毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『秘密』

2014-05-31 23:19:49 | 視聴済みドラマBOX
出演:チソン(チョ・ミニョク役)、ファン・ジョンウム(カン・ユジョン役)
   ペ・スビン(アン・ドフン役)、イ・ダヒ(シン・セヨン役)
2013年 KBS 全16話



 ホテルグループの御曹司ミニョクは、父親に恋人ジヒとの仲を引き裂かれ、
国会議員の娘セヨンとの政略結婚を迫られていた。
一方、ユジョンは、恋人のドフンからプロポーズされるが、その雨の夜、ドフンは
ひき逃げ事故を起こしてジヒを死なせてしまう。
ユジョンはドフンの身代わりになって警察に出頭。
ジヒを失った悲しみに暮れるミニョクは、ユジョンに復讐の矛先を向け・・・


 
 前半は「ど~なっていくんやろぉ~」と、すごくワクワクしながら見ていたのですが、
だんだんとワクワク感は尻すぼみになっていきました。
ワクワク感よりも相手が変わってしまった二組のカップルの行方に話がスライドしていった
感じが大きかったですかね。

 
 ファン・ジョンウムちゃんの出演する作品はこれまでも見てきましたが、個人的には彼女の“声”が
あまり好きではないんですよね~。
これは完全に個人的好みの問題ではありますが、声と喋り方がなぁ・・・・



     


 チソンくん演じるミニョクが愛するジヒをひき逃げしたユジョンを執拗に追いかけ
嫌がらせやら脅しやらしていくのですが、その時の彼は憎しみに満ち溢れているのですが、
後半は彼女に心が傾いていって、最初の彼とは正反対のユジョンへの思いとなります。
ペ・スビンさんは今回のような役がとてもお似合いで、ちょっと影がある顔立ちなので
初めは志をもった青年だったなずなのに、どんどんと深みにはまっていきます。
イ・ダヒさんはスタイル抜群でした。彼女は幼馴染のミニョクが本当は好きだったのに
ミニョクに振り回されてしまって、一番可哀想なのは彼女かもしれません。




 最後まで見終わって振り返ってみると、ミニョク、ユジョン、ドフン、セヨンの4人の
狭い世界の中で繰り広げられていったお話だったかなという感じです。
前半すごくはまっていたのですが、終わってみたらちょっと残念な感じが残りました。



『TWO WEEKS』

2014-05-28 23:41:25 | 視聴済みドラマBOX
出演:イ・ジュンギ(チャン・テサン役)、パク・ハソン(ソ・インヘ役)
   キム・ソヨン(パク・ジェギョン役)、リュ・スヨン(イム・スンウ役)
   キム・ヘオク(チョ・ソヒ役)、チョ・ミンギ(ムン・イルソク役)
   イ・チェミ(ソ・スジン役)
脚本:ソ・ヒョンギョン(『いとしのソヨン』『華麗なる遺産』)
2013年 MBC 全16話



 質屋の雇われ店主、テサンのもとに、かつての恋人だったイネが訪ねてくる。
8年前、テサンとの間に生まれた娘が白血病を患っている為、ドナー検査を
してほしいと言われ、初めて自分に子どもがいることを知るテサン。
血液検査の帰りに娘スジンと出会い、戸惑いながらも愛おしいと感じる。
検査の結果、幸いにも骨髄が一致し、2週間後の手術が決まる。
一方、悪徳事業家のイルソクは愛人のミスクを殺害。
その濡れ衣をかつての手下テサンに着せる。
警察に逮捕されたテサンは交通事故に乗じて脱走。
それを追うのは刑事のスンウ、検事のジェギョン、謎の殺し屋。
娘の命を救うため、テサンの必死の逃亡が始まる。



 すごく面白かったです。
韓国ではあまり視聴率がよくなかったようですが、私はとても良かったと思います。
もちろんイ・ジュンギ演じるテサンが追手からうまく逃げたり、変装をしてうまく
すり抜けたり、ご都合主義なところもありますが、そういうハラハラする場面と、
娘スジンの事を思いやる温かい場面と緩急があって、ハラハラドキドキそしてホロリとする
最後まで楽しめる作品でした。


 特に娘スジンを演じるイ・チェミちゃんの可愛いこと可愛いこと。
彼女が出てくるだけで、本当に癒されて、久しぶりに可愛い子役さんを見ました。
あまり嬉しいほめ言葉ではないかも知れないけれど、あの病院服を着ている姿が
健気で一生懸命で可愛くて、テサンと初めて会うシーンなんて本当に素敵でした。



 インヘを演じているパク・ハソンちゃんも自然で素敵な女優さんの一人だと思っていた方なので
今回のインヘもとても強く芯のある女性を演じていて、印象がとても良かったです。


     


