北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

『大里』 レトロな雰囲気で雲南料理を 

2012-09-01 22:08:19 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

今日から9月。

気持ちも新たに張り切りまっせといきたいところなのに。

 

空気汚染指数はVery unhealthy。

昨日、おとといの数値は300越えだったことを考えるとマシと言えばマシだけど。

 

 

 

 

どんよりよりより。

月初のやる気を根こそぎ奪ってくれる北京です。

 

 

こんな時はそう、美味しいものを食べるに限る!

安直ですがそういうわけで、私にとっては初めての雲南料理を食べに行きました。

 

 

 

その店は、胡同(古い街並み)の中にひっそりある、まあ隠れ家的なお店なのですが。

 

 

 

ごくごく普通の狭い路地。

 

 

 

 

ほんまにここで合ってるん?と不安になりそうだけど、大丈夫だ。俺についてこい。

 

というわけで、ごく普通の人々がまったりくつろぐ路地に、そのお店はありました。

 

 

 

 

ここが入り口。

四合院(伝統的な家屋建築)を利用した雲南料理のお店『大里』です。

 

 

 

 

お店のカードがまた可愛い!

まるで電車のチケットみたい。

 

 

 

 

店内もまた素敵空間で、なんとなくアジアンリゾートに来ているような気分。

 

 

 

 

中庭でまったりご飯を楽しみたいのはヤマヤマですが、この汚れきった空気ですし、今日のところは屋内でよろしくお願いします。

 

 

 

 

そんな屋内は最初かな~り蒸し暑かったのだけど、雰囲気はよろし。

 

 

 

さりげなく置いてある陶器や雑貨、布なども、

 

 

 

雲南チック(・・・だと思う。たぶん。←てきと~)

 

 

 

さて、ランチを食べるにあたって私たちが選ぶのは飲み物だけ。

ここは雲南ということで。

 

 

 

プーアル茶。

 

 

 

お料理のメニューはなし。

128元(約1500円)のおまかせコース1つだけ。(一応好き嫌いは聞いてくれます)

それではここから、一気にお料理紹介を。

 

 

 

サラダ(春菊のようなほろ苦い味。 ドレッシングは黒酢ベース)

 

 

 

 

ミントと湯葉の和え物。

かなり大きめのミントで、香りもまろやか。

 

 

 

 

キノコの炒め物。(醤油ベース。ちょっとピリ辛)

 

 

 

 

海老とレモングラスの葉の炒め物。

 

 

 

 

魚。 

表面は、羊肉串などに使うクミンをかなりたっぷり使用した強めの味付けなんだけど、なかはふんわり白身。

なので、サイドに添えられたアジアンチックなタレにつけていただきます。

 

 

 

 

シンプルな野菜の炒めもの。

 

 

 

 

白米と雲南特産の“米線(ライスヌードルの一種)”を選べるのだけどもちろん米線を。

タレは黒糖のような不思議な甘みが・・・。

 

 

 

 

これは・・・何なんだろう?

軟骨のような歯ごたえもあり、添えられたクレープ生地のようなものに包んで食べたけど、どう考えても生地と具のバランスはおかしいぞ。

 

 

とまあ、こんな感じでお腹いっぱい。

雲南省は東南アジアと隣接していることもあって、ハーブや香辛料などふんだんに使うところはアジアンチック。

四川料理ほどではないけど、全体的にほのかにピリ辛。 それほど脂っこくないので日本人の口にも合いやすいかな。

個人的な感想としては、前半はすっごく美味しかったけど、後半はちょっと残念・・・。

 

メニューはその時によって多少変わるそうだし、なんといっても雰囲気が素敵なので、別の季節にまったりしてもいいかも。

 

 

それではそろそろ、帰りましょうか。

と、外を見たら。

 

 

 

 

・・・・・雨?

 

 

 

私たち、自転車で来てるんですけど・・・。

 

 

いやいや、まいったねというわけで、今日の雲南料理レポはこれでおしまい。

 

 

 

少数民族が多く住む雲南省。民族衣装もかわいいのです。

いつか絶対行くぞ~!!!