毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『快傑春香』 第17話

2006-03-26 01:11:37 | 視聴済みドラマBOX
 
 ハクトを前に絶対に真実を見つけると自信満々のモンリョン。
チュニャンはモンリョンの元には絶対に戻らない、戻れないのは自分が一番知っているでしょと
冷たくハクトに言います。

 モンリョンはチュニャンにこんなに好かれてて悪いから自分も好きになろうかなぁ
なんて意地悪な事を言っています。
いつ好きって言った?と反論するチュニャンに対しモンリョンは「俺、敏腕検事なの」と
得意げに言い二人の妄想シーンへ・・・

「チュニャンが感情を否定している事を証明します。」と言いながら
法廷で被告席に座るチュニャンに対しモンリョンが質問をしていきます。
モンリョンが何を言っても上手くかわすチュニャン!
そうそう昔からチュニャンには勝てないんだよ!!!
現実世界に戻り、悔しいモンリョンは、
「本当に俺が嫌いか目を見て言え、3つ数えるまでに答えなかったら好きだと思うぞ」と言った途端、
「1、2、3」と超スピードで数え、あっけにとられるチュニャンに「(好き)だと思った!」だって
そしてモンリョンはソウルへ帰っていきました。
私こういうあほなモンリョン大好きです

 ハクトはチュニャンの言葉を思い出し彼なりに悩んでいます。
チュニャンはモンリョンと会うと気持ちが揺れてしまうと涙で一杯です。

モンリョンは昔の自分の事件を継続して部下に調べさせています。
そこで新たな事実がわかりました。
駐車場にあった5台のカメラのうち現場のものだけが作動していなかったということ。

ハクトの元にテバク企画が出資話をまた持ってきます。
ハクトは出資元がはっきりしない限り話に乗らないつもりです。
同時に検察もテバク企画を調べていて金の流れは東京のヤクザと言うことが
わかりました。

 毎日悩んでいるチュニャンはハクトの言葉、あいつの人生は俺が握っていると
言うのが頭から離れず、ソウルのモンリョンに会いに行きます。
ハクトやトド企画の事に触れないように言うチュニャンに対してモンリョンは
罪人を捕まえるのが検事、悪い事してなければ捕まらないよ、と答えます。
モンリョン、やっぱ大人になったね~。
一緒に食事をした後胃が痛くなるモンリョンを心配したチュニャンは慌てて薬局へ走ります。
飛んで帰ってきたチュニャンにモンリョンはまたからかって、愛の力だね~だって

ハクトは検察が嗅ぎ回っていることも判っているので慎重になっています。
そしてテバク企画との話を白紙に戻しました。
その時ペク室長が「我々にはイ検事を黙らせる奥の手が・・・」と言いかけ
ハクトに睨まれて口をつぐみましたがテバクの社長はニヤっとしました。

チュニャンはタニの家に行きます。
そこでタニにハクトは人が変わってしまったけど少しは責任を感じてるのかと聞かれます。

チュニャンはハクトを訪ねて話します。
ハクトの気持ちに振り返らず無視してしまったことを悪いと思っていると。
ハクトは同情はいらないけどずっと待っていると答えます。
するとチュニャンは私も昔のハクトに戻るまで逃げずに待ちますと話します。
ハクトもなんだか気の毒になってきたなぁ。
きっともう後にも引けず、かと言って今更諦める事も出来ず・・・・

 帰り道のモンリョンを尾行する車がいます。
テバク企画のやつらがモンリョンに嗅ぎ回るなと忠告に来ました。
負けてないモンリョンは、死ぬまで追ってやると強気に出ます。
その報告にムカついたテバクの社長はペク室長のあの日の言葉を思い出します。

ペク室長は例の事件の事を話しこっそりダビングしてしたビデオテープと共に
テバク企画へ寝返りました。そしてハクトともう一度手を組むよう持ち込みます。
そしてハクトが乗らなくても自分達だけでこのビデオを公表するつもりだと。

ハクトはこのビデオをダビングしモンリョンとチュニャンの元へ送ります。
あの日駐車場で女が「助けて~」と叫ぶ所に一緒に映っているモンリョンの姿。
これを初めて見たモンリョンはこれがハクトが握っていたものだったのかと理解します。