 キム・ソヨンさんとリュ・スヨンさん演じる検事と刑事さんも、最初はテサンを追っているのですが、
いろいろな事情が分かっていき、協力をしながら悪者を追い詰め、そして娘の骨髄移植の日まで
なんとか生きて逃げ延びなければいけないテサンを支えます。


 事件のシーンではやや生々しい血なまぐさいシーンもありましたが、
最後までハラハラと楽しめる作品でした。



     



『剣と花』

2014-05-17 20:45:37 | 視聴済みドラマBOX
出演:オム・テウン(ヨン・チュン役)、キム・オクビン(ソヒ王女)
   チェ・ミンス(ヨン・ゲソムン)、ノ・ミヌ(ヨン・ナムセン役)
   オン・ジュワン(宝蔵王役)、イ・ジョンシン(シウ役)
KBS 全20話 2013年




 高句麗の名門貴族、ヨン・ゲソムンとの母親との間に生まれたチュン。
ある日、父に会う機会を求めて王族を奇襲した唐の人質を見事射殺す。
しかし、やっと会えた父には“お前の居場所はない”と追い払われ、失望したチュンは
平壌城を去ろうとするが、町で会った女性と一目で惹かれ合う。
しかし、その女性こそ父ヨン・ゲソムンの政敵である国王の一人娘、ソヒ王女だった…。
そんな中、太子の冊立(さくりつ)と最高官位である大対盧(テデロ)の人選を巡って、
国王とヨン・ゲソムンは貴族の票を集めるため権力闘争を広げていた…


高句麗版ロミオとジュリエットを描いたとされる作品。
これは韓国ではあまり視聴率も取れずに終わっていった作品のようです。

確かに話の内容は日本人の私からしたら、高句麗版ロミオとジュリエットと言われても
パッとせんし、「ヨン・ゲソムンがまた出てきたぞ!」と思うくらい。
だけど今回そのヨン・ゲソムンを演じていたチェ・ミンスさんはやっぱり迫力がありました。





 オム・テウンの作品はどれも当たりが多いので、毎回楽しみに見るのですが、
今回は時代劇ということもあり、ストーリーにはまる!って感じではなかったのですが、
途中から彼のソヒ王女を見つめる優しい目がとても素敵で、話の流れよりも
彼の表情を見るためだけに見ていた感じですね。
その表情を見たいがためだけに、最後まで見たというのが本音です。

 あとは母違いの弟役をしていたノ・ミヌがなんとも憎たらしい役を演じていました。
彼はその前に『フルハウス2』で見ていたので、違う顔が見られましたね。
口をいがめながらすごく憎たらしい表情をするので、見ていてムカつきましたもん。
時代劇にしては顔が作り物みたいやなぁ…と思いながら見てましたね。
ノ・ミヌについてはまだ書いていなかった『フルハウス2』の時にゆっくり。





『グッドドクター』

2014-05-06 19:14:17 | 視聴済みドラマBOX
出演:チュウォン(パク・シオン役)、ムン・チェウォン(チャ・ユンソ役)
   チュ・サンウク(キム・ドハン役)、キム・ミンソ(ユ・チェギョン役)
   チョン・ホジン(チェ・ウソク役)、   




 「グッド・ドクター」は大学病院の小児外科を舞台に繰り広げられる
専門医らの努力と愛、サヴァン症候群で自閉症でもある主人公が
小児科の医師として生まれ変わる過程を描く医学ドラマ。
「製パン王キム・タック」チュウォンが自閉症と発達障害を患っている
主人公パク・シオンを演じる。



 レジデント研修のため生まれて初めてソウル行きの汽車にのるシオン。
到着した駅で予期せぬ事故で大けがを負った子どもを発見し、
救急処置をしていて病院との約束時間を逃してしまう。
同時刻、チェ院長は自閉症がある医師を受け入れることはできないという
イ理事長の反対に自身の院長職をかけてシオンを6か月間臨時採用することを提案するが…。




以前、中居くんがやっていたドラマ『ATARU』のような感じでした。
だけど『ATARU』は事件を解決するお手伝いをするお話でしたが、このドラマのシオンの職業は医者。
大丈夫なのかなぁと思いながら見始めましたが、シオン役を演じるチュウォンくんがなかなかの演技!
シオンを支える院長や医局のみんなのおかげで、成長していく姿を生き生きと演じでいました。

    


 私としてはドハン役のチュ・サンウクさんを贔屓目で見ていましたね。
男前でしょ~!
シオンの世話を焼く先輩、ユンソ役を演じていたムン・チェウォンちゃんも
『華麗なる遺産』の時のようなキツイ雰囲気じゃなくて、強気だけど、面倒見の良い
女の子を演じていて、シオンととても爽やかなカップルとなりました。
小児外科長のチョ・ヒボンさんがイビョンホンに似ているという話をドラマの中でしていたのが面白かったです。
あとレジデントのキム・ヨングァンさんがとても爽やかでした。
(口元と笑顔がちょっとだけピ(RAIN)に似てるような気が・・・・)