昨日の午後、突然息子からラインが来た。
「金曜日にそちらの方に出張が入ったからもし家にいたら泊まるけれど
都合はどう?」・・・・そんなにいつも旅に出ているわけではない。
本当は明日金曜日の午後は美容院に予約があって、土曜日には庭の
草取りを依頼してあった。共に日にちを変更してもらった。
そしたら今朝、明日ランチに行かないかとメールが入ったのでこれも
来週火曜日にしてもらった。
こうしてみるとわたくしは暇人の最たるものかと思っていたけれど、結構
いろいろ予約や予定があるものである。まぁ、どうにでもなる予定
ばかりだけれど。
息子にはスマホとPCでちょっと見てもらいところがある。
来てくれると助かるのだ。アイホーンに乗り換えたときにはわざわざ
2回ほどきてくれて使えるようにしてくれた。
アップルはドコモやAUでは基本的になぶれないといってアドレスだけ
しか入れてもらえなかったので取説もなく、本をみながら悪戦苦闘していた
所だった。*****
子供は結婚に慣れるまで、転勤に慣れるまではと計画して出産した。
それでも仕事と子育ての両立は大変だった。同じ敷地内の夫の母に
助けてもらいながら何とか過ごしてきたが、息子の入学式に
出たのは幼稚園だけである。
4人の大人の中で育った息子は小さい時は大変な甘えん坊だったが
親が手をかけられない分自立心のある子に育った。
何とかなるものである。
息子への仕送りをしなくてもよくなった彼の就職2年目に
わたくしは仕事をやめて海外旅行を始めた。夫は単身赴任や
海外出張やでいないときがあり、夫の両親は健在だったけれど
生活は別だったので(週1回我が家の方で夕食を共にし、また少し
多めに作って料理したものを両親のもとに届けたりはしたが)
基本的には暇人になったのだ。
それ以来、介護などもあったけれど朝出て夕方帰宅するという
長い拘束時間から解放されて24時間を自分で管理する生活になった。
まったく1人になった今、かなりだらしなく生きている。
でも、人生の最後は気張ることはない、気ままに生きるのもひとつの
生き方だと楽しんでいる。