北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

天壇公園 イジワルおばちゃん現る!の巻

2012-09-08 21:33:12 | 北京暮らし おでかけ編

天壇めぐり。 

2つ目の見どころは。

 

『皇穹宇』です。

入り口からは。 

 

 

 

あ! 円形の宮殿が見えたぞ!

「祭祀の際に皇帝の位牌が置かれた」by地球の歩き方・・・だそうです。

 

 

 

 

この宮殿。昔は緑色の瑠璃瓦だったとか。

今は青瑠璃瓦。

今回、多くの写真はカメラのアートフィルター機能を使ってちょっぴりカラフルに撮ってますが、肉眼で見てもかなりカラフルです。

カラフル好きの血が騒ぐ・・・。 

 

 

で、中はというと。

 

 

 

 

これまたカラフル!

 

 

この中には360匹の龍が飛び交っているとか。

それではさっそく数えてみましょう。

 

 

 

羊が一匹、羊が二匹、羊が・・・zzz

 

 

 

 

 

眠くなったのでやめました。

 

 

 

 

とにかく龍てんこもり!だったのは間違いありません。

 

 

 

 

 

さて、このぐるりと円形に囲まれた壁。

『回音壁』と言い、壁に向かってささやいた声が180度反対側の壁の前で聞こえる・・・・・という、なんともびっくりな壁なので是非とも試してみたいのですが、今日は私一人。無理です。

 

 

ちなみに。

 

 

 

 

何やらささやいている人は結構いたけど、その結果反対側で聞こえたかどうかは不明。

 

 

 

がしかし。

がっかりするのはまだ早い!

 

私一人でもチャレンジできるものがここにはあるんです。

それは!

 

 

 

『三音石』

1枚目の石の上で手を叩くと1回、2枚目の上だと2回、3枚目の上だと3回、こだまが聞こえてくるという、これまたほんまかいなという不思議スポット。

  

が、そんな不思議スポットにも関わらず、手を叩いてる人がだ~れもいない。

 

 

 

みんな、恥ずかしがりだなあ。

ならば私がいっちょ、お手本を見せてあげましょう。

・・・というわけで。

 

 

 

 

石の上に3年。

・・・じゃなかった、石の上で手を叩いてみました。

 

 

 

1枚目の上でぽんっ!

 

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

2枚目の上でもぽんっ!!

 

 

 

 

・・・・・???

 

 

 

そして3枚目の上でもぽんっ!!!

 

 

 

 

 

・・・・・。(し~ん)

 

 

 

 

こだまは聞こえず、人々の注目を集めただけで終わってしまった。

 

 

 

 

おいっ、ガイドブック!

ガセネタかいっ!?

 

 

 

 

とそこへ、中国人団体ツアー客がぞろぞろ。

ガイドさんがなにやら説明しているのでこれはもしやとツアー客に混じって聞いてみたら、やっぱりここで手を叩くとこだまが響くらしい。

 

 

 

 

で、ツアー客の一人がさっそく挑戦してみました。

 

 

 

ツアー客。 大きく一回 ぽんっ!!

 

 

 

ぽんっ!

 

 

 

 

!!!!!

 

こだま!?

今、こだま聞こえた???

 

 

 

 

ツアー客、もう一度、ぽんっ!

 

 

 

すると。

 

 

 

ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ!

 

 

 

・・・って、多すぎるやろっ!!!

天壇、盛りすぎや!

 

 

と思ったら、こだまの犯人は。

 

 

 

 

この左側の、ふくらはぎシップ状態のおばはんなのだった。

 

 

 

・・・それはあかんやろ、おばはん。

 

 

 

あろうことかこのふくらはぎシップおばはんは、観光客が三音石で手を叩くたびに、それに合わせてぽ~んぽ~ん。

歩きながらもぽ~んぽ~ん。

自分がここを去るまでぽ~んぽ~ん。

 

 

 

結局おばちゃんのぽ~んぽ~んに邪魔されて、三音石のこだまは一回たりとも聞こえなかったのでした。