったよね~

 まぁこれぞ韓国ドラマという要素である初恋、事故、死、別れ、再会、病気、出生の秘密
などなどがたっぷり詰まっているこのドラマですが、これをそれほどまでドロドロと
感じずに見ていられるのはやはりあの冬の景色の美しさなんでしょうね。
あれがうだるような暑い夏の出来事ならばこれまた違った雰囲気になったかも知れませんが
ユン・ソクホ監督ならではの透明感と美しい真っ白な雪が普通ならヘビーな話になる所を
上手く中和させ且つ感動的な仕上がりにさせているのでしょう。



 あとやはり冬ソナ=ヨン様な訳ですが、私はドラマにははまりましたが、
別にヨン様ファンではありません。
(私個人的にパッと見が優しそうな男の人が好きじゃないんです。)
だけどヨン様が日本列島に与えた影響と言うものは近年稀に見る一大ムーブメントだと
思っています。
それまでの日本人は韓国と言う国の事をどれだけの人が興味を持っていたでしょうか?
そう言う私だって映画「シュリ」を見るまでは韓国のことなど一つも知らなかったし
見る映画と言えばハリウッド映画オンリーでした。
それがあのヨン様フィーバー、初めてヨン様が来日した時の空港に押しかけた
おばちゃん達の姿、今まであんな事ってありましたっけ?
私はビートルズの来日とか知らないし、こんなに社会現象になるほどの芸能人を
見たことがありません。
もちろん老若男女に人気があると言う訳ではない事は判っています。
だけどここ何年か“スター”と言われる人が不在だった所に現れた
しかも見た目は“日本人と変わらないけれど外人”でアメリカほど距離が離れていない
お隣の国の人で“会えそうで会えない”近からず遠からずなスターの登場に
熱狂したんでしょうね。
日本には某雑誌で10年だか連続好きな男No.1に選ばれているキムタクしか
それまで居なかったんですよ。
かと言って日本のおばさま達がキムタクを好きかと言えばそうでもないでしょ。
キムタクとヨン様って同じ年なんですよ。

 
 しつこいようですが私自身はヨン様のファンではないけれど、今年の教科書にヨン様が載っているものも
あると聞きましたが、それ位最近の日本にはない大きな旋風だったと心から感心しています。
でも一番生活が変わってビックリしたのはヨン様自身だろうなぁ。
まさか冬ソナを撮影していた頃は自分が日本でこんなに有名になるなんて思っても見なかっただろうから・・・・・
今では続々と韓国の俳優や歌手達が日本へ来ていますが、やっぱりどの人よりも
ヨン様の人気っぷりは別格のような気がします。
これからこの人気がどうなっていくのか、何年か後には“あの人は今?”みたいに
なっているのか、それとももう普通に日本の芸能の中に溶け込んでいるのか、
このヨン様及び韓流の未来が楽しみです。

VIBE ♪その男その女

2006-04-17 22:34:04 | MV(music video)
 
 VIBE3集のタイトル曲「その男その女」のMVに
私の今一番のお気に入り俳優、チョ・ジェヒョンさんが出演しております。

このMVは今韓国で公開されている映画「ロマンス」に出演している二人、
チョ・ジェヒョンさん、キム・ジスさんが出演しています。
これは「ロマンス」の映画を編集したものではなく、
このMVのために2人が再びキャスティングされ出演している作品です。

これがまた面白い作りになっていて、歌詞がそこら中に出てくるんです。
歌詞の一部が、指輪や布の端切れ、カセットテープのタイトルを書く所、
燃えていく新聞の見出しやなんかに書いてあるんです。
そして極めつけは本当にカラオケの画面みたいに歌詞が下に出てきて
キム・ジスさんが涙を流しながらカラオケを歌ってる・・・・

初めの方の指輪とか新聞の所に書いてあるのは、なんかオシャレなつくりやなぁと
思っていたけどカラオケ画面になった時は「えっ?これってネタ?」って感じで
真剣に作ったのか、少々ウケを狙ったのか、その辺の真意はわかりません

 だけどこの2人、とても素敵です。大人の2人って感じで。
ほんまにねチョ・ジェヒョンさん素敵なんですよ。
苦悩する表情とかラスト近くの空を仰ぎながら風に吹かれている感じなんか
本当に渋いんです
そしてラスト炎に包まれて倒れていく骨組みの前に佇む2人と空の色が
なんともキレイです。


『ブラザー・フッド』

2006-04-16 18:18:15 | MOVIE
出演:チャン・ドンゴン、ウォンビン
   イ・ウンジュ、コン・ヒョンジン
   チェ・ミンシク、キムスロ
監督・脚本・企画:カン・ジェギュ
2004年 


 朝鮮戦争勃発により徴兵された兄弟。
兄は何とかして弟を除隊させ家に帰らそうとする。
そのために自らを省みない兄の行動に弟は反発を覚える。


 かなり長い時間、戦闘シーンが続く。
しかも目を覆うようなシーンがかなり出てくる。
弟を除隊さすために兄は自らを捨て、無謀な戦闘に挑み勲章をもらおうとする。
そんな兄は鬼のように冷酷で、優しかった兄とは違う姿に弟は反発してゆく。
日本で元祖“韓流四天王”などと言われていた四天王のうちの2人が出演している訳だけど、
気合の入り方が日本でチヤホヤされているような人たちとは全然違うと思う。
 “男前を見ようっ!”なんて軽い気持ちで見る映画ではありません。
とても重い映画です。
ウォンビン演ずる弟の役は難しい役柄だと思うけれど
すごく良かったと思います。
ハリウッドに似たような映画があったけれど、
日本では真似しようとしてもあんな映画は無理だと思いました。

 今実際に兵役に就いているウォンビン。
日本は平和ボケなんて言われるくらい平和な日々を送っているけれど、
彼らの国は未だに兵役がある国。
その辺からしても国に対する思いというのが私たちとは違うんじゃないかと
思います。

 戦争は愛する家族、兄弟、恋人達を離れ離れにし、
優しかった人を鬼に変え、悲しみしか生まない愚かな行為です。
私は静かに平和を祈りたいと思います。