北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

天壇公園でまさかのカラオケ大会 絶賛開催中!

2012-09-10 19:13:55 | 北京暮らし 中国のひとびと

さて、一通り世界遺産・天壇公園を参観しました。

が。

 

この素晴らしい祈年殿の周囲で、大音量の昭和歌謡風ミュージックがガンガン聞こえてくるのです。

 

 

 

そこで、音のする方へと近づいていくと。

 

 

 

 

あ! なんか人が集まってる!

ここかな?

 

 

 

・・・・・違いました。

 

 

 

 

 

ここは、二胡好きさんのグループでした。

あちこちで聞こえる二胡の演奏。

そして、その前に立つおばちゃんはというと。

 

 

 

高らかに、いかにも中国って感じの(京劇で聞いたような)を歌ってました。 

 

いいなあ。

私もいつか天壇・二胡デビューして、その時にはやっちゃんに高らかにうたってもらおう。

 

 

 

 

おっと、肝心の昭和歌謡ですよ。

いったいどこから聞こえてくるのかな???

 

 

 

 

むむっ!?

あの人だかり。 もしやあれか??

 

 

 

 

そうでした!

真ん中でマイク持って、おっちゃん、歌ってます。

 

 

 

 

高らかに、酔いしれて、大いに歌い上げてます。

 

 

 

が、私の目を釘づけにしたのは、その背後にいる“why~???”みたいなポーズの、アニマル柄が目に眩しいおばちゃん。

 

実はこのおばちゃんを含め、カラオケ広場では。

 

 

 

 

数人のダンサーがカラオケに合わせてゆる~く踊ってました。

無表情で真剣に踊っている様がなんとも不思議。

 

 

歌に合わせて振付が決まっているのか、それともみんな好き好きに踊っているのかは不明。

というか、カラオケに合わせて踊ってるよ、おばちゃん!って現実に圧倒されて、そこまで冷静に観察することができない、まだまだヘタレな私なのでした。

 

 

ちなみに、歌っていたのはほんの数人の男性、歌はそこそこ上手で、中には観客からおひねりをもらっちゃう人も。

 

 

「有難う! みなさん! ご声援、有難う!」

 

 

って、完全に歌手気取りやん。

 

 

 

 

青空カラオケ広場のすぐ隣は、ごくごく普通の散歩道。

晩御飯の材料なのか、セロリの束を抱えたおばちゃんが、ゆっくり歩いていきました。

 

 

 

さ~て、世界遺産も堪能したし、カラオケ大会も楽しんだし、そろそろ。

 

 

 

 

東門へ向かう『七十二長廊』を通って帰りましょう。

 

 

 

なが~く続く長廊。

まったりするには、そりゃあもう最適。

 

 

なので、北京のみなさん、思い思いに楽しんでおられまして。

 

 

 

 

将棋をさす人。

 

 

 

 

編み物をする人。

 

 

 

 

こちらは・・・合唱グループですね。

 

 

 

 

一番多いのは、トランプに興じる人々。

 

 

 

 

人々の憩いの場、天壇公園。

楽しい時間を有難う!

最後にもういちど、長廊の向こうにそびえる祈年殿を遠くからパチリ!

 

 

 

・・・およよ??

 

 

 

 

なんか、左手前に写りこんじゃったよ!?

 

 

 

こっ、これは!

 

 

 

 

例の頭に直接かぶる傘ではないですかっ!?

 

 

 

 

なるほど~。

こんな風に頭にセットしていたんですね。

 

 

 

というわけで、最後の最後まで楽しめる天壇公園なのでした。

 

 

バックダンサーを従えて高らかに・・・。  気持ちよさそう!