大きな病院の不祥事が相次いでいる。川崎で資格を不正に取得した医師達とか、神戸で
移植手術にかなり高い確率で失敗続きだとか。最近の腹腔鏡手術の失敗事例もある。
近近、川崎まで出かけて(問題になっている病院ではないが)胸部大動脈瘤の診察を受けよう
としている身には、医師不信に拍車がかかる。しかし信頼することがすべての始まりだという
ことも十分わかってはいる。
いずれにしても診察を受けることから始まる。まずは「見立て」を聞いて判断することになる
地元の大学病院の医者からは「難しい手術になるのでそのリスクをとるか、破裂する前に
ほかの病気で死ぬかも分からないのでそのままにして時々CTを撮りながら様子を見るか」の
選択だと言われている。そして「様子見」を勧められた。
友人が楽天的すぎるというほどのんびりやで、また内外を問わず行きたいところに行き
庶民としてはかなり人生を楽しんだとも思っているけれど「あとは野となれ、山となれ」と
突き放すこともできない。ベッドの上だけの世界は避けたいと思うから。