出演:コ・ス(チャ・ガンジン役)、ハン・イェスル(ハン・ジワン役)
ソン・ジョンホ(パク・テジュン役)、ソヌ・ソン(イ・ウジョン役)
脚本:イ・ギョンヒ(『ごめん、愛してる』『ありがとうございます』)
2009~2010 SBS 全16話 公式HP→ここ
頭脳明晰なガンジンは、全国でもトップクラスの成績を収めながらも、
拳が先に出る性格のため、各地の学校を転々とする生活を送っていた。
水商売じみた店で働き、女手一つでガンジン兄弟を育てる母と、“最後の転校”
ということで訪れた母の縁故地の田舎町で、ガンジンは地元の韓医の名家の娘
ジワンと出会う。
ある日、ちょっとしたいざこざの最中に、ガンジンは父が唯一残したペンダントを
河原でなくしてしまう。その騒動の一因を作ってしまったジワンは、人知れず川で
ペンダントを探そうとするが、そこへ田舎からソウル大に進学した自慢の兄が
帰ってきて、ジワンを手伝って川に潜るうちに水難事故で帰らぬ人となってしまう…。
8年の月日が流れ、ガンジンはアメリカ留学を経て新進気鋭の建築デザイナーとして
ソウルの大企業に就職。血の気が濃いのは相変わらずで、会社の重役にも食ってかかる。
そんな中、勤め先の秘書室の友人から代理で出席を頼まれた婚約発表会に出席した
ガンジンは衝撃的な光景を目の当たりにする。
時間になっても姿を現さない新郎、そしてその事実を健気にもとつとつと説明して
謝罪をする新婦の姿―。見覚えのある顔に慌ててめくった招待状には、“
ハン・ジワン”の名があった…。
クリスマスとは全く関係のない季節に日本で放送されてしまった作品です。
『ごめん、愛してる』や『ありがとうございます』の脚本家の作品なので
韓国での視聴率はあまり良くなかったようですが、(『アイリス』や『推奴』と
同時間帯だったそう)多少期待をして見始めました。
最初は面白かったんですよ。
中盤までは結構楽しく見ていたのですが、なんとなく最後のほうは
どうでも良くなってきた感がしてきました。
まずコ・スくん。
彼は男前ですねぇ。『ピアノ』や『グリーンローズ』も良かったですし
彼は害がなくずっと見ていられる男前ですよ。
そして私が好きなソヌ・ソンさん。
『内助の女王』で初めて見てから、彼女の持つ雰囲気が大好きです。
そんな4人の主人公の中でどうしても私の目から見て演技が浮いて見えるのが
ハン・イェスルちゃん。
彼女、美人だしスタイルもいいし明るい感じで見ている分には良いのですが
私が思うに、彼女声がダメなんですよ。
(そういう人を私は「声が大根」と呼んでいます。日本でいうなら藤原紀香)
ぶっとんだ感じの女の子役なら良いのですが、今回のジワンのような役には
彼女の持つ雰囲気があまりいかせていなかった様に思いました。
いつもよりメイクも薄いし、そうなると普段あんなにキレイなイェスルちゃんなのに
ソヌ・ソンさんと並ぶとすごく薄~い顔になっちゃうんですよ。
それにしてもガンジンの母、そしてジワンの父母、なかなかのツワモノぞろいでした。
自由奔放なガンジンの母ですがそんな母をとても愛しむガンジン。
あの場末の店のママさんは、すごかったです。
ジワンにしてもガンジンにしてもお互いの親のせいで、自分の行きたい道を
行けなくなってしまったりするのですが、やはり向こうのドラマは親がとても
大切なので、自分を犠牲にしてでも親なんですよね。
親の業が子供にまで回ってくるのが、ちょっと可哀想でした。