おはようございます。
全身が筋肉痛です(笑)
屋久島で印象的だなと感じたのは、島を作る花崗岩です。屋久杉が長く育つのもこの花崗岩の影響が大きいし、いたるところに露出して、我々の目を奪います。
トローキ滝。一見、森の中に見えますが、海へ直接注ぐ珍しい滝なんだそうです。
反対側はすでに海です。
滝が滑り落ちているのが花崗岩です。トローキとは轟くという意味。大雨の後はものすごい轟音を響かせて落下するんだそうです。
そしてこちらは、屋久島でいちばん大きな滝。
大川の滝。落差88m。
大迫力です。写真の10倍くらいの感じでイメージしてください。
やはりここでも迫りくる花崗岩が印象的です。
滝を見ながらお昼ご飯。マイナスイオンをたっぷり浴びて、降り出した小雨にもちょっぴり濡れて…。もう雨は気にならなくなりました。なんてったって、ひと月に35日降るそうですからね。
黒潮の海にぽつんと浮かぶ屋久島。1400万年もの昔、プレートの移動で四万十層ができたときに、溶け出したマグマが地下12m付近で特殊な冷え方をして花崗岩になりました。そして、その後それが隆起して屋久島が出来上がったそうです。
そんな島を仲間と満喫。
黒潮の海は、暖気を運び上昇気流を作り出し、風を呼びます。温められた海水は水蒸気となり、風に乗って屋久島へと流され、そのそそり立つ森を駆け上ることで一気に冷やされます。それが雲となり雨を降らせるのです。
そしてその水は川を下り、海へと還る。そのときに一部の花崗岩は押し流され、その勢いに砕かれて、小さくなり、角が削れていきます。
屋久島の海岸は小さくなった花崗岩で埋められていました。
水が巡り、岩が砂へ。大自然の大きなパワーを感じさせてくれます。
この浜にはウミガメたちの命をも育んでいます。
そんな浜で思い思いに過ごす夕暮れ。
最高に贅沢な時間です。
、
空には雲が垂れ込めていましたが、その隙間から光がシャワーのように海面に降り注ぎ、幻想的な光景に魅了されました。
地球のエネルギーが岩盤を持ち上げ、島を作り、水が巡り、命が巡る島。この地に立つと、悠久の時の流れを肌で感じられるような気がします。
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