ビデオを手にしたモンリョンとチュニャンはそれぞれハクトの元へやって来ます。
「彼をつぶしたら私が振り向くとでも?」
「僕をつぶしたら彼女が振り向くとでも?」

「愛してるから絶対にあきらめない」
「私の全てをかけて彼を守ります。愛してるから。」

「みんな不幸だわ。私もモンリョンも、そしておじさんも・・・」と言い部屋を出るチュニャン。

自分がどんな手を使ってでも二人の愛に変わりがなく、お互いが自分を犠牲にしてでも
相手を守ろうとしている姿を見てハクトはかなり悩んでいるようです。
そりゃそうだよね。どんなに汚い手を使ってでも別れさそうとしているのに
二人の間にある気持ちは全く変わらないんだもん。
だんだん自分がアホらしくなってくるんじゃないかな?

チュニャンはビデオをばら撒かれない様に自分が去ろうと荷造りしています。
そこへモンリョンがやって来て言います。
もしばら撒かれたらレイプ魔と言われ検事もクビになるだろうけれど
チュニャンさえ信じてくれていたらそれだけでいい、と。
そして「お前のために頑張るから信じてついてこい」と。
泣かせるね~、イ・モンリョン

でもチュニャンは辛い思いをするだけだからもうあきらめようと言います。
「私たち この世では縁がないみたいだね・・・結ばれない運命なの。」
弱気なチュニャンにモンリョンはもう逃げるなと言い帰ります。


チュニャンとモンリョンの二人の気持ちが痛いほどわかったハクトは
あれほど執着して持っていたチュニャンに贈ったネックレスを
するりと自分の掌から落としました。
あのネックレスをいつも握り締めチュニャンを自分の手中に治めていることの
表れを示していたのにこれを離したと言う事は・・・・

テバク企画を内偵中のモンリョンは賄賂や不法な株取引など出てきました。
それに比べ意外とクリーンなトド企画。
まずはテバク企画から捜査のメスが入ります。
焦り始めたテバクの社長はハクトに会い合同記者会見を行う事に。

 記者会見はハクトとテバクの社長そしてあの事件にかかわったカン・ミン。
事件の時の監視カメラの映像を記者達に公開します。
映像を見た記者からもう一人映っていたのはソウル地検のイ検事では?との質問が出ました。
「その通りです。」と答えるハクト。
当時の事を詳しく話してと言う記者に対しミンが答えようとすると横からハクトが、
「まだお見せしていない映像があります」と言いもう1本テープを取り出します。
そこにはモンリョンの前で女が自分で服を切り裂き「助けて~」と叫ぶ姿が映っています。
ハクトは続けて、あれはミンを売り出すための作られた事件だったと話し謝罪をします。
記者会見場に駆けつけていたモンリョンとチュニャン。
ハクトは二人の姿を見て会場を後にします。

マスコミから一斉に攻撃を受けるハクトを訪ねるチュニャンに、
これは君を苦しめた代価だと言います。そしてもう戻っていいよと。
チュニャンはおじさんの幸せを祈っていますと答えます。

ハクトとの関係に一件落着した二人。
モンリョンから再婚しなきゃの言葉が!
俺は急がないけど俺がいないと困るだろ~なんて言ってからかってます。

しかしハクトに裏切られたテバク企画は全ての計画がパーになり
社長は大暴れ。ペク室長にハクトの弱みを聞き出します。

一旦釜山に戻ろうとしていたチュニャン。
チュニャンがハクトの弱点だと知ったテバクの社長はチュニャンを拉致します。
ハクトの元に連絡が入りすぐにモンリョンにも伝えます。
テバク企画に令状が出たモンリョン達は早速出動します。

