毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『シークレットガーデン』

2011-11-24 23:12:30 | 視聴済みドラマBOX



出演:ハ・ジウォン(キル・ライム役)、ヒョンビン(キム・ジュウォン役)
   オスカー(ユン・サンヒョン役)、キム・サラン(ユン・スル役)
   イ・フィリップ(イム・ジョンス役)
脚本:キム・ウンスク 演出:シン・ウチョル 『オンエアー』『シティーホール』
SBS 2010年 全20話 公式HP→ここ


 キム・ジュウォン(ヒョンビン)はいとこであり歌手であるオスカー(ユン・サンヒョン)の
スキャンダルを解決しようとして、キル・ライム(ハ・ジウォン)をスキャンダルの相手と
間違えたのが出会いの始まり。しかし、ジュウォンは偶然と間違いで出会ったはずの
ライムの姿が頭から離れず、結局彼女に近づくためライムが働くアクションスクールの
オーディションを受けることとなります。
ジュウォンはアクションスクールやライムの家を何度も訪れ、立て続けに猛アプローチをかけます。
そんな中、二人が済州島で偶然立ち寄ったある民宿の主人から酒をもらい、それを飲んだ次の日、
二人の体が入れ替わっていたのです!ライムになったジュウォンとジュウォンになったライム。
あり得ない出来事に驚きを隠せない二人でしたが、相手の人生を生きながら、むしろより深く
お互いを理解するようになり、ライムは次第にジュウォンへと心を開いていきます…。



個人的にはあまり好きではないファンタジー系。
しかしこの作品はとっても楽しめました。
そしてこれまた正直な所、あまり好きではなかったハ・ジウォンちゃん主演作。
が、しかしこれまた不思議なほど嫌味がなくジウォンちゃんを見続けることが
できました。
それどころか、ショートカットになったジウォンちゃんはとても可愛いらしかったです。


 それにしてもヒョンビンはやりよるねぇ~。
キスシーンやらその他いろいろ、女の子を扱うシーンがお上手



それを見ているだけで‘キャッキャ’と言える作品です。

 
 それよりも私がとっても気に入っていたのが、オスカーのキャラ。
‘韓流スター’の役なのですが、「あぁ自国ではあんな感じなんだろうなぁ」と
想像ができるような、見事な‘韓流スター’ぶり。



 男女が入れ替わるという、どこかで聞いたことがあるような(?!)話が軸にありますが、
それプラス登場人物それぞれが持っている苦悩や秘めている思いなんかが交差して、
なかなか最後まで楽しめる作品だったと思います。
こういう作品は見ていて、ドラマとして純粋に楽しめる作品だなぁと思います。


イ・フィリップも低音のいい声で、なかなかの存在感を出していて、
ヒョンビン、ユン・サンヒョン、イ・フィリップの誰かに感情移入をして
見ていたら楽しいんじゃないでしょうか。
なかなかのいい男祭りです。




『私の期限は49日』

2011-11-23 20:57:36 | 視聴済みドラマBOX


出演:イ・ヨウォン(ソン・イギョン/シン・ジヒョン役)、
   チョ・ヒョンジェ(ハン・ガン役)、ナム・ギュリ(シン・ジヒョン役)
   チョン・イル(スケジューラー役)、ペ・スビン(カン・ミノ役)
   ソ・ジヘ(シン・インジョン役)
脚本:ソ・ヒョンギョン 原題:『49日』
2011年 SBS 全20話 公式HP→ここ


 シンガ産業社長のひとり娘ジヒョンは、不意の事故で生と死の境界に立たされる。
しかし、冥府の“予定”にない死であったため、この世とあの世をつなぐ
仲介者=“スケジューラー”は彼女に条件付きで生き返る機会を与える。
その条件とは、「血縁者以外の、彼女を心から愛する3人の涙を得ること」。
「27年間の人生で、本当の涙を流してくれる他人の3人くらい、いないはずがない」―。
しかし、彼女は生きている間に気づけなかった、自分の人生の“裏側”と向き合うことになる。


 あぁ、とても良い作品でした。
若手の俳優陣でしたが、とても良かったと思います。


 イ・ヨウォンちゃんはさすがの演技でしたね。
生きる気力を失っているイギョンと憑依するジヒョンの演じ分け。
同じイギョンでも気力を失っている時とイスと暮らしていた幸せな時の演じ分け。
一体何が彼女をあんな風にさせてしまったのか、その陰気な雰囲気に
グイグイ引き込まれていきました。
 そしてペ・スビンさんとソ・ジヘちゃんの悪役ぶりも良かったです。
生い立ちに対する劣等感を持つ男と愛する人に対する女の執念とも言えるものを
存分に演じきっていて、そのおかげでジヒョンの純粋さが際立っていました。
あとチョン・イルくん演じるスケジューラーがファンタジーな役の割には
すんなり見れて、なかなかキーとなるキャラでしたね。


(話には関係ないのですが、イルくんの指がものすごく長くてキレイな事に、
今回見ていて発見してしまいました。ビックリした!!)


 ここ数年の間に何人かの身近な者を亡くした私は、‘49日’という日々を
とても興味深く見ていました。
人の死は何人見送っても慣れるものではないし、いくら生前尽くしたと思っても
「いや、まだしてあげられたことがあったはず・・・」と後悔することもある。
だけど亡くなったからといって、縁が切れるわけでもなく、その人との関係が
そこで終わるわけではないので、この作品を見ながら自分の身近な人との別れを
重ね合わせて、より深くいろんな思いが重なって前向きな気持ちになることが
できたような気がします。

個人的にはファンタジーはあまり好きではないのですが、この作品は
割とすんなりと話に入っていくことができて、違和感無く見終わることが
出来ました。
温かい涙が流れる作品でした。



私の期限は49日 プロモクリップ