毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『勉強の神』

2010-07-28 19:56:51 | 視聴済みドラマBOX
出演:キム・スロ(カン・ソクホ役)、ユ・スンホ(ファン・ベクヒョン役)
   コ・アソン(キル・プリプ役)、イ・ヒョヌ(ホン・チャンドゥ役)
   ペ・ドゥナ(ハン・スジョン役)、オ・ユナ(チャン・マリ役)
   ジヨン(ナ・ヒョンジョン役)、 
KBS 2010年 全16話 原作『ドラゴン桜』 公式HP→ここ


 日本の漫画『ドラゴン桜』を原作とした作品で三流高校でビリを走っている学生が
名門大学の入試特別クラスに入って起こすエピソードを描く。



 日本でもドラマになっていた作品のリメイク。
私は日本のドラマを見ていなかったので、話の内容も全然知らずに
この作品を見始めました。
だけど見終わってから日本の作品の出演者を見てみたら、
学生役がかなり豪華なキャストだったんですね。
スロさんが演じた役は阿部ちゃんだったし、「見ておけば良かった~」と
一瞬後悔しました。

日本のドラマの話はさておき、こちらのドラマの学生たちもなかなか
良かったんじゃないですか。



主役のプリプはグエムルの女の子。韓国では珍しい感じの‘ブスカワ’です!!
そしてまたプリプっていう名前が可愛い。意味があるのかよくわかりませんが、
音感がなんかめっちゃ可愛くて気に入りました。
そしてT-araのジヨン。顔が真ん中に寄ってる系の女の子です。
男の子は名子役の2人。


 以前から言われていますが、ユ・スンホくんは本当にふとした所が
ソ・ジソプとそっくりです。
ちょっと眉毛が太すぎるのでそこだけちょっとだけ気になりました。
そしてイ・ヒョヌくん。彼も可愛いですね。
この二人は『太王四神記』にタムドクとチョロの子役で出演していました。

 個人的にはペ・ドゥナちゃんやオ・ユナさんも好きな女優さんなので
見ていて楽しかったです。
個性的な先生方も面白かったのですが、国語の先生をしていたのが、
平行して見ていたドラマ『白い嘘』の嫌な女ナギョンだったので、
‘おっ’と一瞬身構えてしまいました。

 受験勉強を頑張っていた頃を少し懐かしく思い出した作品でした。



『宝石ビビンバ』

2010-07-13 20:33:26 | 視聴済みドラマBOX
出演:イ・テゴン(ソ・ヨングク役)、コ・ナウン(クン・ビチュイ<翡翠>役)
   ソ・イヒョン(クン・ルビ<ルビー>役)、イ・ヒョンジン(クン・サノ<珊瑚>役)
   イ・イルミン(クン・ホバク<琥珀>役)、チェ・アジン(ソ・クッスン役)
   ハン・ジニ(クン・サンシク役)、ハン・ヘスク(ピ・ヘジャ役)
MBC 全50話 2009年~2010年 公式HP→ここ

4種類の宝石(翡翠、ルビー、珊瑚、琥珀)という名を持つ4人の姉弟の物語。


 韓国ドラマのファミリーを描いた作品ではありがちな、たくさんの人が出てきて
あっちもこっちもいろんな事が起こるホームドラマです。
だけどどの登場人物も個性があって、魅力的でとっても楽しい愛すべき作品でした。

まずイ・テゴンさん演じるヨングクとビチュイカップル。
長男と長女でとてもしっかりしている二人は、お互い惹かれあっているけれども
始めは慎重な二人でした。長男であるサノのカップルも外交官を目指しながらも
実家に同居して、彼女の父親の病気の事も考慮して早く結婚をするなど、誠実な
所がありました。
それに比べて次女のルビと次男ホバクは結構自由な感じでした。
ルビは医者とカイルであっち行ったりこっち行ったり?!でホバクは動機不純な感じで
クッスンに近寄り始めたり。
兄弟姉妹にありがちな特徴もにじみ出ていたような気がしました。




 そんな子供達だけど、このドラマがそれだけで終わらないのは、親や祖母たちも
面白いというところ。
4姉弟の親は子供達に愛想をつかされ、早々に家を追い出されます。
そしてまさかの父に外で出来た子供が!両親のそれぞれの母親(祖母)たちも
恋愛をしたり、なぜかブラウンアイドガールズの振り付けを踊ったりするし。
 そしてその他の要素で言うなら、認知症の姑の介護。
自分の親であっても大変な介護をビチュイは愛情を持って姑に接します。
いろんな現代の家族のあり方や家族の問題を提起しながらも、乗り越えていく
どこの家にも起こりえるような事を描いた作品でした。

 父親が外で作った子(テジャ)を家に連れてくるんですが、その子供が
超可愛いんですよ。
演技というより家族がいる居間をちょろちょろしてるだけなんですが、
大人が演技をしているとそこに寄って来て「あ~あ~」言っていたり、
すごく愛想が良くて機嫌よく笑っていたりとめちゃめちゃ可愛いんです。
でお父さんが演技中に「な、テジャ~」みたいな感じでアドリブなのかそれも
台詞なのか、絶妙な感じで言うんですよ。
エンタメニュースか何かで見たのですがテジャはハーフみたいですね。



 結構楽しく毎週見ていたので、終わってしまったのが淋しいですね。
ひとつ残念だったのがルビがカイルとうまくいくのかと思っていたのに
医者の方にいってしまったことですかね。
でもあの医者の母を上手くやりこめているようだったのでルビらしいといえば
ルビらしかったのですが!!