テバクの屋上に連れて行かれたチュニャンだったけれど
意外と負けてない様子でチンピラたちに反撃しています。

先に着いたハクトは社長と話します。
今までのテバクのあくどいやり方をいろいろ話しながら、この間の白紙になった企画を
もう一度やり直そうと話します。

その間に到着したモンリョンや警察たち。
テバクの中にいるチンピラ達をバッタバッタとなぎ倒し、社長達のいる部屋へ。

 部屋に乗り込むモンリョンたち。
「証券取引法及び外為法違反で逮捕する」との声が。
馬鹿にした様子のテバクの社長はどうやって逮捕するんだ?と強気に出ます。
しかしモンリョンは「令状もあるし」そしてハクトが「証拠もある」と言い
ポケットの中から今までの会話を録音したレコーダーをモンリョンに渡します。
一斉逮捕で大暴れの建物内。
チュニャンを探しに屋上へ来たモンリョンたち。
そこでも乱闘が繰り広げられモンリョンがチュニャンを見つけた時、
屋上の端に立っていたチュニャンは真ッ逆さまに屋上から落ちてしまいます
それを見たモンリョンも何も考えず飛び降ります。

 そこで春香伝の頃の映像が差し込まれます。
ハクトがこの世が無理なら来世でそなたを手に入れようと言うと
チュニャンはこの世でも来世でも心を委ねる事はございません、
私には旦那様だけです・・・・・
というくだりが・・・・

この記憶と共にビルから落ちる二人。
が、落ちた下にはちゃんと安全マットが敷いてありました



 今回のお手柄で新聞の一面を飾っているモンリョン。
デートをする二人だったけどチュニャンは今度こそ留学の準備をしなきゃと言います。
絶対行かせないと言うモンリョンは「結婚して子供を産んで、逃げられなくなったら行け」と言います。
子供みたいなモンリョンに昔のように「あの時計台まで10分で行って来たらね」と言うチュニャン。
そんなチュニャンを抱きしめキスをします

「10分も待てない、結婚するか今言え!!」と言います。
「モンリョンと結婚する」
あ~よかったよ~。幸せそうなチュニャンの顔。ここまで来るのが長かったよね~



 さて結婚式当日、晴れの日にモンリョン遅刻しています。
参列しているモンリョン父は「この日を10年待ったんだ、10分ぐらいなんだ!」
お父さん最後までいい味出してます。

チュニャンは携帯で早く来いと怒ってます。
渋滞にはまるタクシーを降り走り出すモンリョン。
まるで昔チュニャンに言われよく走って帰ってきていた時のように猛ダッシュしています。
教会には勿論ジタセットやチェリンもお祝いに駆けつけています。
教会へ向かう道の途中にハクトが立っています。
猛ダッシュするモンリョンの姿を見て「相変わらずだ」の一言。

教会につくなりチュニャンから激しく怒られているモンリョン。
二人の姿を見たジタセットは「前世で敵同士だったのかもよ?」と。
でも・・・
 「この世が終わっても」
 「次の世が始まっても」
 「永遠に」
 「お前だけを」
 「愛するわ」
と「春香伝」の夢龍と春香と現在のモンリョンとチュニャンが交互に誓い合っています。
あの時代からずっと二人は愛し合っているんです・・・・


 最後のチュニャンの台詞「サランハルケ(愛するわ)」の所のチェヨンちゃんの言い方が
なんとも可愛くて、やっと本当に幸せになれた二人に拍手です


 ~最後に一言~
 初めは特に注目して見始めた訳ではなかったこの作品でしたが、
(実は最初はKNTVで同時期にやっていた「乾パン先生とこんぺいとう」を夢中で見ていました・・・・)
いつの間にやらこちらの作品の虜になっていました。
初めはモンリョンのチュニャンへの態度に苛立ち、チェリンの大人気ない意地悪に
テレビに向かって文句を言い、最初は大人なハクトに好感を持っていたものの、
いつの間にやら憎っくき存在になりました。
でもずっと変わらなかったチュニャンのモンリョンへの気持ちと、
モンリョンの最初と最後では人が変わったんじゃないかと思えるほどの成長ぶりに
大きな好感が持て、大好きなドラマになりました
モンリョンの悪戯っぽい笑顔とチュニャンのモンリョンを大好きな心で溢れている笑顔が
私を幸せな気持ちにしてくれる素敵なドラマでした。
おしまい。


《追記》

このドラマのOSTについて触れるのを忘れていました。
これまたいいんですよ~
オープニング曲の♪ノンノンノンノン~から始まり、
あの切ないシーンで必ず流れる♪イ パボヤ チンチャ アニヤ~の「救急室」など
捨て曲ナシのOSTです。