『明日に向ってハイキック』

2010-07-08 00:24:38 | 視聴済みドラマBOX
出演:イ・スンジェ(イ・スンジェ役)、キム・ジャオク(キム・ジャオク役)
   チョン・ボソク(チャン・ボソク役)、オ・ヒョンキン(イ・ヒョンキン役)
   チェ・ダニエル(イ・ジフン役)、ファン・ジョンウム(ファン・ジョンウム役)
   シン・セギョン(シン・セギョン役)、ユン・シユン(チョン・ジュニョク役)
   イ・キグァン(カン・セホ役)、チン・ジヒ(チョン・ヘリ役)
   ソ・シネ(シン・シネ役)、ユ・インナ(ユ・インナ役)
MBC 全126話 2009年 公式HP→ここ


 
 小さな食品会社を営む家長のイ・スンジェは、長男、長女と娘婿、孫2人の大家族。
6年前に妻と死別したスンジェは、高校教師の長女ヒョンギョンが務める学校の女教頭と
恋に落ちる。スンジェの再婚話にヒョンギョンは猛反対。しかし反対を押し切り再婚。
教頭のジャオクはイ・スンジェ家の一員となり、ヒョンギョンとジャオクのバトルが
学校だけでなく家でも始まる。一方、長男ジフンは本やTVばかり見ている少々自閉気味。
ある日、田舎から出てきたばかりの姉妹と出会う。借金に追われた父と別れ、上京してきた
訳あり姉妹だ。初めての都会に目を白黒させる姉妹を見て、ジフンは2人を自分の家に
家政婦として迎えることになるのだが・・・。




 とっても面白かったシットコム『思いっきりハイキック』のパート2ですが、
スンジェさんを除いてガラリとメンバーが変わりました。
『思いっきりハイキック』がとっても好きだったので、この作品を見るにあたって
とっても楽しみに見始めました。
ところが最初見始めた頃は、楽しいみだという波に乗れなかったんですよ。
子役のヘリがあまりにもひどい性格だし、ヘリの母もちょっと身勝手な感じもするし、
あんまりあの家のこと良く思えなくて、前のハイキックの方が面白かったなって
思っていました。
 でも途中で止めずに見続けていくと、彼らのキャラにも段々慣れてきたり、
愛着も覚えて、だんだん面白くなってきました。

 あとコメディの中でも恋愛もあって、まずはスンジェさんとジャオクさん、
ジョンウムとジフンそしてセギョンの恋心とジュニョクの片思い。
インナカップルもいました。


 やっぱり一番強烈な印象を残したのはチョン・ヘリ役のチン・ジヒちゃん。
最初はこの性格どうなる事かと思ったり、下品なことも多いなぁと思って
あまり良い印象がなかったのですが、慣れって恐ろしいもので、見ていくうちに
ヘリが愛おしくなってきたりして、最終回の少し前の回でのヘリとシネの
やりとりなんて本当に可愛くて悲しくて、シネちゃんはもちろんの事、
ジヒちゃんと共に名子役でした。




 あとこの作品で名前を売ったのが、ファン・ジョンウム、チェ・ダニエル、シン・セギョン
ではないでしょうか。
ファン・ジョンウムはシュガーのメンバーであゆみと同じグループだったんですよね。
チェ・ダニエルに関しては、このハイキックを見ている最中に平行して見ていたドラマ
『彼らが生きる世界』のヤン・スギョン役がとても印象的だったのですが、
そのヤン・スギョンとイ・ジフンが同じ人とは思えないほどで、ジフンの方は
とてもかっこ良かったです。




そしてシン・セギョン演じるセギョンは若いのに陰があって声のトーンも
落ち着いているし、あまり笑ったりしないし、コメディの中では少々異質な
キャラクターでした。



 その異質なキャラクターがですよ、最後の最後にエライ結末へ導いていく訳ですよ!!
実は韓国で放送された翌日の記事でこのドラマのラストが書かれていた
ネットの記事をつい読んでしまって、驚愕のラストについてはうっすらと
判っていたんですよ。
でも自分の目で確かめるまでどのようにラストを迎えるのか、期待半分、不安半分で
最終回を迎えたのですが、やっぱり驚愕でした。
あんまりにも今までの馬鹿馬鹿しいシットコムの最後とは思えないような終わり方。
だけど個人的にはあんな終わり方もありかなぁと思ったりもします。
最後の二人の会話の下に時間が出てきたのがすごく切なかったですね。



 とにかくなんとも切なくて最終回以前の125話が全部吹っ飛んでしまうような
ラストでした。


追記:そういえばこの作品カメオ出演される方が結構いらっしゃって、
前作の「思いっきりハイキック」に出演していたキム・ヘソンくんや、
チョン・ジュナさん、チョン・イルくんにキム・ボムくん。シンジも出てたなぁ。
ビックリしたのがジフンの元カノ役で男装をしながら出演していたイ・ナヨンちゃん。
そして何より一番ビックリしたのが、あのヘリの将来の姿で出演していたのが
パク・シネちゃん。ジュニョクの友達のセホと将来結婚してたヘリでした。



祈る。

2010-07-02 23:13:40 | ちょっと一言

 どうしてこんな事が。

お父さん、お母さんの気持ちを考えると何とも言いようがない。
ジソプの涙を見るともらい泣きをしてしまいます。

ジソプの腕の中の遺影はとてもやさしく穏やかな笑顔で、
友人に擁かれる彼の笑顔はとても安らかに見えます。


 どうか安らかにお眠り下さい。